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さがしもの


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夢の微睡







さがしもの



Sub Title


「ですが都佑様…!」

『だからやめてって…様付けなんて私無理…』

「〜っ、分かりました。ではなんと及びすれば」

『普通に都佑で…じゃあ間をとって都佑殿で』

「わかりました」

あっいいのね?そう一同の心の声がはもるそんな時間は
都佑がベットの端っこに行ってはポップが連れ戻した夜から
朝に変わった9時位だろうか、朝食の最中に起きた出来事から
ようやくお互い名前の呼び方を変えようとして終わった所だ

ラーハルトのことをハル君と呼ぶのも申し訳ないと
都佑が言ったことから始まった。
まぁ正確にはミーネがラーハルトのことをハル君と
言い出した事がきっかけではあるのだが、
ミーネは「全く問題ない」と言っていたらしく、それに
都佑が切れた。

「何はともあれ、一件落着ね?」

「ほれお二人とも会議すっぞ」

そう手招きをするポップに都佑がにらみつけ
遠くから勢いよく飛び掛かったのにポップが地面で軽く伸びる


「じゃ、今回の目標はダイを見つけることだ。」

『私とポップ、メルル、マァムの4人は山奥の方行くね。
ソアラさんとヒュンケル、ラーハルトはこの川を下っていくと
小さな村があるの。そこはもう人が居ない筈だからもし人がいたら教えて。』

「分かった。情報収集って所か」

そういうこと。そう真剣に頷いた都佑が地図に指をさした

『今私達が要る場所は此処。神聖樹の木の根元ね。ここから先私の力で何とか迷子にならないように出来るからヒュンケル達は神聖樹の奥に行くなら私かポップを呼んで欲しいんだけど…』

「私がメルルさんと情報通信しますので、メルルさんよろしくお願いします。」

わかりました。そう二人が頷いたのを見て都佑は微笑み声を上げた

『よし!食料は確保してるし、いきますか〜!』

「都佑さん!もうでちゃって良いんですか?折角実家に帰ったのに…」

『ここは私の実家じゃないよ。』

え?と驚くメルルに都佑は笑って答えた

『ここは、ミーネが過ごしていた時間だから。』

精神を切られた物体は精神的に幼く、何も知らなかった。
そんな子が感情を芽生えさせたきっかけが、ポップ達との生活だった。

『ミーネがこうやって頑張ってくれなかったら、私はずっと何も知らないままだっただろうし』

「都佑さん…」

『それに、ちょっと気になっててね?何か違うの。母上と父上の顔を見た時、何か違った。』

疑問を抱いたメルルに都佑は気にしないでと言って走って前に行く
それを追いかけるようにマァムが走る

「きっと別の事情があるんだろうよ。さ、行くぞ!」

「…!はい!!」

++++++++++++++++++


「都佑ー!こっちもないわ!!」

『おかしいな〜ここら辺なのは間違いないんだけど…』

ミーネが記してくれた内容によると、神聖樹の奥約5km程に
神殿があるらしい。しかも竜の神殿に似たものだ。
こっちは封印する為のもので、人間が作ったということで…

『なんかピラミッド型で〜下に穴ありそうな〜?』

何か違う。絶対思い浮かぶのは緑の匠さんだ。
そう違う想像をしているものを消すように首を全力で左右に振った都佑
その後にマァムが駄目よ何処にもないと言って都佑の元に木の上から降りて伝えた

「こっちもダメだ。メルル、何か感じないか?」

「そう言われましても…都佑さんは何か感じませんか?」

『私じゃなくてミーネだったら何か手掛かりあっただろうに〜』

「神聖樹の力をお借りするとか」

『あのね、私の感情が芽生えたのはポップ達と出会ってからよ?
神聖樹なんて本当は知らなかったし、もし知っていたら私のことよ?
すぐに貴方達と一緒に向かってると思わない?』

