部屋に帰った所、
リルたちはまだ帰ってきていないらしい。
多分だがマジで明日の朝迄帰って来ない気がする。
その間に、
『ダリ先生』
「分かってる」
先程仕入れた資料を、
メルは床に広げ、
裸足のまま地面にぺたりと座る
ジッと資料を見るメルの目は真剣で
ダリもまた貰った一枚の紙を眺める
『ん?それは?』
「ああ、彼から受け取った物…
だけど。正直目を通すだけだよ。
そっちは?」
『んー虫食いが酷くて、
文章を入れ替えた所で
…こりゃ漢語もあるのかぁ〜あちゃー』
「漢語?」
『私の前世の人間界は
地域によって言葉や文化が違うんですよ』
「へー」
『私が生きていた所は日本って地名で、
古い者が文字を使っていたのを
漢語って言って地名でも遡れば
文字が全く違うんです。』
「興味深いねぇ」
『まぁその話は置いておいて、
どうやらかーなり古い者から
魔樹になっていたようですね。
えー漢語でしょ?平安か?
もう一部ミミズがマジでのたくってて
私古文派じゃなかったから
扱いが無理なんですけど
ねぇ〜〜〜〜モモノキ先生とか
ワンちゃん分かってくれるかなぁ?』
「家系魔術?」
オールラウンダーの彼女であれば、
下手したら行ける可能性もある。
そう、踏んだのだ。
『…あれ』
これ、そう言って
手が止まるメルに
どうした?と聞く
『…ほぉ、ふん、ふーん』
「何々読めるの???」
『ええ…先々代位の日記ですね。
えぇ〜コレ何であの老人持ってたんだろ
…まさか魔樹の第一人者だったりして〜〜!!!』
「あはは!そんなまさ」
「『…………』」
いや本当にあり得そうで怖くて
つい無言になってしまった。
「日記には何て書かれてる?」
『いや〜〜〜…日常の生活から…あ』
そうペラりとめくった後
涙の落ちた後が見えた。
その言葉にそっと手を寄せた
ーどうして悪魔に産まれて来れなかったのかな。
その記述に、胸がぎゅっと痛んだ。
…嗚呼、私もそれは、強く思うんだよ。
「…メル?」
『…そっか。』
これは、貴方と出会えて。
悪魔であれば一緒の時間を歩めるのにと
思ってしまった我儘な気持ちなんだと。
そう嬉しそうに、微笑んで。
『パッと見た感じ、8冊位ありますが
うち3冊程は読めますが後は徐々に難しくて
恐らくコレが一番古いんですが…』
「うっっわなにこれ…ええ?」
『魔歴史で古い言葉
羅列に見えなくもなくて』
「え?…あ、言われて見れば」
『解読できそうです?』
「やるよ借りるね。コレ後は?」
『後はその後の
もう一冊似たようなのが。』
「ふむ…何とかすれば行けそうだね。
図書師団にも頼んで
ちょっと綺麗に出来るか聞いてみようか。」
『すいませんお願いします』
「いえいえ。
にしても凄い収穫だったねぇ〜!」
『あはは、まさか魔樹の真相に
ありつけそうだとは思いませんでしたが…』
「…怖い?」
『少しだけ。』
「…メルはさ、
もし魔樹として力無くなって、
生きれるってなったらどうする?」
『…魔界には、残れませんよ。』
「何とか隠すよ」
『あはは!香水ぶちまけてるのに?』
「何なら悪魔になる?」
『私は人間が好きなんで良いですよ。』
「…頑固だよね君」
『人間が頑固なんですよ。』
そういうもの?
