「おかえりーどうだった?」
『只今戻りました〜それがですねぇ』
++++++++++++++++++++++
「嘘でしょ!?永遠の命になるの!?!?!?」
『うん!素質あるって言われたからなる』
「そんな軽々しく…
オリアス先生止めなかったんですか!?」
「そりゃ止めたくはなりましたけど…
彼女がもう望んでいるので強く反論出来なくて」
そう落ち込むオリアスに
嗚呼とバラムは苦笑いしてお茶を出す
なんでなんでと首を傾げる
メルにもバラムは苦笑いした
『って言っても永久の
魔女のことまだまだ未確定な所あるので
次の魔女集会の時にまた聞いてみようと思ってます。』
「次っていつなの」
そう言ったのに固まったメルに、
あっこれ聞くの忘れてるなとバラムは半目で察した
「まぁいいや、遅いけど二人とも寮帰る?明日休日だけど」
『え゛もうこんな時間!?』
「別に泊ってもいいよって言いたいけど君は帰ろう」
そう言ったバラムにメルがええと言う
まだ帰ってから数分も経っていないのだ。
もうちょい服を着ているのに浸らせて欲しいというも
駄目と言って手を払う
「女の子なんだから夜遅くに
一人で帰らせるわけにはいかないよ。
それじゃあバラム先生俺達はこれで」
「うん、気を付けて帰ってねー」
『ふぁあーい』
そうあくびをしたまま
手を振ってオリアスとメルは廊下に出る
このまま歩いて寮に帰る予定だ。
ついでにメルと会話で整理したかったというのもある。
『にしてもお疲れ様ですオリアス先生』
「いやいや、此方こそお疲れ様。
にしてもとんでもない場所だったね、」
『はは、一人で行くのは良いんですが
付き添いってなると気が引けますね。』
「そんなもん?逆に一人だと心細くない?」
『連れるという時点で人の時間奪ってますから』
それ言い出したら前からじゃない?
そう言ったオリアスに
そうですねとメルは苦笑いした
「…永久の魔女、ねぇ」
『寿命が本当に伸びるかとか力が強いから
そうなるかとか分からないんで
一応貰った赤本も読みます。』
「読むときは一緒に読もう。今日は開かないで。」
あっはい
「あと明日予定ある?」
『ない筈です』
「OK、俺も予定無いからそうだな、寮の中庭集合で。」
どうせあそこ意外と人来ないしそう言った
オリアスにメルはうなづいた
にしても入間が昇格してから其処まで
時間が経っていないのに
かなり濃い日が続いているものだ。
「あと本の書き写しってどれくらい?」
『まだありますよ。
夏休みにまとめて書きなぐる予定なので』
「了解その時は俺も呼んで。
なるべく一緒にした方が早いでしょ。」
その分解釈も正しくなるだろうしそう言ったオリアスに
分かりましたとメルは苦笑いした。
彼も忙しいだろうに、
こうやって間を縫って話してくれる。
嗚呼、本当に
『…いいなあ』
「ん?何か言った?」
『いいえ?あ、それでは私はここで』
うん寮の前まで来た為、此処でお別れだ
また明日と言ってメルは分かれ、
オリアスもまた寮に戻る
「…永久の魔女、ねぇ」
天使といいメルといい…あれそういえば
「あいつどの悪魔に魂売ったって言ったんだろ」
++++++++++++++++++++++
『うわああああああああああああああ』
「うるせぇやれ」
『やだあああああああああああああああああ』
そうぴぃぴぃ泣いているのは縮こまっているメル
それを何とかあぶり出そうというよりかは
木にしがみついているメルを引き離そうと
オリアスが背中の服を掴んでいた
「…帰った方が良いですかね?」
「あははー授業だから駄目かな」
ねぇまだー?そう言ったダリに
オリアスが駄目ですと答える
折角面白いから採用したのにぃ
と笑うダリに入間達が困惑する
事の発端はメルがオリアスと
赤本を職員室で読んでいたのがきっかけだ
それを見つけたダリが本をみるが
全く読めないのに「うわぁ…」と声をあげた
読めるのこれと言ったダリに
オリアスが全くと首を横に振った
メルは魔女に無事なったわけで、
本が読める話に何書かれてるのかとダリが聞いたのだ
『蘇生魔術や不死の魔術や
禁忌から結構威力高い魔術等ですよ』
「へぇーそれってさ何か面白いのないの?」
