スロウダウン

都佑は少女を殺す寸前で止める


刀は蒼く目は赤く
その姿はまさしく鬼の様だった

「何故?殺さない?」

『…後日、審判にて
決着を付けよう、それまで。』

この感情を更に燃えゆる蒼き炎以上の強さにしておく
感情が全てである狼族にとってそれは


薄狼にとっては、宣戦布告の言葉であった



『待っていて』


今度会えば、私は君をどうするか分かる気がする
正直土方さん達にどう顔向けして良いのかも分からないし
それに、私は、君を今直ぐに殺せないし


『それ、までっ…』

生きて。


++

都佑はそう言うと倒れる様に膝から崩れ落ちた
地面に倒れるのを見届ける前に土方、銀時、神楽が
一番速く傍に走り土方が都佑の身体を抱き上げ
意識を確認する為にも頬を軽く叩く


「…分かった、審判の夜、君の全てを受けよう。
どうせその感じだと直ぐに分かりそうだし。」

神楽「待つネ!逃げるノカ!!」

「逃げないよ、待つの。」