そりゃそうだ。嘘つけない人間なのだから。
そう言ったポップに大きなゲンコツを与えた都佑は前を見た

『…ミーネ、なんで貴方は私を選ぶの』

「都佑…」

『貴方が、貴方が居ればそれだけで、私は』

そう言ってうつむいていた都佑の服が光始めた
胸元の光に、銀色のかつて光ったアバンのしるしが光り輝いていたのだ

『えっ!?なんで?』

ー都佑、あっちよ

『嘘、ミーネ?ミーネなの!?何処!?』

ーそっち、そうそこを真っすぐ

そう言った声に向かって走る
右へ左へ、奥にどんどん向かって走って行くと


「壁?」

「いえ、これは古代の封印呪文ですね」

「魔法のバリケードと言った所か?」

『この先、だって』

そうミーネの声がする。と言った都佑にマァムがそうと答え抱きしめた
寂しそうにする都佑の顔が、まるで母親にはぐれた幼子のようにみえたのだ。

「大丈夫、都佑。きっとミーネが教えてくれたのよ。貴方じゃないと駄目だって。」

『…うん、そうだね』

ミーネはなんて?そうポップの声に都佑はこの先と手を置いた
結界が綺麗に割れる音が聞こえ、何事だと騒ぎたてるも
鳥が大きく羽ばたくだけだったことに、ポップが一番安堵した。

『ミーネ、君なんて祖先なの…』

「都佑さん?あれは」

白い神殿のようなものが苔で覆われていた
その前には泉のようなものがあり、恐らく神聖樹の泉と同じようなものだろう

『ねぇ!!あそこ!!あれって誰かいる!!』

其処にあったのは、小さな文字が壁に描き殴られていたのと
赤い宝玉が施されている杖を持った、神官のようなローブを着た者が立っていた


「…おや?貴方まさか」

『ほぇ?』

都佑さん?そう言った声に後ろに居たポップとマァムが都佑の前にでる

「お前誰だ!!都佑を何で知ってんだ!!」

「これはこれは、ほうほう此処が異次元になっていると…」

「あのー貴方は…」

「おやこれは失礼、私は謎の神官と言った者です。」

あやしい。そうジト目で見るポップ達にギクリと顔をこわばらせる
いやー似たようなことを、何処かで経験したようなーと言うゼロスに
都佑が終始疑問を抱いていた。

『…ゼロ、ス?』

「え!?」

「おや、僕の名前をご存じでしたか」

『糸引く生ごみ魔族って天才美少女魔導士のあのリナ=インバースが』

がくっと急にずっこける謎の神官、ゼロスがそんなーと間抜けた声を上げた

「リナさぁーん!どーしてあの純粋な都佑さんに
こうも要らない情報を植え付けるんですか〜!
酷いじゃないですか〜!」

そう嘆くゼロスに都佑は苦笑いで返した

「貴方、人間じゃないわね!?」

そう言ったマァムに、ゼロスが目を光らせ、気付いちゃいました?と声を掛けた
その目に威圧され、ポップ達がその場から動かなくなった
いや動けないが正しいのだ。だってゼロスは間違いない