『おもし、おも、おもしろっ…?』
「え?割とガチでヤバいのしかない感じ?」
アレとかはどう?そう言ったオリアスにダリが見る
「ほら制限時間内で叩き込む奴」
『あー一時間以内に魔女を倒せるゲームですよね。
魔女の底力を測るっていう目的と
悪魔の力もどれくらいかとか
色々分かる』
「待って具体的にはどんな感じ?」
『魔女以外が帽子を取りに行くんです。
魔女は帽子を取られないように阻止する。
詠唱をする際に手が空きますが
その代わり威力が高いと巻き込まれる。
近づかないと取れないのに広範囲のランダムで
魔法を唱えられると作戦がたてれないっていう
滅茶苦茶ハードなやつ。』
「待ってそれ面白そうだからやる?」
『え?』
嘘でしょ?そう言ったメルに
ダリがねぇねぇとカルエゴに話しかけて
あれよあれよで予定が組まれたものだ。
それも
ーはちゃめちゃ!メルちゃんの帽子を狙え!!with教師&生徒
『なんでこんな恐ろしいこと
思いつくんですか馬鹿ですか!!!!』
「なんか褒められてる?」
貶していますよ彼女
そう言ったカルエゴにダリは笑った
一体これはどういった授業ですか?
と言ったアスモデウスに
ダリが説明するねぇと手をひらひらする
「ルールは簡単!メルちゃんの帽子を奪えば勝ち!!
制限時間は一時間!ただし全員でかかるんじゃなくて
二人一組の教師と生徒のペアを5つ作って攻撃すること!」
勿論生徒も教師もメルちゃんが決めること。
そう言ったダリにメルは
やだやだとまだ木に捕まっていた
「ちなみに君達が帽子を取る。
僕達教師はそのサポートをする。
君達は魔術を全力で使って良いし僕達も使うよ。」
その代わりメルちゃんも全力でね。
そう言ったダリがメルの方をまた見る
オリアスに引き続きモモノキも
参加してひっぺはがそうとしている
「メルちゃんは僕達や
君達生徒に攻撃の使用を可能とする。
もう殺しにかかってもOK
僕達が守るから大丈夫だよ。」
伊達に何年も教師やってないからねーと笑うダリ
その間にメルがやっと木からはがされて捕らえられる
オリアスに俵かつぎされた
メルが暴れつつも地面に降ろされる
「ああちなみに君達が勝ったらメルちゃんが
何か一つ願い事叶えてくれるよ。
メルちゃんが勝ったら僕達に願い事を何でも一つ出す。」
『ぜっっっってぇ勝たせて何かするつもりでしょ!!!』
せめて決めてよ!!ねぇ!!!
そう駄々を捏ねるメルの両腕をオリアスと
駆け付けていたツムルが抑えた二人とも半目である。
「ダリ先生駄目ですって多分やった方が早いです」
「でもメルちゃんが決めないとねぇ?」
こっちで決めたらそれこそハンデにならない
そう言ったダリにうぐぐぐと唸るメル。
ようやく折れたのか、
メルががっくりと頭を下げて分かったと答えた
ツムルとオリアスの手から腕を外して前に歩く
『改めまして、初めまして皆さん。私の名前はメル
…家系は魔女です。』
「魔女…?なにそれ」
『魔女って言うのは
人間が悪魔と契約したものだよ』
そうサラリと言ったものに全員が固まる
この子言ったーーー!!!
この子言ったよ!!!!
そう慌てだした教師陣の腕を
腹にまいて吊るし上げつつ
話を進めるメルに
クラスのメンバーがざわつく
『まぁ言ってしまえば私人間だぁねぇ!!』
「え…あの食べれる、人間?」
「食って良い?」
「駄目に決まってんだろ!!!」
『…でも、人間だからこそ
甘く見ちゃいけないんだよ?』
そう睨んだメルに生徒が全員固まる
メルの目がシルバー色に光っていたのもあったが
とんでもない魔力の圧を感じたからだ
『人間は本来魔術を使用しない。
翼も生えていないから空も飛べない。
空想生物学で習っているとは思うけどね』
「…では、何故それを私達に」
『此間魔女が集まる会議に参加してね
…ちょっと思考が変わったんだよ。
私しか魔女いねぇじゃんって
思ってたらあれよあれよと集まる魔女。
多分軽く数えたら3000人は下らないんじゃない?』
そんぐらいいたよね。そう言ったメルに
オリアスがとりあえず降ろせとぼやく
ごめんごめんと言って指を鳴らすと
教師陣が降ろされて一同着地する
『で、最近悪魔でも元祖返りって流行ってるじゃない?
