白夜

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仙蔵「どうしたんだ?そんな格好をして」


『それは此方のセリフだね。何故皆して暗殺する格好で来ているのか聞きたいのは此方側だ。』

私は武器を構えて囲まれている事に血を見る事に気分を落す

余りこんな使い方はしたくなかったと言いながらも、私は隠していた武器を全て下に放り出しながら言う



『胡蝶の夢という物を知っているか?これが自分の現実の世界なのかはたまた蝶の夢の世界なのか、

良く分からなくなってしまった私はもう駄目になった。死ぬ事も恐ろしくて現実を見れない。

・・・だが、一つだけ夢かどうか判断が出来る事が出来る。今からそれを実行したいんだが、祭りの日の前日にするものではないな』


私は武器を全て出したかなと思うと準備運動をした

肩や太ももの骨がボキボキと鳴る



留「何言っているかさっぱりわかんねーが、お前が学園を争うとしている事は分かった。」

『私は貴方達が私に死を求めているのしか分からないんだけどねー一応命の恩人じゃなかったんじゃなかったっけ?』

文「はっ!お前本当に夢見てるんじゃねーのか?お前を仲間だとか一瞬も思った事ねーよ」

『そう・・か、ふふふ、ふははははは!!』


私はきゃっきゃと笑って高い声が響く




『そっかーそれなら私も妥協しないで済むから嬉しいな。では、始めようか。』



私は携帯とヘッドフォンを取り出して音楽を鳴らす

前奏が耳の中で鳴り響く中私はどうでもいい言葉を紡いでそのまま敵、忍たまに攻撃を喰らいながら攻撃を仕掛ける



長次が縄を使って攻撃してくるのに後輩にまかして小平太の攻撃を避けて留三郎の鉄双節木昆を出してきたので後ろからの

兵助の寸鉄に火花を散らさせる。

おほーと言いながらも次々と武器暗器と繰り広げられる此処は最早地獄絵図と化していた

誰も惑わされては居ないと判断した私は直ぐに瓦の方に身体を動かして着地成功した後そのまま逃げる様に忍術学園から走り出す

後ろから待て!と声がするが、これ以上被害を出したくないし、忍たまを殺すだなんて自分の身体がおかしくなってもやりたくない。


『私を変えてくれたんだ。忍たまが、この学園がっ!だから、私は彼らを殺す事なんて出来ない!

何で前夜祭にこんな事になるんだ!?タソガレ達も狂っていたら私はもう竜の処に逃げ込むしか手段がない。

・・・それか、故郷の井戸に向かうか?いや、この時代に祖母の家の井戸なんてあるわけない。』



一旦匂いも全て消せるコレを使って此処に潜むか。


そう思いながらヘッドフォンを付けて気配を消して周りを見渡す


↓此処からこの回の『』は都佑の気持ちです。脳内で言い聞かせている様な者なのでスルーしても構いません。



それでは!






































『さて、どうしましょうかね。赤目と青目も綺麗に光っているが、人間に見つかるもんじゃないことは分かった。


とりあえず一年から始末していった方が良いんだろうが、忍たまを殺すのは気が引ける。

気分は乗らないが、気絶させるために攻撃して血生臭い事を避けて逃げるか。』


私は息を潜めて周りに人間が居なくなるまで幾つか策を練っていた

こうなった事も全て 『まず胡蝶の夢を言った後からこうなったと言う事は、この言葉がタブーな事だとわかった。

次にこれが本当に蝶の夢の中の出来事ならば歌を歌ったらそのまま空を飛べたり人を眠りにつけたりと

色々出来るのだが、音楽を今ずっと聞いているがこれで歌って踊っていられる状況ではない。』



『だからと言って全員を気絶させたところでこの状況をどうするつもりだ?

どちらにしても元の世界に帰った方が良い気がしてならない。もう時間切れって事なら

私は土佐の方まで身体を動かして故郷の里まで行こう。


・・・だが、これが夢でなければの話だ。』



『夢の中の話なら別段このまま外に出て死んでしまっても良い気もする

どちらにしても最後は死ぬんだ。それを否定している用では生きているのにも生きている心地がしない。

だからと言ってどうする?

鉢屋みたいな千の顔は出来ないが、またこの世界で暮らすのか?

・・御免こうむりたいな。』 『ならどうする?

現状を考えたら八割方北の竜の祭られている場所に行って神社に匿って焼き死んだ方が良い気がするが、

竜に悪い様な気もするし・・でも此処に連れて来たのはあいつだからなー。

でもなーうーん。迷っている暇はない!行動あるのみ!!』



そうして、雷蔵並みに悩んだ挙句私はその場から綾部の穴を潜って外に繋がる様な穴の行き止まりから

音楽を聴きながら歌いながら風を操り穴を掘って行った

この事が出来る自体どう考えてももう夢の範囲内なのだろうと思いながらも後ろから追手が来ない様に長い長いトンネルを

掘りながらも後ろの土をつついて上から土が被って行くようにする




そうして、私は地獄絵図から抜け出す事が出来た
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