「魔族…!」

「ぴんぽーん!いや〜お会いして数秒で答えられるとは、中々に強者ぞろいと言った所でしょうか?」

『ゼロス、先に伝えておくけど私』

「ええ、知っていますよ。貴方が私の名前以外ほぼ知らないことも。
リナさん達と何故か旅をしていた経験があったことも。」

この世界に落とされる瞬間、私は確かに記憶があったのだ。
おかげ様でそのリナ達の世界である呪文をここで使えた。
そりゃあもう大変お世話になりました。

「僕たちの世界に帰れなくなったことだって…」

『連れ戻しに来たって訳?生憎だけど、貴方んとこの一番偉い人と約束しちゃったんだよね!』

この世界で生き続けることを。
そう言った都佑の目に、ゼロスはそうですかと言って目を細めた

「ですが僕もちょっと困っていまして〜ちょっとリナさん達を追いかけていたら
こんな神殿の中に迷い込んでしまったので」

『(別世界と繋がる何かがあるのかここ…まてよ!?それなら)』

「ええ、都佑さん。貴方が考えたことは間違ってないでしょう。
僕の世界に紛れ込んでいる可能性が充分にあるということです。」

『えぇ〜あの町1つ滅ぼせちゃう魔法の世界で〜?リナに会ったらやばそうなんだけど…』

それは僕も思います。そう笑うゼロスに都佑は苦笑いで返す

「で?都佑を連れにかえるのか?」

「先程も申し上げましたが、僕は今迷子の身なんですよ。
帰りたくてもこの神殿から出るのが得策かも分からない始末でして…」

「では元の世界にお連れすれば」

いやだめねと言ったのは都佑の方だった
ゼロスが片目で此方をうかがっている。
恐らく嘘を見抜こうとしているのか、

『神聖樹の力で効果があるのは、今の私は難しい。
それにこの世界を行き来できると知ったら魔族の貴方にとって
好都合なことになるじゃない?ねぇ』

この世を混沌に戻そうと企む魔族さん?と言った都佑にポップ達に緊張が走った

「おやおや、釣れない事をおっしゃいますね〜一体何方に吹き込まれたんですか?」

『うるさい!とっとと元の場所に帰りなさいよ!!』

「だから〜帰りたくても帰れないんですってば〜どちらにせよ僕の魔術はこちらで効果なさそうですし」

あれ?私この世界で沢山魔法ぶっ放してたのに?
そうきょとんとした都佑にゼロスは使える筈の呪文が使えない事を知ったが、
すぐに答えをメルルが答えた

「恐らく都佑さんはミーネさんの元々の神聖樹のご加護を得ている筈です。
魔の者が力を使う場所には向いていないのだと…」

「おや、そちらのお嬢さんはとっても理解が早い方ですね。話が早くて助かります。
という事で、都佑さんここはお互いの利益の為にキープとしましょうか。」

ゼロスが元の世界に帰ると同時にダイを探しに行くと
所がこの世界の理を彼に教えて如何なものかと唸る都佑に
マァムが大丈夫と声をかけた

「多分、この人、都佑がいる以上手出しして来ない気がする。」

そう構えを緩めたマァムにゼロスがふむと息を吐いた

「逆に言えば、都佑が下手に行動しない限り此方に攻撃するかもしれ、ない?」

「ま、僕はどちらでも構いませんよ。長く居座るつもりは更々ないので。」

そう言ったゼロスに、都佑が許可を出す
これで一人仲間が増えた…?のだ。

『にしても、その世界に行っている訳はないと思うんだけどな〜』

「なんでそう言い切れるの?」

『多分この神殿ゼロスが来た場所だけじゃない気がする。』

都佑の勘は当たっていた
そうこの神殿、神聖樹の力の元であり異次元の道をひらいている所なのだ

『…思ったんだけど、私の母上って、この空間に出て来ちゃって父上と一緒になった気がする。』

ドジ踏んで。そう思った都佑に何となくマァムが察した
良い感じの魔術を使ったと思ったら、まさかの召喚された状態になっていた。
だから一時的にではあるが、此方の世界で暮らしていた家があったのだ。

