Novel - Carla | Kerry

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わかり合えるはずの芽を

act 28.





「こらこら…悪い噂を流すのは誰かなぁ?」

そうダリは目を開けて女子生徒を睨む

「えっ!?ちょダリ先生?!」

「確かに僕はスージー先生と仲が良いけど
それ以上の仲ではない…誰かに飼われてない?」

教育が必要かな?
そうにやりと微笑むダリに
女子生徒が逃げるも指を鳴らす


「三年生か、ん〜前は二年だったから
二年だけだと思って、たけど」

「ちっちが!メル先生可愛いからつい!!」

「傷付くようなことを近くで言ったって?
先生をいじめるだなんて良い度胸だよね。」

それにメルをいじめて良いのは僕だけだよ。

そう言ってダリは軽く生徒に説教した後席を立つ

廊下を歩いていると
前から先生とスージーが来た


お、?血相変えてどう

「ふいっ!ダリ先生っ!!
メルが、メル先生が!!!」

「ーっ、何があった」


「講堂で生徒が報告してくれて、
今天井が徐々に青くなって
魔力も上がって怖いって!!」


「応援は!!」


「ふいっ!先にイフリート先生やイポス先生が!!」


でかした!!そう言った後
ダリは走りながら
オリアスやツムル達に連絡を入れる



全く、まだ喧嘩途中なんだから
正直会いたくないんだけど…


いなくなるとかなら話は別だよ。



誰が逃がすか。




+++++++++++++++

「っ!イポス先生!エイト先生!!!」


「っ!来てくれましたか!!」


現状は…とてもまずい。
そう思えた。


メルの目は虚ろで光を一切放たず
黒い冠はその場が良いと
綺麗に頭に乗っかって
異様な魔力を放っていた



「ーっ!!!メルっ!!!!」


そうエイト先生が声を荒げて
メルの方に攻撃を入れる

少女を殺そうとしていたのだ。


それに距離を取ったメルが盛大に舌打ちをした




えっまって凄い不機嫌…



「っな!?」

「なにこれ?!」

急に指を鳴らされた後
鳥籠の中に捕らえた


「ちょメルちゃん!!っメル!!!
おいこら!!メルっっ!!!」

「駄目です…前からずっと声を掛けて
ようやく攻撃して此方を向いたばかりで…」


「っ!駄目!!そっちに行っては!!」


そう少女がスージーの元からふわりと出て来て
そのまま低い姿勢でメルの元に走っていく
するとそのまま抵抗もせずに

メルは躊躇も躊躇いもせずに
さくりと少女の腹に一突きした


もう目も表情も一切動かない
目も当てられず
モモノキやスージーはすっと目を避けた


「っ!!!」


「…むごい」


少女に突き刺した後
ぐっと引き抜き、足でけり落とす
ゴロゴロと転がる少女が
痛みを叫ぶのを一言言うのだ



うるさい


その一言がとても低く、
心の腹の奥底に停滞する。
なんだこの感情は…痛み?



『うるさいかってにしんでしまえばいいものを』



そう言ってメルは
あっさりと腹を切り少女を消し去る
振り返った場所から少女が走ってくる。


ー嗚呼、おいでおいで。此方へ、オイデ


そうメルの口が黒い影と同じ音を出す



…成る程、あの冠が正体か。



『ほらほら、はやく、もっと!!ハヤク!!!』


少女の攻撃が強まると同時に
メルも腰を落とし
勢いよく蹴り上げ
今度は肺の方に突き刺した



「っだめ!!」


すると痛みが入ったのか
メルが大きく悲鳴を上げる


その悲痛さに、見ていた男性陣も一部目を背けた



『っぐ、ああああああ、っ、はっ、
だい、じょぶ、まだ…行ける、殺せ』



今なんて言った


ころせ?


大丈夫?


