声が聞こえて



葵「話しって言うのは?」

『天女様のお話しですよ皆さん。』

眼の色が替えられなくてごめんね。
そう心の中で呟いて目の前に呼び出した人間がごそごそとする


此処、旧校舎に来させたのは一年は庄左エ門と彦四郎
二年からの自己紹介がまだなのでこの際話してしまおう

まず二年生から


二年ろ組
小川竜之介(おがわ りゅうのすけ)
作法委員会

頭が良い家系らしく成績は優秀。
ピンチに強いがギャンブル好きでよく負ける
気難しい人で口が悪いが話はうまく、
サービス精神がある信頼できる人間の一人だ。

二年の中も組を超えて仲が良く、強い絆を持っている
ずっと観察をしていて分かった事だが
彼は世話好きで寂しがり屋の人間だ

行動力もあり先見性がある子で二年で
そんな子は中々お目に掛かれない



同じく
二年ろ組
伊尾木春彦(いおき はるひこ)
図書委員会所属

一言で言うなら、人見知りをする子供
目と髪が魅力的でタカ丸さんに
時々追いかけられている(そう、いい意味で

頭が良くその上義理堅い事で周囲からは
病弱な事で良く周りに人が集まるらしい
そんな彼は忍術学園の下級生の中でも大の努力家
親や周囲からも期待されそれに答えているから凄い。
よくよく見ていたら
人と争うのが苦手でこいつも先見性があって、
マイペースにチャンスつかむタイプの
人間と言う事が判明した時には驚いた
いや、11歳で色々悟るのも難だがな・・・


後調べてみるとどうやら私の実家の出らしい。
後々お世話になると先に言っておくと
「此方こそお世話になります」と返してくれた。
本当に根は良い子なのだ。内面的な処さえ治してくれたら・・ね?




二年は組
一ノ宮 心(いちのみや しん)
会計委員会所属

義理人情に厚く面倒見がよい事と
なによりお金の管理がうまいと言うところを
あの潮江先輩が買って気に入っている人だ。

一匹狼で負けず嫌いで苦労性のちょっと
第二の潮江文次郎が生まれそうな将来心配な子

何事も報われない事にかなり心配だが
本人は仕方がないで割り切っているようだ。
頼まれると嫌と言えず、
自分を捨てて他人に尽くすが見返りがない処
私に似ているので眼を付けさせてもらった。


こう言う奴程頼りになる人はいないし
これからの事私が見ておかねば誰が分かってくれるのだろうか。

おっと話がそれたね、次いくぞ



三年い組
東雲千里(しののめ せんり)
体育委員会所属

社交的で話しがうまい
滝夜叉丸よりもうまい
人とまじめに付き合う良い子
だけどおっちょこちょいな面があるので
其処だけは注意しなければならない

控えめでおとなしく思いやりがある子
然し時々人を見る目が厳しくなり
思い切った事を言うが正論だし
憎めない人の良さが彼を立てているので
あの七松や滝夜叉丸も認めている子

親との縁が薄く、ついこないだ離縁したらしい
彼曰く「大丈夫です」との事。
見ただけで裏切られると自分から身を引く人と分かった。
多分狂いそうになるのはこの子が一番危ないので
連れてきました。将来の"ち組"候補でもあるのです。