そういうもの。
そう言って笑うメルに
ダリはため息を吐いた
『私はね、ダリ先生』
「うん?」
『魔術を使えて、とっても楽しいんです。』
まるで夢みたいに。
『だから、どうか出来るのであれば
コレが夢なら醒めないで欲しいと
思っているんですよ。』
「メル…」
『私人間に産まれて良かった』
「メル」
『私魔樹に出会えて良かった』
「…メル」
『だから貴方に出会えた』
だから私は嬉しいの。
そう言ったメルを
ぎゅっと抱きしめる
「…絶対なんとかするから」
『…うん!』
好きだよ。
そう恋をした。
人間と悪魔。
そんな物語は、
淡い小説の何処かの一ページに載っていて。
そんな物語の主人公になってみたいな。
なんて思っていた小さな頃の思い出は。
叶ったとしても、辛い現実を知らせる
悲しいものなんだと知りました。
でも、何処か嬉しくて。
満たされるの。
『だから、今のまま成長すればいいなぁって』
「…っ、メルごめん
よく聞いて。」
『ん?』
「…そのまま成長すれば、君は」
『知ってるよ。長く生きれないの。』
「…………は?」
『皆がひた隠しにして私を
魔樹として引き剥がそうとしてるのも』
「え!?あっんんっ!?!?!?」
『でもね、そのままでも良いなぁって思える。
たった数年でも
…数千年分の時間が凝縮した毎日なら。』
貴方と一緒なら、どんな時間も楽しいから
「…メル」
『無理しないで。私の為に。
せめて生徒の為に
無理してくれないかな?』
「あれっ?いやー手厳しいなぁーーー」
『ふふっ…私はね
長い時間よりも短い方が好きなの。』
その分、綺麗に終われるから。
そう言ったメルに
抱きしめている力がこもる。
「そうやって僕を縛って置いてくんでしょ。
狡いな、ほんと」
『へへ…魂さえ残れば
また出会えるでしょう?』
もう一度出会いたいなら、
私の魂ごと掴んで
肉体探して引き戻せばいいじゃん。
そう言ったメルに
ダリはきょとんとして
「…その手があったか」
『あれ?』
「あ〜まぁ確かにそりゃそうだな…
うん、出来なくはないね。禁忌だけど!」
『禁忌だけど!?』
「軽く処刑レベルかなぁ〜
何年分働くんだろうなぁ」
『ちょ笑いごとじゃない話じゃない!?』
「君が死んで戻るなら
それ位造作もないしたやすいよ。」
『…っ私人間好きだから
きっと人間界に行くよ?』
「その時は探しに行くよ」
『でも』
「それでも不満かい?」
『…ううん』
そんなこと言われて、満足しない訳がない。
嗚呼でも、満足しちゃって枯れる位なら。
満足しないなんて
嘘を吐いてしまうのも
いいかもしれない。
「さ、続きは帰ってから
幾らでも見れるから〜♪」
『へっ!?ちょダリ!?ダリさん!?』
「あの子達が帰るのは朝だし〜♪
今からた〜〜〜っぷり愛してあげるからね〜♪」
『あれ!?私お付き合いまだって』
「え?名前言わなかったっけ」
え?
『え?』
ままままままっままままさか
「隣に人が寝ているのに
あんなに蕩けた顔で
本当の名前を呼んでくれて
感じて果てた子は誰だったかなぁ?」
『〜〜〜〜〜っ!!!!!』
「それとも、もう一度言ってあげようか?」
ーミユ、
「僕と結婚を前提にお付き合いして頂けますか?」
そう言って翼を広げたダリ
膝をついてメルの手を取り
金色の指輪を出した彼に
否定なんて出来なくて。
ただ狡すぎて
『……はいっ!』
そう笑って頷いた私に
そっと抱きしめてくれた
そのぬくもりが
ずっと続きますようにって思ってしまった。
+++++++++++++++
「じゃーお付き合いの記念日として〜」
そう言ってダリが
メルを姫抱きにしてベットに行くのに
待って待ってとメルは声を上げた
「なになに…」
『その、やりたいことあって…』
「ん?どうしたの」
そう言ってダリはメルを降ろしその場に立つ
えとあのともじもじするメルに
ダリはニヤリと笑い
良いよ好きにして?とウインクし
両手を軽く広げて待つ
すると彼女はダリの胸元を片手で掴み
顔を前に倒したダリの角に
チュっとキスを落とした
その後、数歩下がって
両手を胸に合わせ、上目遣いをする。
その姿にダリは固まる
「……」
『あれ?だ、ダリ?』
「…それを聞いた奴の話は後で聞くとして。
そうかそうか〜♪
そんなこと吹き込まれちゃったかぁ〜♪」
いやー可愛いねぇ。
そうにっこりとメルの事を
姫抱きにするダリに
メルは慌てるが
もう普通に力強くて
身動き取れない。
ボスンと音を立てて
メルをベットに倒したまま
ダリは上着を脱いで軽く上のボタンを外し始める
それにメルが待て待て待てと首を振る
「待つわけないじゃん。
そんな可愛いこと誰に教えて貰ったの?」
まぁ言わせないけど
そう言ってダリがメルの唇を吸うのに
メルが驚きながら吸われて戸惑う
『えっ!?やっんん!?』
「っ、っちゅ…目、見て?」
『っ、んっ、ふっ…ん』
そう深いキスをされて
起き上がっていた身体に力が抜けていく
歯をゆっくりなぞられて
舌が寂しいと思っていると
そのままトンと胸を押し
メルはそのままベットに
身体を数回バウンドさせた
『っな!ダリ!?急になにを』
「はいはい」
そう言ってメルの両手を
片手で掴んだダリは
そのままキスを止めメルの上着を
もう片方の手で下から上に脱がす
『ちょ!なっんんっ!?』
「っちゅ、っ、ふっ」
『んんっ、ふ、んっ』
スイッチが何処で入ったと
言いたい位には攻めて来るダリに
メルは軽くパニックだった。
もう訳が分からないよ。
深いキスをしては離されつつ、
少しずつ脱がされていく。
お互い、一枚一枚。
脱いではキスを奪われ
脱いではキスを奪われる
流石に一度二度では逃げれるのだが
脱いでからの顔が近すぎて
もう逃げようにも逃げれず
4回程していくと身体から徐々に力が抜けて
シャツと下着姿にまで脱がされた時には
もう全身の力は抜け、
手を縛っていた彼の手が
離れていても
逃げることは出来なかった。
「っ、えっろいねぇ?
