余り過ぎた具の最後
『ん・・・』
雷蔵「うーん」
きり丸「ん?そこでメニューを悩んでいるのは」
乱太郎「五年ろ組の悩み癖のある不破雷蔵先輩と」
しんべえ「と、誰?」
『あら、ご丁寧な自己紹介
雷蔵に変わってありがとう。
乱太郎、きり丸、しんべえ』
雷蔵「おいおい、失礼じゃないのか?
五年生に誰とは『雷蔵流石にこの顔今日が初めて』」
いきなり悩みから打って変わって
コロコロと表情を変える黒髪ちょっとふんわりとした
忍たま・・・忍たま?
きり丸「え?忍たま?くのたまじゃなくて?」
『あら、流石に地声は高いからわかっちゃうかー!
改めまして、初めまして。五年ろ組八方美人
で有名だった岡本都佑でーす!ついでにばらすと
これが地声で地毛で素顔で素でーす!』
食堂からも叫び声があがりました
食堂は人がある程度減っていた時に来た三人
何故かはあえてきかないでおこう
どうせまたトラブルメーカーが起きたか
起こされたか起こってしまったのどれかだろうし
乱太郎「それにしても不破先輩に
引き続いて岡本先輩も悩んでいるんですか?」
『あはは、お恥ずかしい話だけどね』
小平太「都佑か!?都佑なのか!?」
『あらま、食堂の中の人が出ちゃ駄目ですよ。
雷蔵、私好きな物が入っているひじきご飯の
A定食にしておくね。』
雷蔵「あ、ああ。なら僕は
B定食のカレーライスにしておくよ
半分こして食べようね。」
勘「流石に皆驚いてるぞー」
そうケラケラと笑いながら勘右衛門が中に座って手を振っていた
それにため息交じりに腕を組んでおばちゃんの方に向かう
『ついでだし、乱太郎君らも三人で
五年生と話をしながら食べないかい?
おばちゃーん!A定食のご飯中盛り!』
乱太郎「中盛り?」
「あら都佑ちゃん。そのままで来たのね?」
雷蔵「え?都佑の顔知っていたんですか!?」
その事に全員が驚いた
そりゃそうだ
鉢屋三郎の次に変装が上手く素顔だけでなく
情までも偽っていた都佑を知っていたのだ
「そりゃあ知っているわよ。
私には見せてくれたからね。」
『つい最近の話だけどねー。
おばちゃんにはいつもお世話になっているし
先に気を許すなら忍者よりおばちゃんが頼りだよー』
そう笑って言ってる間に食事は出て来て席に着く
頂きますと手に取って早く食べている中
勿論視線は此方に向いてしまう
乱太郎「あの・・」
『ん?嗚呼、どうして三郎の次に変装が上手い?
の噂がある私が素をしかも素顔だけでなく情までも
出したのかって話だろう?ちょっと色々あってね』
きり丸は色々?と首を傾げてみると其処からは
雷蔵が詳しく説明をし始めた
乱太郎「へー・・そんな事が」
『私は別にもう気にしない・・って事はないけどね』
しんべえ「あ、やっぱり気にするんですね」
『そりゃあ生き別れたに近い両親だもの。
愛情もそれなりに貰ってずっと囚われていたからね。
勿論今だって囚われているしぶっちゃけ
可愛い君らよりも愛おしいのは両親だ』
勘「あ、そこ肯定しちゃうんだ」
それに笑ってうんと言う都佑にホッと何故か落ち着く勘右衛門
都佑が八方美人だと言われていた時も笑顔だったが
此方の方が一段と可愛くみえるのは気のせいではないのだろう
『でもそれもひっくるめて私は私を認めて生きることにした。
その為にはその頃の自分になって接していけば必ず
性格も必然的に変わるだろうしね』
雷蔵「ん?その頃って、都佑もしかしてソレ素顔じゃないの!?」
『私が本来の素顔とは言っていないぞ?
あくまでも"昔の岡本都佑"まぁ細かい事は気にするな!』
きり丸「それ素顔なんすか!?」
『一応ね』
そう言ってご馳走様をして眼を瞑る
うん、今日も美味しかった!
しんべえ「って早いですね!食べるの」
『ん?嗚呼、前は人に合わせて自分を殺して食べていたからね。
物騒な話私は人に合せて殺さないと生きていきたくなかったんだけど
色々こうやってあったし、今度は自分に合わせろ精神で行く事にしたんだ』
雷蔵「まぁ都佑は元々欲もないし人に迷惑かけないようにしていたんだし
たまには僕らが振り回されてもいいんじゃないかって事になって
今五年生で何かしてほしい事とかしてあげているんだ」
きり丸「あげるぅ!?」
乱太郎「きりちゃん・・・」
『因みにこれが本来の食べる速さ。
うどんや麺類は飲み物です。
因みに勘右衛門のも食べ物です。』
勘「ちょ、ちょっと!俺の髪は麺類じゃないよ!?」
本当の事であるが都佑の顔が一気に真顔になったと思いきや
直ぐにニヤリと眼と口が弧を描いたのに勘右衛門はびくりと
身体を震わせた
『まぁ冗談だよ、うん。よだれ垂れるけど』
勘「ちょ!?それ冗談と言う名の本気だよね!?」
『そうとも言う』
雷蔵「2人共それ位にしておいて。
僕らは先に出るね。ちゃんと噛むんだよ?」
そう雷蔵が言って出る姿に都佑は待ってー!と
言いながらもご馳走様をおばちゃんの前で言って
ちょっとした世間話を持ち出し少し話していた
名のない日
(あ、因みに素顔はまた別にあるし素の素は晒していないから宜しくー)
(なんだってー!?)
都佑ちゃんの素は
前世の都佑
今世の都佑
人前の都佑
と分かれています
かなりややこしいですが
人前では村人少女Aの何処にでも居る様な顔をしています。
忍術学園内で行動するのにはもう一つ
前世の産み親である母の顔を借りています
それ以外には本来の都佑の顔と
今世の顔がありますが
正直本来の都佑(前世の顔
しかでないと思います。
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