「いやー生存率0.05%の植物園で良く生きてたよね…」
「スージー先生と棒が落ちた方向を見てゾッとしましたよ…」
そうオリアスがダリに報告する中、
メルはクララ達に見つかり
今アブノーマルクラスに連行されていた。
その為カルエゴがメルを取りに行っていた。
「にしても
「いや途中から使ったので
効果はほぼ無かった筈なんですが…」
「え?じゃあ…」
「メルちゃんの運ですね。」
彼女、強運すぎない?
そう言ったダリにオリアスは頷いた
「そういやあの子夜どうするつもり?」
「メルちゃんですか?一応女性寮の人に渡す予定ですが…」
「私見るんで大丈夫ですよ。」
そう言ったモモノキにいつの間に帰って来たのかメルが
モモノキに抱き着いてフンフンと鼻を鳴らしていた
「すいませんお願いします」
「これ位お茶の子さいさいです!」
『ももちゃ!』
「おーモモノキ先生の名前まで覚えたのか。」
「イポス先生は名前ですらないですけどね…」
え、嘘でしょ?そう言ったオリアスに
メルが頷いて遠くにいた
イポスの方を向いて走っていく
イポスはマルバスと授業の話をしていて
メルが近づいて来たのを
気付いて目を向けた瞬間だった
何にもない所で躓いたメルが
頭から地面に倒れるようにこける
ぎょっとしてマルバスとイポスが
固まって見ていたが
すぐに顔を上げたのにビビる。
『しろ〜〜!!!』
「あーはいはい。メル先輩大丈夫ですか?」
思いっきり頭からいきましたけど…
そう目を閉じて苦笑いするイポスに
マルバスはニコニコしながらも眉を曲げて苦笑い
「なるほど…髪の色で判断する方も…
ってメル先輩!しろではないですよ!
イポス先生です!!」
『や!しろはしろ!!!』
「モモノキ先生大丈夫ですよ、
多分このままの方が良いです。」
苦笑いするイポスにメルが
名前なにー?と聞いて来た
イチョウと一言言うと
もじもじしたままあのねぇと
指を弄りながら言う
『い、いちょ…いちょー』
「〜っ、良い。
無理に言わなくて良いから。」
可愛らしさが破壊級な言い方に
いっそのことしろの方がまだ良い。
ううんと言ったメルがごめんねぇと
イチョウの服を握って謝った
名前を呼ばないのに罪悪感を感じたのだろう。
別に良いのにと思っていたイチョウだったが
メルはごめんと謝った後
モモノキの方に走って行った
『メルできたあー』
「良い子ですね」
そう言われて頭を撫でてもらうメルは
うーんと言いながらモモノキの手に
頭を擦りつけて嬉しそうにしている
「では私達はこれで」
「お疲れ様ー」
そう言って手を振るメルだったが
そっとももちゃと言って止まる
何だろうと思って指をオリアスに指していたのに
オリアスが自分に指を指して
「俺?」ときょとんとした顔で
モモノキと目を合わせた
モモノキの手を離して
メルはオリアスの席に近づき
そのまま膝の上に登ろうとしたので
そっと抱き上げた途端頬にキスを落とした
チュっとリップ音がしたあとありがと!
とお礼を言ってそっと降りる
疲れたーと言って腰を降ろしていた
ツムルやイフリートの元にも走る
「あらーーーー」
「良かったね」
そう野次を飛ばしているとメル
がツムルぅと言ったのにん?と
顔を横に回したので、
つい反射的に唇と唇が触れる
「(!?!?!?)」
『…えへへ』
そう誤魔化してメルは隣にいた
イフリートのの頬にキスを落とす
くすぐったくてイフリートは
片目を瞑ってありがとと言って微笑んだ
「メルちゃーーーん僕は?」
そう言ったダリを無視して隣にいた
スージーにメルを落とす
ふぃっと嬉しそうにするスージーに
ダリがわなわなと震えていると
ダリの手を取ろうとするメルに右手を差し出す
一体何をするのだろうかと見ていると、
右手の甲にキスを落としたメル
『これで、がまんちて?』
「………うん」
「ダリ先生大ダメージ受けてる!!!」
片手で顔を隠すダリにスージーが
「良かったですねぇ」と言う
一体何処でそんなことを覚えたのだろうか?
満足したのかメルがほくほくした顔で
モモノキに抱き着いた
『ばいば〜い!』
お疲れ様ですーそう言って帰って行った
メルとモモノキに一同はホッと息を吐いた
「それにしても可愛かったね〜メルちゃん」
「ふいっ、一時はどうなるかと思いましたがね」
「肝冷えたよね」
「ほんと、動画後で見せたらどんな顔するかな」
え、撮ってたの?そう青ざめる一部の悪魔に
理事長命令で!と言ったダリに嗚呼と嘆く声が上がる
サリバンがメルの前に現れなかったのは
単純にその日外出していたというのもあったのだ。
ダリは一応サリバンに連絡しており
録画ちゃんとしといて!!と言った答えに
了解と返していた。
記憶があろうがなかろうが、
メルに黒歴史が出来たのを
そっとどうやってフォローして
あげた方が良いのかと
一同は考えることにしたのだった。