「…止めろ」

「ダリ先生…」

「メルちゃん!!!声聞こえる!?メル!!」



身体をゆらりと此方にも向けずただ横に向ける



ころせ。

ただ自分に指令を言い渡せる。
徐々に思考が落ち着き始めたのか、
目の前に来る少女を容赦なく切りまくる


一体、二体、三体、四体


増えていく死体に
見なかった者も
また見ては目を逸らす

白いワンピースが身体が
徐々に赤く染まっていく姿を
一体誰がずっと見れるというのだろうか?



「…むごい、何を」


「駄目です
やはり別世界のようで
…閉じ込められました。」


そう言ったイポスに
やはりかとダリは唸る


今此処に居るのは
エイト先生、スージー先生、
イポス先生、ツムル先生
バラム先生、マルバス先生、

僕…の、計7名。


オリアス先生は一足先に遅れ、
ギリギリで入れなかったらしい。




すると急に女性が
メルの反対方向に現れ

何かを言う



ー**


そのたった二文字
それに今まで殺戮していた身体が
ぴたりと止まりすっと身体を伸ばす


ばっと虚ろな目が輝きを光らせはじめる
まるで目が覚めたかのように

まるで今まで待ちわびていたように

嗚呼

と、嬉しそうにただうっとりした顔で微笑んだ。

見た事もない程に綺麗に微笑み
ただすっと血の付いた身体を引きずっていたのが
近づくごとに徐々に色が消えて身体が小さくなる

そして女性に飛びつく時
彼女は少女として真っ黒な髪の毛で
ただ無邪気に嬉しそうに笑って

黒い短髪の髪は乱雑に切られており
眉よりも上に切られた髪の毛は上に跳ね上がる
強いて違うとすれば

身体の至る所に傷や痣が付いている位で

メルは振り返った後
女性に向かう速度を速めていき、
身体に抱き着いた


『〜〜〜っ!!嗚呼…ああ!!
やっ、とやっと!!!会えた…』



黒髪の女性

それにメルは嬉しそうに笑って上を見る
女性の目を顔を見て言おうとした。



『あのね!!私ーー』



ーごめんね


その声が凛として、優しくて…でも確実に。
メルの表情を崩していた。

笑顔が固まり、
徐々に首を横に振って離れていく


違う違うと横に振って女性から離れる

それと共に徐々に姿は大人びて元の身体に戻って行く。

まるであの女性の場所が本来の姿を見せる様に。

メルの姿に戻りつつ、
服も色も、全て先程見た色に変わる。
白い肌に、赤い血しぶきが戻り…服も赤く汚れて



ー**、一緒に居られなくてごめんね



そう言った声に


『…いわないで、どうして、分かった!
メルまだダメだったんだね!!
待ってて!!今やってくる!!』



「…まだ?」


「おい、まてメルちゃん
嘘だろ?また?」


そう青ざめるツムルに
ダリも声を上げるが
全く声が聞こえていない。


加えて魔術も一切使えないこの世界。


空の青さが清々しいをひっくり返して
逆に憎たらしくなってくる。


そう笑ってメルは後ろを振り返り
母親らしき女性に白いシーツを
被せて見せないようにする


ころせ、ころせ、少女を殺せ

襲い掛かってくる少女を剣で捌く



右へ左へ避けて飛んで貫いて



『っ!これ!!これなら!!!』


そうバッと白いシーツを剥がす


ーごめんね



ちがう


『な、んで…?ねぇ、まだ?まだなの…?
嗚呼、ごめん、メル馬鹿だったもんね』



あったよ。倒さないといけないもの。


コレを殺していないから
貴方は私を置いていってしまったのね』


っ!?!?


