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私がいつもの様に笑って三郎達の元に行った時

雷蔵「天女様が落ちて来たんだって」

目の前が真っ暗になる程目が開いたんだ




千変化の紅




それでね?あのね?

そう笑っている茶色のふわりとした髪の子は通称天女様
主に四年、五年、六年を愛しているらしい。
勿論下級生も例外ではなく・・・


四郎兵衛「都佑先輩・・・助けて下さい」

『あらまぁ・・四郎兵衛死にそう』

下級生がいじられ過ぎて上級生の殺す様な視線に耐えれなくなってきます
そんな時に私は


『大丈夫だよ。大丈夫』

そう言い聞かせる様に四郎兵衛にハグをします
人間ハグをすれば気分が楽になると言うのを
平成の世の時にテレビで見た只の知識です。

でも本当に気分が楽になるらしく、直ぐに四郎兵衛は
大丈夫になりました。と言って何処かに走って行きました



葵「都佑」

『うん?私は大丈夫だよ?』

葵「いいから来いよ。」

そう無理矢理に左腕を引っ張られて胸の中に入れられる
あれ、何時の間に身長追い越されたんだろう?
なんだか視線が少し斜め上だ


葵「大丈夫大丈夫」

『(まだ、まぁだ。)』


だいじょうぶ



それは一体誰に向けて言っているのだろうか?

四郎兵衛?

あおちゃん?

それとも









私はそう悟った後ニヤリと笑った


マダ、ダイジョウブ。


























千変化の紅と言った人が居た
局面や状況などがさまざまに変化して
きわまることがない四字熟語から取り出した言葉らしい。

『(まさか此処までコロコロと変わるとは思わなかったな)』

食堂、教室、委員会

それら状況が変わり次第天女の笑顔も変わっていく
いや本当にこういう人を八方美人と言うのでは?

『(でもよくよく考えたら私もあんな風だったかもしれない)』


局面や状況などが変化してきわまることがない紅の色
三日しか経っていないのに男の虜になって色が変わる人間
それに良い様な事は全く噂が立たない



庄「都佑先輩」

『おや、庄ちゃんではありませんか』

庄「委員会行って良いですか?」

『およ?何の話でしょうか?委員会は行くものですよ』

あんな上級生なんか眼に入れてはいけないよ。

そう何処かで私に言い聞かせる様に呟いてくる
その声はもう真後ろ迄来ている
上の方から、諭す様に、ゆっくり、ゆっくりと・・・


庄「ーーさん?都佑先輩!!」

『っ!?・・嗚呼、ごめんね。ぼけっとしてた。』

庄「最近お疲れではありませんか?
幾ら別の委員会の方々に
委員会を仕切ってもらっているとはいえ」



そう話は一日目の事に遡る

私がそう、天女と雷蔵に聞いて眩暈がした日の事である。




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