白夜

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『・・・殴っていいかな?いい加減我慢できなくなってきた』

庄「駄目です!耐えて下さい!」

三郎「にしても良く化けてますねー。流石の私も驚いた」



現状、昼ご飯中の食堂に潜入更に赤い紋章ばかりに腹が立ってきて拳を握る私を止める庄左エ門事化けた田村三木ちゃんに

鉢屋三郎に私、竹谷八左衛門だ。


『これ位出来ないとねー・・おほー、にしても凄い人だかりだ』

私は竹谷になりきり、周りを見渡す

竹谷と三木には承諾を得ている。

私達三人はなるべく六年に鉢合わせして、喧嘩売って紋章を取り除こうという魂胆だ。

因みに拉致ありなので。と言うか強制拉致も含まれるので。



私は現在進行形で笑みが止まらない止まらない

それに五年生が集まってきた


勘「お?竹谷に三郎に田村とか珍しいなー」

竹谷「またお前天女様に近づけなかったのか?」

勘「うるっせーな!あーも六年とくノ一が争っていたら俺達も出る幕ないわ」


そう怒りながら私の両隣に雷蔵と勘ちゃんが座る

私はそれをいい機だと思い右手の事にクロアと話した事を思い出した





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『よしじゃあ解散!』

クロア「都佑、右手に関してだけど、恐らく記憶操作に近い事は出来ると思う。」

『ほう、根拠は』

クロア「まだ捜索中。でも大人数の場所で使うなら気を付けてね。天女には効かない気がする」

『時間停止か。成程、目を付けたねー分かった。時間停止はちょと気を付けるわ。』


私はそう言って竹谷に変装して学園に戻った




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『(三郎、庄左エ門。今から五秒時間を止めるから宜しく)』

三郎「(この人数で時間停止出来るのか?!)」

『(大丈夫。だから固まっておいてねーじゃ)

タイムストップ!』 そう言うと、周りが気付く前に時間が止まり直ぐに私は雷蔵と勘右衛門の首筋にある紋章を潰して

綺麗になくすと時間が動き出した



それに驚いた雷蔵と勘右衛門は辺りを見回していたが、私が説明をこそこそと入れた



『私は都佑の双子の姉で現在天女事件を解決に助けに来たから今はとりあえず普通を装って。

今日の丑の刻に二年ろ組集合。鉢屋と三木もきてね』


「「心得た!」」

雷蔵「僕は一体・・・」

三郎「雷蔵!」

雷蔵「三郎!」


『・・この場は一旦置いておいて、私は久々知も仲間に入れてくるから』


そう小声で言って私は食器を片付けると久々知に腕を回して接触し、更に腕を回した手の位置に丁度紋章があったので

潰して正気に戻させ、今さっきの事を伝えると心得たと言ってくれた。


私は大成功と思いながら食堂を五年で後にした




天女が笑っている様な顔をしているのを誰も見てはいなかった
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