駄目だ。ソレは絶対にしてはいけない。
脳が大きな警告音を鳴り響かせる
それはダリの脳だけではなく

見ていた全員がゾッと顔を青ざめて悲鳴を上げた


「メルッ!!!駄目だ!!殺すな!!!」

「…なにを」

「…メルちゃん
自分の心臓を突き刺すつもりだ。」

「は!?え!…おい、なんで」

「メルちゃん!!メルちゃん
こっちみて!!お願い!!!」



その叫び声が通じたのか
とても嫌そうな顔で
此方をギロリと睨んでくる



全員の目を見て、ただ威嚇をしていた。



威嚇、拒絶、不快…
全てダリ達に一度も見せた事のない
表情と目にゾクリと身体がこわばる


その後、少し寂しそうに
ダリ達に見せた事のある声と顔色で
ただ申し訳なさそうに答える


『ごめんね、ママ。今雑音消してくるね。
テレビの音なんて消さないと怒られちゃうね。』


そう言って笑ってママと呼ばれた者に手を振って
歩いている間に此方を向いて睨んできた




『…ころしてあげる』


「っ!?どうします!?」


「どうって言っても、こう籠の中にいたら!!」


「ああっ!もうこうなったらやけくそだ!!
招集ウイッチ”!!!」


そう指を鳴らすと
急にメルがイポスの目の前に瞬間移動する


それに驚いたのか
メルが舌打ちをして指を鳴らし
僕達を鳥籠から解放した


「っ!!メルちゃん!!!
目を覚ますんだ!!!」



そう言ったイポスの手に
深く眉を寄せてメルは叫び睨む



『うるさい!!きえろ侵入者め!!!』

「っ!?」

「イチョウ!!!」


『…チッ』


そう力を強く感じ剣を作り上げ投げるが
かわされたので舌打ちしている



『どうやって入ってきた?
こんな頭に角ぶっ刺した
馬鹿みたいな変装者いた?』


「あっ、ばっ!?」


言うねぇ…メルちゃん。


「メルちゃん!!!」

『うるさいなぁっ!!』


そう背後の声に攻撃を入れる
植物が此方に攻撃が来て
すぐに少女を作り上げて相殺させた


「スージー先生!!」


そっと寄り添うのに
大丈夫ですとスージーは言うも
少し身体が震えている。

それもそうだ…見た目はメルちゃん
肉体を切ったのだ…震えて当然で

そっと触れた手に力が入る


『…あ〜なるほど、
殺すお手伝いしてくれるんだ』


そう言ったメルの声色は何も変わらない



それどころか嬉しそうにしている。



「…メル」


そう睨むと、メルの顔が怒りに変わる


「っ!メル!!
いい加減にしろっ!!!
目ぇ覚ませ!!!!」


『っ!!ねぇ話さないでよ!!!
ウルサイ!!!』


「っ馬鹿!!!」



そう言って防御とせめて
ダリはスージーの身体を掴んで抱きしめたが
攻撃が来ないのにそっと目を開ける


するとバラム先生の家系魔術だった
たまに使える瞬間があるらしい。


どうもメルちゃんの精神状況で
効果が戻るのか知らないが。




『さっきからウルサイの、
雑音がびーびーびーびー!!
喋るなら喉から切るよ!!!
…?あれ?』



「っ!?」


そうメルが怒りのままに力をふるったのだが
ぴたりとダリとスージーの目の前で力が止まる




『守る?え?いや、え?』


「ーメル?」


「効果あります!ダリ先生!!」


「全員攻撃許可を出す!!!!」


とにかく今はメルを抑え、捕獲する。


その指示に全員が声を上げた



「了解!!!」



『声しない奴よりも声する奴
片付けた方がいいもんね。
ママもうちょっと待っててね!』


ごめんね。そう寂しそうに笑って言うメルが

ポロリと涙を流す。

それにメルは全く気付いていないのか
涙をぬぐうことすらしない。



…心は悲鳴を上げている。

確かに、嫌がっているのだ。


あの中にある、核が、悲鳴を上げている。



いやだと、止まれと。



それにエイト先生が隙を見せて攻撃を入れるが
不味い、多分それ避けれない!!