それなら辻褄があう。母親がこちらの世界に来て、
暮らしていく中でミーネが生まれたことに。
ただ、一つ疑問が残るのだ。それがただ消えない。

『(じゃあこの普通の記憶は一体何処の記憶?)』

優しく長い黒髪の女性と黒髪の男性
温かい陽だまりの中で、笑っているその記憶は?
ポップと普通だと感じていた決定的な記憶は、証明されないままになっていた。


「ふむ、では暫く休戦ってことで。僕も誰かは存じませんが
皆さんが知る方をお探ししますよ。」

「いいのか〜信用してついてこさせて…」

そう神殿の中をくまなく探している途中都佑とマァムに寄り添って声をかけた
流石に失礼じゃないかとマァムが声を少し小さめではあるが、荒げた

「いいじゃない!それに都佑も良いって言ったんだから」

「そりゃそうだけどよ〜」

『行き来が可能であっても一度きりな気がするんだよね。
それにさっきから私も向こうの世界の呪文を使ってるんだけど一度も成功しなくてね。』

まぁそういう約束だったから別に使えなくて問題も何もないのだが
どちらにせよ彼が帰れる手段は未だ見つからないという現状
本当に傷以外何もないのだ。

それにその傷が意味不明で…

「これ、何て書いてるのかわかりません…」

そうメルルが言ってゼロスも長く生きてはいるが、こんな文字初めてだとぼやいた
都佑の母親が書いた文字かと期待したポップだったが、そんな文字ではなかったのだ

だが、一人だけ読める人がいた

そう


『(なんで日本語なのかな)』


都佑の知識の中に入っていたのだ。


『(しかもこれ本当に意味不明)』

なにせ言葉が難し過ぎて多分書かないと解読不能な言葉だ
いや書いても無理かもしれない。
皆を期待させて落とす訳にもいかないため
分からない以上声を上げるのはやめておこう。

「まぁひとまず写すだけでもしておきましょうよ」

「そうだな、ラーハルトあたりがしってる可能性もあるし」

「ラーハルト?」

『魔族の一人だよ。この世界は縦になってて太陽があたる場所が人間の住む場所
下が竜の世界と魔界の3つになっているんだ。』

太陽は基本的に当たらないけどねそう答えた都佑に
興味深いと思ったゼロスが魔族と同じようなものかと問う

『いや数百年位長生きするとは聞いてるけど、君みたいに1000年以上長生きするかどうかは』

「せっ!?せせせせん、ねん!?」

「うっそ!!あなたとんでもなくおじいちゃんじゃない!!」

そう言ったマァムに全員がその場でずっこけた
失礼じゃないですか!?とメルルの声に
「だって千年って長生きも良い所じゃない」との会話に
ゼロスが都佑さんと声を掛けた

