ー 赤 ダンダリオン&アロケル
✕ 黄 入間&ロビン
✕ 青 ツムル&ソイ
〇 緑 バラム&アスモデウス
ー 橙 モモノキ&クララ
〇 紫 リード&イチョウ
+++++++++++++++++++++
いやー急に終わって流石に休憩なしで良いですよね
そう言ったダリにたりめぇだとメルは言った
では第五ラウンド!そう言ったダリに
最早スージーやヴルは何も言わない
「私とウァラクさんですね」
「がんばるうう!」
そう言って出て来たモモノキとクララに
メルはよっと言って身体を起こす
したらもう一段階上げるかぁと言って
今度はポシェットを置いて
一枚上に着ていたコルセットを外す
両肩の部分が露出しており、
袖口は下に向かって広がるベルスリーブ
上は黒のレース生地で、フリルのついたシャツ
背中の下腰の部分には
黒い大きなリボンが垂れ下がっており
下に向かって幅が広がっていき
前後で丈の長さが異なる黒のフイッシュテール
「ちょ!!何でそんな恰好なの!?」
『だってどうせ本気で来るんだから本気出さないと?』
今までのはなんだったのだ。そう一同は思ったが
メルはうーんと背伸びをする
にしてもとリードが声を出す
「メル先生服拭ってどういうことだろ…普通さ
邪魔だとしても羽織ってたりするじゃん?」
「確かに」
「魔女は肌を露出すればするほど
魔力の放出量が上がると聞いたことがある。」
そう言ったヴルにほんと!?とリードが聞く
そのおちゃらけに失礼をしたと
カルエゴが謝らせるのに
ヴルはいいと首を横に振った
「ただ、その分魔力を消費する
量も増える…何を考えているんだか」
そんな彼女がわざわざ肌を出して
クララと戦おうとしているのに
ただただ笑って嬉しそうにしているのに、
不思議でならなかった。
「よーいすたーと!」
そうゴングを鳴らしたダリに
カルエゴの意識は前に移った
+++++++++++++++++++++
さて、皆が私のことをじろじろ見ている間に
モモちゃんと少し会話を楽しむとするか。
「容赦はしませんよ!メル先輩!!!」
『んーってもなぁ〜これ以上、おっと!
公に出してもっ、なぁ!』
モモノキからの攻撃を避けつつ
次の戦いでどう動くかを考えていた。
なんだかんだ言ってメルの
魔法はそこそこ消費がされており
全てを10とするならもう4は軽くとけていたのだ。
逆に言えばこれで6あるのに
凄いと言って欲しいものである。
まぁ休憩をちょこちょこ入れているから
多少回復したというのもあるのだが。
オリアスと一緒にモモノキからの攻撃を避けつつ、
途中から入ってくるクララの攻撃もちゃんと避ける。
「どうする?彼女の家系魔術から
してもきついんじゃない?」
『いんや…んーーーーーでもなぁーーーーー』
一応確実に勝てるものはある。
だがそれを私は卑怯と呼びたくなる。
それ以外の方法が無いのが嫌だし、
何ならやってしまえば間違いなく
反省文行きなきがするのだ。
っていうか下手したら絶交ものである。
浮かんでいるものに渋るメルに
使ってみてはどうですか?とモモノキが言う
それには嫌だと首を横に振った
『(これは本当に危険な時だけ使おう)』
まだ彼らに分身を見せる訳にはいかない。
本当はカルエゴ先生を作り出して甘い誘いをして
誘惑して気絶させるのが一番
手っ取り早い効果ではあるのだが…
下手に動かして腰とか足とか
えらい方向に向けて出すのも悪い。
まぁそれ以前に出すことが恐ろしい位
効果抜群なことが分かるのが怖いのだが。
『オズ!!!』
そう叫んだメルにオリアスは
顔をメルの方に向ける
ウインクしたのに了解と笑った次の瞬間
メルは詠唱無しで強い光を放つ
『“
目を閉じたメルとオリアスは光を見ることなく
モモノキたちは目を奪われて視界不良になっている
その隙に、と
メルの影がクララを掴み離さないのに
気付くのが遅れモモノキが声を上げる
「おっと、君は俺が相手っ!」
「っ!!」
そう言ってオリアスがラファイアを放つのに
モモノキが少しだけ距離を取った
クララは離してとジタバタするだけで
動けないのに困っていた
『放す訳ないじゃん、
このままで維持してもらう』
やだやだと言うクララに、
メルは君と戦いたくないのと声を出す
『君みたいな純粋な子に
傷付けたら色々大変なんだからさ』
「じゃあどうして捕まえるだけで終わらせてるの?
さっさと気絶させたらいいのに。」
『うっ…いやですねぇあのですねぇ』
「ミルミルのそういう甘い所が
今回鍛えるって言ってた所じゃないの?」
『う゛っ゛』
そう言われて詰まるメルに
ダリ達教師陣が笑いだす
生徒に言われてるぞー?