「っ!!」


「駄目だ避け!!」


『?…どうして避けないの??』





もう、夢かと思って良いかもしれない。


これは何かの悪い悪夢だと。




メルは、彼女は

全く躊躇なく、振り払った


エイト先生の腕を、ぱっくりと裂いて



ぼとぼと血が流れるのに
立っていた身体が崩れるように膝をついて倒れる

痛みに腕を抑えるエイトに声が上がる



「っ!!エイト先生!!!」


「っ!待て!!
ねぇ!僕の声、聞こえる!?
傷付けない!だから待って!!!」



そう言ったエイトに
メルが目を細めて淡々という


『…侵入者は排除するよ』


その目は確実に殺す目
見下ろす力は歴然で


「駄目だ!全く聞こえて居ない!!」


「その冠のせいじゃない!?」


『…要件を聞こう。』


あまり触れて欲しくない。のか?
メルはすっと剣を一振りした後
背後から来ていた
少女に飛ばしぱたりと倒す

指を鳴らした後
剣から火炎が巻き起こり
そのまま消える



「誰の声が聞こえない?俺は?」


『…聞こえる。
お前とお前は特にお前は雑音するし
なんなら何その顔。黒いよ。』


そうスーと僕を指指して言う
とてつもなく不快そうな顔で。

髪の毛はかろうじて分かるそうで
でも茶色ってだけで
他が凄い塗りつぶされて
判断が出来ないらしい。

急に意思疎通ができるようになって
此方はパニックなんだが…
殺さない?大丈夫??



『あと何か言ってるか君らの声でも
呼んでるのか知らないけど聞こえない。』


「っていうと、ダリ先生とか
聞こえないってこと?」


「…メル?」


そう優しく言うとメルはヒステリックに声を上げ否定する


『っ!!るっさい!!!喋るな!!!!』


イポス先生とこくり頷き
彼に通訳を任せることにした



これは…かなりきつい。


「…分かった、喋らせない。
だから教えて欲しい事が幾つかある。」


『…来る少女を一人
殺してくれる度に一つ教える。』



っな!?



「っ!!…どうします」


…仕方がない。飲むしかない。


今下手に否定をすると
誰かを殺しかねない。


ダリはコクリと縦に首を振り頷くのに


イポスは理解して
コクリ同じように縦に首を振った


「僕らの事って覚えてる?」


『???角生えて尻尾も生えて
凄いメイクだなって思う程度だけど。
なに今日ハロウィンなの?
悪魔なんて皆幼稚で笑う恰好しちゃって。』



それはもうおかしいって笑って。
え?ってハロウィンって?何?待って?


「…え?」


『あれ?マジで悪魔だったりする?
あっはー馬鹿馬鹿しい!!
あ、まぁこの場所に
入ってくる位だから馬鹿か。』



ただの自殺未遂だよ。
そうだよねと頷いて納得する。
いやいやいや、何納得しちゃってんの。



『答えは憶えていない。
まぁ憶えている記憶を
最初の方に殺しちゃったんだろうなぁ!』



記憶を?殺して?



「…ころしたら、どうなるの?」


そう聞いたツムルに
メルはツムルの方を向いて答える

それはもう、嬉しそうに、笑って。


その笑顔が今まで見てきた中で

何よりも冷たかった。



『んーわかんない!
思い出そうとしたこと
ママのことしかないし。
そんなに大事なら
勝手に殺してたら
出てくるんじゃない?
出してあげようか?』


「いいいいいいいい!!!!!」


そう全力で否定するツムル
いや絶対誰もが否定するわ


『ちょっと首跳ねたりちょっと
心臓抉ったりするだけだって〜☆
君らに痛みとかない筈だし?
痛くないならしてもいいじゃん?』


「…本気で言ってるの?ソレ」


『本気以外に何があるの?
アレは殺すものだよ?
維持して野放しにして
腐ってしまえばこっちが困る。』


そう目がスッと細まるメル


間違いなく本気である。


…これを、君はやっていたのか?
ずっと?今まで?何時から?
僕達に知られないように?

嫌な筈なのに助けを求めてやまない筈なのに?
気付かれずに?ずっと?何度も繰り返して??

頭の中が分からなくなるまで
殺し続けた末路がこれなのか??



それで?