…アレの魔女バージョンの噂をチラリと耳にしたわけよ』
それに聞いていないぞと
ツムルやオリアス達が言うのに手を上げる
黙れという指示にそっと口をつむった
『元祖返りの魔女はまぁ恐ろしい。
平気で悪魔や人間やその他諸々食らいつくす。
悪魔が人間食うから人間も悪魔食うよね
って思考持ってるかなりおかしい奴らよ。
そんな奴らがこんな餌のある学校にいれば
そりゃあ食らいつきに来るよ。』
で、だ。
『そこで、君達には魔女と出会った時に
対処できる方法を実戦形式で受けてもらう。
ルールはダリ先生が言ったようなことだよ』
「…メル先生は、人間って言って
その、食べられたりとかその怖くないの?」
『…最初は怖かった?
あれ、えっとこわ、い?あれ』
そう不穏な空気を出し始めた
メルにリードがあれ?と言う
「ちょ普通さ!餌って思われるん
だったら怖くなくない?!」
『…痛くなく食われるなら別に良いかなって。』
そう言ったメルの頭にハリセンが直撃する
それに負けじと無視してメルが立て続けに答える
『正直今も怖いさ…
こんなとっても強い悪魔が私を囲んでいる。』
「…」
『でもね、私は例え君達が悪魔で私を食べても
私は君達なら食べてもらって良いって気持ちになるよ。
それ位…私は君達を信頼しているから。』
仲良くしたいから!そう笑った
メルに変わってますねと生徒からの答えに
そりゃあそうとケラケラ笑った。
『もう一度言うよ?
魔女は人間が悪魔と契約を交わした種族だ。
相棒である悪魔の家系魔術を
人間が使用出来るということである。』
「なんだ、家系魔術だけでしょ?
それだけなら」
「いや違うよ」
『言ったでしょダリ先生〜やっぱ人間って
思われたらすっっごい下に見られる。
甘い甘い甘すぎて怖いわぁ』
そう笑うメルにダリは
まぁまぁと落ち着いてと手を出す
「メル先生は火風水元素の全てを使用出来る
魔術のエキスパートと言っても過言じゃないよ。」
「ちなみに俺やイフリート先生とか男悪魔5人位で
攻撃したけど歯が立たなかった時あるからね!!」
そう言ったダリにえ゛っと生徒全員が固まる
いやーアレはまだ見習いですからと笑うメルに
見習いだから怖いんだよなぁとツムルがぼやく
「魔女見習いってことは伸びしろが
あった状態ですよね?
ソレで男悪魔もなぎ倒すレベルで、
今魔女になっているって
俺達やっぱ勝ち目なくないですか?」
「いーんや分かんないよ?だって彼女だもの」
『僕だよ!?』
そうついつい反応したメルが分からず
首を傾げて頭に「???」を付けている
「さ、メルちゃん誰でも良いよ。
あ使い魔召喚は許可する?」
『いいですよ。…さて、どうしようかな』
そう歩いて生徒の中に入る。
ふんふんと頷いて両手を後ろに組んでいる
「どうか私を選んでいただけないでしょうか!!!」
そう言ったカムイにメルは
じっと見ずに駄目とサラリ言う
それに何故!!!!