どうすんだー?
との野次にうるせぇとメルが声を上げる。
『…煽って後で泣いても知らないからね?』
「へへっ!」
『オズ!戻って!!試すよ!』
そう言ったメルはオリアスの方より
も遠くに飛び距離を取った
影が消えたことで捕縛が解け、
クララの元にモモノキが寄った
「へぇ?で?何やるつもり?」
『
そう叫んだメルがオリアスを包み込んで風の結界を張った
それに何をしているのかとモモノキは様子を見ているなか。
「っ!?これ何!?」
『この魔法は中と外の会話が別々で防御シールド以外にも
防音効果として使用出来るんですよ。』
つまり、今からどういう話をするか分かるよね?
そう言ったメルにオリアスはこくりと頷いた
『…一瞬だけ融合してみる』
「!?」
そう言ったメルにオリアスはマジで!?
と声を上げた出来るの?失敗は?
とコソコソ言うオリアスに
メルは一か八かと言った
ただ、コレが出来たら後の行動が
かなり幅が広がるのは間違いなかった。
…同時に出来てしまえば、
敵もこの方法を取ってくる可能性が非常に高い。
そう考えたら今のうちに
試しておいた方が良いと思ったのだ。
『(あんなでたらめな詠唱で新しい魔法が作れたんだもの)』
できないわけがない。
『オズ…私の首を触って。
出来ればしめていいよ』
「…は?」
そう言ったメルが前に向かって言葉を放つ
『“
言葉にメルの身体が浮遊すると同時に、
オリアスの身体もふわりと地面から浮かび上がった
一体なにをするつもりなのだろうと
モモノキやクララが身構えるのに
メルは大丈夫とオリアスに微笑んだ
それにちょ、ちょっと!
と焦る彼にメルは片手を取って頬に寄せた
大丈夫だから信じて。そう言いたそうに、
オリアスは少し頷いてメルの上に上がる。
『“契約の命により 力を解き放たんことを”』
「“契約の命により 力を解き放たんことを”」
そうメルが空に手を伸ばし目を閉じる
その手にオリアスは自身の首に手を当て
オリアスの手はメルの首元に手をそっとあてる
『“
そう言ったメルの首元が光り輝き、
オリアスの首もまた同じ色を放ち始め、
メルの片目が金色に光り出す
『いくよ!!』
「おう!!」
そう言ったオリアスの目の色は片目が青くなっており
メルと同時にクララ達の方に突っ込んでいく
『“
そう言った言葉にメルの腕から
先に風の刃が作られ放たれる
避けたモモノキとクララが
ラファイアを繰り出すも
メルは全く動かずにそっと
手を上に上げて詠唱を始める
それに避けないのかと
驚いたモモノキたちだったが
とんでもない所から
詠唱が飛び出て来たのに唖然とする
「“闇の静間を照らすもの 輝き燃える
赤き炎よ 我が手に集いて煉獄となれ”」
「“
その言葉で打ち消されたのに、
ええええええとクララが叫ぶ
「あれ!?ミルミルの魔術!?」
「そんな!悪魔には効果が…
まってウァラクさん!目!!」
そう言ったモモノキにやっと気づいた?
とオリアスが近づいて手に剣を作り出す
それにモモノキが早くに気付き
杖を使って何とかクララに
当たらないように防いだ
「っ、やるねぇ」
「ええ!」
跳ね返ったオリアスが空中に浮遊しつつ
モモノキの方にまた詰め寄る
その間にメルは空に
手を上げたままじっとしていた
幾ら言われたからと言っても、怖いものは怖い。
自分の手で彼女らを殺してしまいかねないこの力が
どうか彼女らを殺さないように最小限に収めておきたい。
…そうやって、本当の恐ろしい時間が来ても
私は逃げ続けてしまうのだろうか?
『ダリ先生!!』
そう言ったメルにダリが目を向けた
まだメルは目を閉じて空に手を上げたままだ
『本当にやっていいんですね!!』
そう言ったメルに少し考えた後
ダリがマイクに手を伸ばし伝える
「…いいよ」
その一言に、メルは目を開けて前を向く
覚悟がやっと出来たらしい。
『…“永久と無限をたゆたいし 全ての心の源よ”』
その言葉にメルの手から
青白い光が差し込んでくる
徐々にまとわりつくその光は悪魔にとって
かなり危険だと言うことが分かった。
『“我に従い閃光となりて 深淵の闇を打ち払え”!!!』
動き出す者をそっとダリはメルの目を見つめていた
『“
その言葉でクララ達に直撃した。
青い光は攻撃力も高い上に
精神的なダメージも大きい。
此処が魔界ではあるものの、
威力はかなり抑えめに解き放ったのだが…
光が消えた後、倒れているクララ達に
メルは顔を青ざめて走る
不味いこれは!!そう感じて
近くに寄ったメルがクララの名前を呼ぶ
それにそっとクララが
帽子を取ったのにメルは『うん?』と言った
「勝者モモノキ&クララちゃんー!!」
+++++++++++++++++++++
『いっっっやマジでタフじゃない?悪魔』
そうクララの身体を隅々まで
回復をしようとするメルに
いい加減にしろ誰か止めろと言わんばかりに
ツムルがメルの腕を掴んで離さない
オリアスはメルの隣でそっと
腰を掛けて体力を回復するのに徹底していた
「にしてもアレなんですか?
