白夜

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狐のお面を被って、私は次の日から行動する様になった。

五年の色の着物を来て、赤い紐に付けた狐は笑っている様に見えた。


竹谷「ん?・・・・鉢屋?」

『・・・・』

竹谷「(じゃないな。・・何を企んでいるんだ?)・・どうしたんだ?お前らしくない。」

『別に?・・・後、考えた事は直ぐに行った方がいい。後々面倒な考えにたどり着くからね。』


じゃ、と言って彼女は消えた


竹谷「なんだよ、最近冷たいにもほどがあるんじゃないのか?」

それを誰がやっているんだか、と私は竹谷が通り過ぎる上の瓦に立っていた



ゼロス「僕はこれでおいとまで来ますが、どうしましょう?」

『帰っていいよ。ご苦労さん。あとこれ、』


そう言って私が投げたのは一つの涙の欠片だった


ゼロス「これ・・・どうやって、」

『ただ、気温を下げる為に裏山でちょっと氷系統の魔法を使っただけだ。・・・それなら幾らでも負の感情が湧き出る様に設定してあげたから。

それでも持って暫くご飯くいっぱぐれんなよ。じゃ、・・・会えて良かった。ゼロス。』


そう言って私は笑顔で手を振った

ゼロスは「・・・全く、隅に置けませんね。」と言って消えていった



鉢屋「良いのか?あいつ」

『別に?君らには関係ない事だ。』

そう言って私はまた狐の仮面をつけようとしたが、鉢屋に止められた


『何?』

鉢屋「お前・・・・もしかして、変装しているのか?」



変な生ぬるい風が身体を通って行った気がした
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