と歯を食いしばるのに全員が一致で
だろうなと頷いた。
『…君と、あと君こっち』
そうアスモデウスとサブノックを連れて
バラムの隣に連れて行く
人選分けを始めたようだ。
メルは唸りながら
『あ゛〜〜こーれどうしよ、こっち?』
と言いつつクララや入間を連れて
教師の元に置いて行っていた
『ん゛〜〜!!…えぇ、ダリ先生』
「なぁに?」
『これバラム先生とかカルエゴ先生
入れないとどうなります?』
「駄目だねぇ。もしいれないなら
生徒か教員増やして?」
『ですよねぇ。えぇーーーーーー』
ロビン先生に入間君を置いていた
メルはそっとカルエゴの方に寄せて唸る
いや強いかそうぼやく
「逆に何が嫌なの?」
『え?ダンダリオン&アロケルとか絶対怖い無理。
あと入間&ロビンも嫌だ。ツムル&ソイ君もかなり怖い。
バラム&アスモデウスとか、モモノキ&クララとか
リード&イチョウとかもヤバそうだし…』
「はーい呼ばれた人はタッグ組んで〜!!」
『ああああああああああああああ』
そのイキイキしたダリにメルがまた滝の様な涙を流す
嫌だと言ったことが現実になるほど恐ろしいものはない
教師陣が率先して生徒を呼ぶと
生徒と教師陣がお互い挨拶を始めた
家系魔術の説明や名前等
得意分野の話で盛り上がっている中
そう言えばとジャズが声を上げた
「メル先生のその悪魔って一体誰なんですか?」
「えぇーそれ聞いちゃう?」
そう苦笑いするツムルになんで?と言った顔
メルはにやりと笑い聞いちゃう?と言ったのに
生徒一同が首を傾げる
『私の相棒はこの人!』
「オリアス・オズワール。
メルちゃんの悪魔だよ」
そうウインクしたオリアスに
生徒がこの日一番の叫びをあげた
「うそうそうそうそうそ!!!!!」
「むりむりむりむりむりむりむりむり!!!!!」
『わぁ凄い否定されてますけど大丈夫?』
「大丈夫、じゃない?」
「待って待ってメル先生はいはいはい!!!」
そう急いでリードが手を上げたので
はいどうぞと答える
「待って説明通りだったら、オリアス先生の
家系魔術メル先生も使えるってこと!??!」
『そだよ?まぁ頑張ったら
君達の家系魔術全部使えるよ?』
試す?良いです。
そうはっきり言ったリードに
そう素直に言う君好きだよと
メルは笑って答える
「ええええ負けるじゃん
どうあがいても負けるじゃん!!!!」
『
「まぁ場合によるけど、
メルちゃんの威力の方が強いと思うけどな」
そうオリアスが帽子に手を置いて位置を整える
それと同じようにメルもまた
黒の帽子を被りなおしていた
「でも所詮魔術でしょ?女性一人で
実質オリアス先生倒すみたいな流れじゃないの?」
「ばっ!!ソレは見たことが無いから知らないんだよ。」
『スージー先生!TVすたーと!!』
そう言ったメルに
はいーと言ってぴっとボタンを押した
++++++++++++++++++++++
『ねぇーこれやる意味ほんとあるー?』
そうかなり渋い顔をしたメルがドアップになる
それに一同驚いたちなみにメルも驚いた
遠くからダリの声が聞こえる
「大丈夫だってー意味あるよー」
その言葉にでもなぁーと
頭をぼりぼりとかいている
衣装は何時もの制服になりつつある
魔女の黒装束姿だった
もういつでも良いよー
と言ったツムルにダリがOKと声を上げた
ツムルやダリ達がビデオの前に入り込み
教師服を外して上は中のシャツ一枚になり、
かなり動きやすい恰好になる。
準備運動をしている中、
バラムが参加して入ったのに
もう良いよと言ったダリ
それにメルは了解ですーと声を出した
画面がメルの方に代わり、
メルは目を閉じて深く息を吐いた
直立して足を少しだけクロスし、
手を胸の位置に置き腕を少し前に出す
背中がそれて顔が上に上がりつつも
目を閉じたまま
息を吐きつつ身体を縮こませること三回
『“ずっと君といたい”』
そう言ったメルの声が幼く、
何を言っているのかと一同が首を傾げる
始まったよとダリが言ったのに何が?と答える生徒
『“でも君と一緒に居られない
…嗚呼、なら願おう!”』
そう手を前に広げて笑う、
メルの目はまだ閉じたままだ
だが何処か様子がおかしい
…髪の毛が風もないのに浮き出したのだ
『“髪の先から足先まで
最後から最初まで
祈ろう願おう捧げよう”』
手で身体をなぞりつつ身体が浮き上がる
メルの長い髪の毛が左右に
揺れ出し地面に風が形を見せる
そしてメルはその手を首元に置いて目を開いた
『“そうして 僕はずっと一人になる”』
ニヤリと笑ったメルの目は銀色に輝く直後
メルの後ろにバラムとダリが入り込み
足でけり上げようとする
間に合わない筈なのに、
全く攻撃が入らなかったのは
メルが魔法を使って風で防いだのだ
『“*******”』
言葉が聞こえないものの手を
下から上に上げて炎の刀が前に直進する
はじけ飛んだあと、
メルはツムルの目の前に行き手で殴りかかる
其処から本当によくしゃべって笑う
メルとは大違いの姿だった
炎を巻き上げつつ
水を出して風を使って空中で避け
攻撃を入れるのに早い速い。
判断が全く不安を感じさせなかった。
まるで踊るように動くメルに、
一同見ていて声が出なくなっていた
『“黄昏よりも昏きもの
血の流れより紅きもの”
って言うと思った!?