そう言ったメルが
肩を落として息を吐きながら言う
彼女は今も少女たちを殺したまま
白い服に赤い鮮明な血が飛び散ったままだ


『他にあるの?』

「どうします…?」

「……」


賭けるか…


多分、この用紙が理解出来たら希望はある。


ダリはそっとメルに教員の予定表を見せる



それにメルは不思議そうにというか
凄く理解が追い付かないように
眉間にしわを寄せて答える


『…なにそれミミズののたくったような字』

「ミミズ?」

『え?うにょってるやつ。こんなの』

そう手の中に沢山ミミズを作り出すと
モモノキ先生がひいいいっと青ざめ引く
ツムル先生やエイト先生も若干引いてる


『あれ?苦手?まぁそうか。』


そう指を鳴らして消し去るとホッとしてくれる


『ミミズが後を這ったような
読めない字を書いている事を
ミミズがのたくったような字って言うんだよ。』



「この世界は、どういうとこ?」


『それが凄い不思議なんだよ。
メル戻ってきてからこんなの初めて。
多分君達メルが殺した
誰かの大事な人達だったんだね。』


じゃないとこんな心境に入れる奴はいない筈。


そう言い切ったメルに、なるほどと声が漏れる。



「じゃああの少女は?」


『メルの記憶ってか感情かな?
嬉しい悲しい楽しいとかを持つもの。
アレ放置すると外側に現れるから
基本駆除してるの。』


「は…?駆除?え、それって、したら」


『外に漏れないよ?
誰も気づかない筈だけど』


「…成る程、ブザーが鳴っていたのは
切る直前だったと。」


『ブザー?何のコト言ってるの?デカいの。
鳥さんみたいな足して…
え?????足!?!?!?!?』


『そそそそそそうか、
うん、義足でそうしてるんだよね!
うんうんごめんごめん!!
メルが悪かったごめんね!』


「え?あ、いや義足でもな…
う、うんそうなんだ!!」


此処は乗っておこう乗って!!!
そうダリは画用紙にバラムに対して

“そのまま頷いて”と指示を出す
それに気づいたバラムは
コクコクと縦に頷いてくれた


凄く不自然そうに怪しそうに見ていたメルも
少し考えたあと良いかと言って目を逸らす。



…ほっ



『他は?何か質問ある?』

「此処って目覚めたりとかって?」

『え?此処から目覚める??ふふっ!!
なーいないない!!馬鹿じゃないの!?
死んでからメルずっとこの場所に居るのに〜!』


「……は?しん、え?」


『あれ?あーでも確かにママに比べたら…
耳とんがってるしちょっと君口開けて』

そうガッと
ツムル先生の口を掴んで無理矢理開ける


『…えぇめっっっちゃとんがってるぅ、え?
これ角ガチ????ドン引きも三週して
もう夢ってことにしてもいいよね。』


「え?あ、いや…うん?」


『…嗚呼こら。今、話中でしょ?』


そうツムル先生の背後に来た少女を
切り落としながら言う


『そんなに殺されたかった?…
飛び掛かってきて、
まるで気付いてって言ってそうな顔。
嗚呼、その気付いてって顔が美味しいんだぁ…』




「っ!?ちょ待ってその子殺さないで!!!」


『???なに?邪魔するなら殺すよ???』


「ひっ!?」


「いや!!!…そいつを
僕が殺すから、だから置いておいて。」


「っ!?イフリート先生!!!!」


「煩い!…どう?」



そう言った彼の目を見る
じっと上から見て目の奥を細く見る


『…いいよ、嘘ついて無さそうだし。
殺し方は任せるよ。』


「…エイト、お前」


「いい。で?
色々聞きたい事まだあるんだけどさ
その黒い冠綺麗だね?何処で拾ったの。」


『…3体や、5体
殺してくれるなら良いよ。』


ほらそう言って出て来た少女に
声が上がるも良いと声を上げた


「…やれば、話してくれるんだね?」


『…???“約束”だからいいよ?』


なら、そう言って
前に言ったエイトの前に降りた子が
一気にメルの目の前で火花を散らす




「馬鹿!!お前何やってんだ!!!」


『ー!!〜〜へぇ?
君が来るだなんて、
余程殺させたくないと。』


そうにやり笑った少女の制服に

全員が目を丸くした


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