急に目二人とも変わりましたよね?」
首も光ってた!そう言ったクララに
メルはため息を吐きつつ帽子を取った。
髪の毛を寄せて後ろを向いて話す
『首元に赤い印が付いてない?』
「あるある!!」
「…あれ?これオリアス先生の印?」
「そ。俺の家系の印だよ。
ちなみに俺にも出来てる」
そう言ってオリアスも
だるそうに手袋越しではあるが
チラリとメルと同じような
赤い印が描かれていた
『これは魔女のまぁ得意技って所かな?
魔女のついている印の部分をお互いが触った状態で
オリアス先生に私が唱えた同じ詠唱をしてもらう。』
そうすることで、
一時的に魔女の使用している魔法が使えるようになる。
先程使ってみたが、
どうやら突発的にやった為か
威力はかなり低かった。
何なら出ないと思っていたのだが、
何とか出たのは奇跡と言う所だろう
「へぇーーいつもは俺達出来ないの?」
『出来ないですよ、
流石に魔力があったとしても
これは魔女の詠唱ですし』
なんだーと言う生徒に
やるなよと釘を刺したいところだが
そもそも人間が悪魔を召喚して
合意の上での話である。
まぁまずない世界だと思えば良い。
「でもまさか俺迄巻き込んでも
ウァラクさん所行くとはねぇ」
『流石に精神魔法はやり過ぎたと
思って焦ったんですよ…』
普通こっちじゃない?
そう言ったオリアスにメルは
そもそも契約上余り効果ない筈です
と言ったのにそうですかで言葉を切った
「でも何ともなかったよ?」
『大分威力を抑えちゃったからねぇ〜はぁー…
私さ、女の子相手敵対する奴殺せなさそうで
不安しかないんだけど』
それは皆思ってる。
そう頷くのにですよねぇと苦笑いした
「でも見た時驚いたよ?
ミルミルの目とっても綺麗だった!」
『そりゃあんな状態だと
テンション上げないと無理無理。
ただでさえ初めて悪魔一匹
飛行状態にさせて攻撃させたんだもん』
「え!?アレオリアス先生が
動いてたわけじゃないの!?」
そう言ったのは余りの驚きで
ツムルが敬語を外して聞いた
それにメルはそうだよと答える
「俺全く動いてなかったからね?」
『私がここら辺で動いて貰って
距離取ってーってしてた。
勿論オリアス先生には
演技してもらっていたけどね。』
動き自体はしてくれたので、
一応彼女らを騙せた所までは良かった。
やはりまだまだ爪が甘い所があるらしい。
わざわざ近づいて制限時間も
全く気付いてなくて
帽子を取られるとは思わなかった。
それに審議をしていた
ダリが帰ってきて報告した
「ごめん、めっちゃギリギリでウァラクさんが
メルちゃんの帽子とったから、
勝者はメルちゃんたちね。」
そう言ったのに、
メルを含めクララやオリアス達も叫ぶ
その後、メルはクララに休日予定を
開けて置いて欲しい事を伝える。
それに待って待ってとモモノキが言う。
流石に休みに生徒に会うのは…と言うのに、
ちゃんと理由あるよ!と言ったのはウァラクだった。
「あのね、ミルミルね!
私が泣いてた時助けてくれたの!!」
「え?メル先生
前にウァラクさんと会ったの?」
『え?あーはい。山の中で
めっちゃ泣いてたの見つけたので』
何時?夏休み。そう言ったメルに
あーーーとダリが言って指を鳴らす
「アレだ、ヴルの家に行くとき位でしょ」
『そうそうその時ですね
…ってよくわかりましたね』
夏休み終わった後メルちゃん
めっちゃソワソワしてたから。
そう笑ったダリにメルは苦笑いした。
「その時のお礼、まだ出来てなくて…その」
「それなら、まぁ」
『(まぁそれ以外に君には
理由があるんだけどまぁ良いでしょう。)』
オリアス先生何かあります?
と言ったのにじゃあとモモノキに
今度メルを面倒見て置いて
欲しいと言った彼の腰に
メルがハイキックを
お見舞いしたのはまた別のお話である。