“
そう至近距離でバラムと
イフリートの中で火力最大の呪文を唱える
爆発した後飛び出してきた
イフリートの攻撃をよけながら攻撃を入れる
ニヤリと笑って攻撃を仕掛け足を上げて
蹴ったのをイフリートが腕で防ぐ
やるじゃんと言いたそうな顔に
メルもまたニヤリと笑う
勿論一人ではないので攻撃はどんどん入ってくる
バラムのツタを避けてツムルの方に入る
間違えて捕らえたのに焦った
バラムの隙をついてメルが攻撃を入れて
そのままダリの方に向かって叩き込みに行く
所で音が鳴った
止めの合図に勢いが止めれずメルが
『あああああああ』
と言いながらダリに向かって飛ぶので、
場所が悪いと察したダリが
翼を広げて空中でメルを何とか受け止める
大分強くなったよーとケラケラ笑うダリに
メルが駄目ですよーまだ無理ですと苦笑いした
ダリの胸から少し離れて帽子を外して顔を左右に振るう
髪の毛を整えつつ映像からスージーの声が入る
「以上メルさんの力でした〜これから対戦する生徒さんは
この威力を体験すると思います。」
ではメルさん一言ーそう言ったスージーに
気付いたメルとダリがカメラの方に目線が行く
というか持っていったのかカメラの距離が近づくのに
遠くていいと手を前に出したが諦めて息を吐いた
『…これちょっと抑えた位だから、
きっと危なくなったらもっと戦えるよ!!
勝てるもんなら勝ってみな?』
++++++++++++++++++++++
『むりです!!!負ける!!!!』
そうビデオの自分に腹が立ったのかメルが叫ぶ
そこでビデオは止まっていた為
液晶は消えて黒くなり
そのまま大きな画面ごと姿を消した
「って感じなんだけどー」
そうダリが言うのに生徒全員が首を横に振って
「ーーー無理!!!!」と言いたそうな顔に
わぁメルちゃんと同じ顔☆とダリが嬉しそうに笑った
「アレで家系魔術
え?控えめに言って無理じゃないですか?」
『大丈夫私アスモデウス君と同じランクだから!』
「絶対ランク違うよね!?メル先生?!!?!?」
なははーと笑うメルにリードが半泣きである。
『そもそもこの試合はお互い一応良い事あるんだよ?
私は例え教師だろうが生徒だろうが敵になったら
攻撃出来る様に慣れを取得する。』
『君達は私みたいな魔女に出会った時に逃げれず
戦うってなった状況下で帽子を取れるようにする。』
ね?お互いウィンウィンだよ!そう嬉しそうに言うメルに
いやいやいやとリードやジャズが首を横に振った
アレを見た後で戦うというのに気が引ける
まぁメルちゃんが決めたことだからとダリが言うのに
メルは貴方が決めたんですがねとサラッと棘を刺す
「じゃ、君達はコレを身に着けて」
そう言ってダリが出したのにこれは?と入間が聞く
「チームが分からないと困るだろ?だからはい」
赤 ダンダリオン&アロケル
黄 入間&ロビン
青 ツムル&ソイ
緑 バラム&アスモデウス
橙 モモノキ&クララ
紫 リード&イチョウ
各々が腕にスカーフを巻き、準備を整える
6チームになってるんですがとメルがダリに聞くが
メルちゃん嫌そうなの全部入れたから
と嬉しそうに言うのに
もう反論する気力は無かった