「あのーマァムさんってガウリィーさんに何処か似てる気が…」

『ごめん、天然な所合ってるわ…あと性格多少ゼルガディス似もいるし
アメリアみたいなお姫様もいるわよ…』

そう言った都佑にゲッとした顔をしたゼロス

「えっそれって…まさか聖なる言葉を永遠と」

『あんな正義の塊がイコール姫様ってしないでよ…』

「でも正義の心持っていましたよね?」

そう言ったメルルに都佑が『めーるーるー!?』と声を上げた
どうやら今は言わなくてもよかった情報らしい

「でリナさんみたいな方はまさか〜」

『ここに居ますよ』

「え?どちらの」

『コレですこーれ』

そうポップの背中を押してゼロスに見せるが
ゼロスが笑ってそんなことあり得ないと答えた

「リナさんみたいなドラゴンをまたぐような勇気もない
普通の町男にみえますけど…」

「なんだろう、糸引く生ごみ魔族って言ってた奴の
気持ちが何となく分かる気がしたんだけど」

そういったポップに、都佑は苦笑いで返した

『なんだってあの重破斬ギガ・スレイブをうった子だからね』

「!!…ほぉ?君が」

そう目を開いたゼロスにぎょっとしたポップ
後ろにあとずさりして都佑と同じ位置に下がった

『どぉ?リナと張り合う力あると思うんだけど。』

「にしてもどうやってうたせたんですか?
此方の世界の方ならあの方の呪文はうてない筈ですが…」

『ああ私の血飲ませた』

「ああ成る程〜都佑さんの血をごくりと」

そうごくりと

「っええええええええええええ!?!?」

『おお今日一大きな声だな〜』

それはのんびりして良い所?そう思ったマァムはメルルと軽く遠くで眺めていた

「ちょっ、え!?何してるんですか!?血を!?飲ませて出来るんですか!?」

『出来そうだったからね。実際できたからびっくりしたけど。』

「ええ?!アレできない前提で俺に飲ませたのか!?」

『なははー結果オーライってことで〜』

そう笑う都佑に二人で「よくない!!」と声を上げた

「百歩譲って使えるとしてですよ?よく出せましたね…」

「何かできたんだよな〜こーなんっつーの?愛の成せる技っつーか?」

そうキラキラしたドヤ顔で言うポップに、ゼロスは冷や汗をかいた
ゼロス、それを人はドン引きって言うんだよ。と心の中で都佑は答えた

「成る程、リナさんと同等…下手すればそれ以上の存在だと。」

『しかも数年前に一度に二発撃ったからね』

にはつ!?そう大きな声を立てたあと、大きなため息を吐いて杖をついてうなだれた
在り得ないでしょうと声が数分前まで言っていたお爺さんみたいな声で答えた

「まぁ僕が存在している時点で、あのお方の管轄内という事がわかりますし
あながち間違っていないというのも頷けるということで。」

『理解が早くて助かるよ〜』

「あのー僕は理解が早い方ではありますが、
こればっかりは理解せざるを得ない状況と言いますかーまぁいいです。」


そうがっくりしたゼロスに皆で苦笑いして話を切り替えた

「それにしてもどうするの?ゼロスさんをこのまま放置させるのも悪いし
魔法使いならポップにこの世界の魔法教えてもらったら?」

「な!なんで俺がこんな得体もしれねぇ奴に攻撃呪文を教えにゃならんだ!!」

『まぁゼロス精神世界行ける?飛べそう?』

「…飛べそうにないですね。これは本格的に人間に近い所です。
魔族が数百年しか生きれないのであれば、頷ける気がします。」

そっかーそう知らない世界の会話を進めている都佑とゼロスを横目に
ポップは本当に連れて行って良いのかと問う

いいんじゃない?そうマァムにメルルも同じく頷く
確かに恐ろしい魔族ではあるものの、牙を向ける気配は一切ないとの情報は正しいのか
ゼロスは都佑をからかっているだけで、特に攻撃を仕掛けようなんて考えも見えない

だからこそ、怖いのであるが、ポップは理解されないのであれば流すしかないと心に決めた

「都佑!これからどうする?向こうの世界に飛ぶのか?」

『いやそりゃ無理だ。今日満月だっけ?』

「いえ確か昨日が満月だってので…」

『ふむ、一応満月の時に入り口が出来る可能性が高いね。
ゼロス、貴方向こうの世界で何か気になった事は?』

「そうですねー強いて言うなら、真っ暗い闇の中が妙に明るく見えました。」

しかも急に。そう付け加えた言葉に、都佑が唸る
何か案があるのかとポップの声に都佑が答えた

『向こうの世界と此方の世界の時間が一定でない可能性が高いのよ。
ほら神聖樹のご加護なら此処に居れば歳取らないって聞いたでしょ?』

あれと同じ効果を持っている状態
つまり、ミーネがたまたま戻っていたからこそ
ゼロスがこの世界にやってこれたという証拠になりかねない。

事実母親がもし出てきたのが同じ状態なら?
父が此方の世界でこのあたりで何か作業していないなら話が別だが

『どちらにせよ帰れるとしても一か月後ね…ゼロス
リナ達は何処に行ったか分からないわよね』

「ええ、はぐれてしまったので、また別世界に飛んでいなければいいんですが…」

それが気がかりではある。

『なんだってあの無限に近い胃袋持ってるからね…宿屋の人可哀想だわ。』

「ええ、分かりますか都佑さん。そうなんです
此間だって僕のお小遣い全部使わされたんですよ…
酷いと思いませんか?!」

嗚呼そうだねそう棒読みで答えた都佑に
酷いですーと泣くゼロス
もうあしらい方を分かったようだ

「それにしてもいつまでも此処にいたってしょうがないわね。
一旦外に出るとしましょうか。」

ひとまず家に帰ってヒュンケル達と合流することにした





























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