四年は組
北野八之助(きたの はちのすけ)
学級委員会所属

社交的で話しがうまく
人とまじめに付き合う四年唯一の常識人
いわゆる四年の庄ちゃんです。

この子も裏切られると自分から
身を引く人間でかなり繊細だったりする

弱気な処は親と早く死に別れたてしまったのがあるらしい
只決めている物の芯は強く、折れない。中々折れない。
多趣味で世話好きの彼にも声をかけた



以上知らないキャラ紹介でした

因みに葵は火薬委員会で私は用具委員会に居る


『さてさて、話は終わったけど今居る人間と
数馬ら三年が居るね?要るよね?』

葵「私と八雲先輩除けないでよ」


そうそう辻八雲先輩は学級委員会です。
火薬と学級忘れていたよ、うんごめんて。





小川「それで岡本先輩、どうしてこんな僕達が?
先輩方もまだ正気ですし、そんな変わりはないと思うのですが・・」

辻「アレはもう駄目だよ。小川君
ねぇ、葵ちゃん?」

葵「葵です、一応一人称コロコロ変えちゃうけど
一応男ですから・・そうですね、四年はもう駄目ですね」

うっ、と固まる四年は組の北野
うん、学級委員長として色々と考える処があるらしい
悲しくもタカ丸さんはぞっこんらしい。
おやまぁ新しい情報ありがとう。


『ま、簡単に言うと、今回集まってくれたのは
最悪の状況を徹底して回避するための事

先に先輩方に"六年生になったら委員会とは
どういうことをなさるのですか?"と聞け。

口が割れそうにない敬称略して
立花、潮江、中在家辺りは辻先輩が付いてくる。
お前らなら上手く委員会の先輩に聞けるだろうし
五年は私と葵が行って説得位はするさ。
勿論用具委員会の話もある程度知ってるけどな』


何か質問はあるか?
そう言うと手を上げた人間が複数いたがその中でも
恐る恐る上げている人間がいた

『どうした作兵衛。そんな怖がらないで
私は怒らないし聞く事は怖くないよ』

作兵衛「いえそうではなく・・その

この状況よりも恐ろしいとはどういう事なのですか?」


嗚呼、そんな事か

そう私が言った後に私は胡坐に直してまずはと声を低く下げる


『先輩方全員色に溺れる事』

小川「な?!」

東雲「先輩方が・・」

一ノ宮「全員?」


『まだだよ?それに加えて下級生が怪我をして
最悪のバヤイ・・人が数人亡くなってしまう
あり得ない事ではない。これは上級生が付いていたから
いままで何もなかっただけだからね』

本来体育や特に小物を扱う用具は怪我がしやすい
その為にも注意を勘で行ってる七松先輩が居ないのは
色んな意味で心苦しいだろう。

体育だけでないが四年と六年、五年生までもとられたのだから



『いい?恋にも限度と言うモノがある
某教師に色事で結婚をなされて子を作った人が居るが
アレは溺れずに正気で居るからいいのであって

本来は恋や色に溺れやすいのだよ。
だから私達忍たまは色に溺れるなと先に
くぎを刺されて第一に考えなければならない
忍としての夢を言い聞かされている』



一度色に目覚めるとそれまっしぐらになる事は
悲しくも稀な事ではないのだ



葵「それで?此処に連れて来た人間で
全員委員会の人間だけど、委員長代理にするの?」

彦四郎「え!?そんな事していいのですか!?」

『学園長に聞いたところ大丈夫らしいよ。
一応私裏・学級委員会委員長だし、権限貰って来た。
その代りちゃんとする事ね?
後私の顔はコロコロと替えるから宜しく』


そう言ってまた顔を変えたのは兵助と三郎
もとい雷蔵の顔を足して二で割った様な顔
色々と素材はあるのでこれを機に新たに変装の術を
磨いて行こうと思っている


そう明後日の方向をみていると庄左エ門が
この学園は大丈夫なのでしょうかと呟いた


庄「あの鉢屋先輩も溺れるのでしょうか?」

『溺れるね。一度は確実に、
と言うか今日の朝の時点で分かったよ。
眼の色が変わったからね。アレは恋をする眼だよ。
全くあの女可愛いけどさぁ可愛いだけだと思うけどね』


男の心情は理解が出来ない
私女だし

そんな気持ちは胸に押し込めてとりあえずと声をあげる

『此処に居るもの全体で委員会を回してね。
私に話しかける時の暗号はその都度変えよう
口噂にせず紙にかいて行こう。
天女がこの校舎を知る可能性もある。
最初はこの校舎に書いて鍵を渡すから逃げ場所としても
使って良いからね。君らは1人じゃないよ。』


そう言って解散させる事にしたのだった



























































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