白夜

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『な・・にを、』

鉢屋「お前、この世界に来たときからずっと変装をしていたな?今迄私が気が付かなかったと思っていたか?」

『・・・仮にそうだとして、何時から?』

鉢屋「ついこないだだ。二度目の天女に騙されてはっきりした。

お前の変装は自我を崩壊する可能性がある。・・止めておいた方がいい。これは忠告だ。」



私はその言い方に笑った

三郎は笑うなとか言っていたが、笑わずにいられないのだ



『だって、鉢屋。君、私が壊れていないとでも見えているのかい!?・・君ほど優秀な化け狐は居ないと思ったのだが・・・気のせいだったようだ。』


私はそう言って姿を鉢屋・・・否、雷蔵の顔に変えた瞬間一瞬元の世界で噂されていた人物の顔を思い出した

鉢屋は少々疑問をもった顔になったが、直ぐにその顔は本気で怒る顔になった




誰もいない、学園の屋根の上で、





私は本物の鉢屋の顔になって見せた



鉢屋「お前・・・!?何処で、その顔を、」

『流石に天女は知らなかったけどねー、私はこの学園の人物なら端から端まで情報を得ているからね。

安心して、ゼロスには此処までは教えていないし、あちらの世界に戻った瞬間記憶が消える様に個人時間設定しているから。』


鉢屋「お前、一体、何者だ!?」



『私?私は・・・私だよ。鉢屋三郎君?』



そう言って私は元の顔に一応戻してその場から消した
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