そんな下着誰と買ったの?」
『へ?やっこれは』
「ちゅ」
黄色と花柄の可愛らしいブラに
キスを落とすダリ
それにぶわりと顔に熱が広がる
『っ!?』
「おっ、と…
まだ抜けてなかったかぁ」
そうメルが勢いで肘を使い
後ろに下がるのに
ダリが気付いてニヤリと笑う
彼はシャツを広げて
中の胸板が露わになっているまま
肘で歩いてメルを追いかけた
頭の後ろは枕になっており、
もうこれ以上は下がれなくて。
足を上げていた時に、
ダリがメルの右足を掴み
指先にキスを落とす
「ちゅ」
『〜〜〜〜!?!?!?!?』
「ちゅっ」
『っ?!』
そう足先から付け根、ふくらはぎと
徐々に上に上がってくるも腰部分に来ると
また足先からスタートする。
もうキスされた所が熱い熱い。
このまま全身にキスされたら
燃えて無くなってしまいそうなんだが。
『(っでも…止めて欲しくなくて)』
もう頭の中否定したいのに肯定してと
てんやわんやだ。
そんなことを考えていると
もう股の部分にキスを落とされる
『っん!!』
「…ちゅ」
『あっ、ひうっ』
弱い所を責めてキスを落とし始める
昨日軽くイったのを思い出した場所を。
思い出しては熱が身体を巡り、
キュンキュンと子宮が鳴る。
「ちゅ」
『あっ、んん、だ、りぃ』
腰から横腹、胸ときて、首筋にキスを落とす
『いっ…』
がりッと牙を向いて吸い上げるのに痛みが出た
首横の痛みが消える前にキスを落とし
また別の所にキスを落とす
『ちょ、も、もぅ〜』
「ちゅ」
『ダリ、なんか、しゃべ、んんっ』
そう首筋の付け根に触れる吐息に
高い声が跳ねあがる。
それと同時に身体もビクンと跳ね
徐々に上に上がってくる
ダリの侵入を易々と許してしまう
頬にキスし、鼻、目、額と
最後髪の毛にキスを落とした後
ばさりと翼を広げたダリに
目を閉じていたダリの目が
メルを射止める
左手の甲にキスを落としながら
目をじっとメルを見つめて数秒後
そっと口を外し、手をベットに置いて
ただにこりと眉を上げて微笑むダリに
息を呑んだ
そんな顔をしたことが、無かった気がする。
眉を上げて、ただ愛おしそうに見てくれて
頬に触れる手が、ただ熱くて、嬉しくて
心臓の心拍数がどんどんと音を上げていく
好き。好き。好き。
そう言いたそうに、
全てにキスを落としたダリが
翼を広げて言うのだ
「僕の愛おしい人」
『〜〜〜〜!?!?!?』
もうさっきから言葉という言葉もでない。
何なら声という声が奪われた気がする。
待って待って待って!!!
死ぬ死ぬ!!死んじゃう!!!
「愛してるよ」
無理無理無理無理!!!!!
その息を吐くようにねっとりとした声に
心臓ねぇ止まってない???音消えた???
すっと近づいてくる
その手に顔が上に上がる
欲しい、欲しい…!!
肘を見せるように上げて
首元に近いシーツを掴んだ
何とか背中を逸らして
快楽から逃げようとするのに
気付いたのか
両手を取って上で縛られてしまった
「可愛いね」
『!?』
さっきからなんですか!?
人が変わったみたいに
ただおちゃらけた顔じゃなくて、
愛おしそうに見る目
…あ、これ、私知ってる。
愛して愛してやまない人がただ見る目
…あい、されて、る?
大事に、されてる?
そう耳にキスされて
ぎゅっと目を閉じた
「…僕の愛おしい人、誰にもあげない」
『〜っちょ、だっ!ひあっ!!』
「此処も、ここも。」
『〜っ、まっ、て、ひう、あっ!!』
優しく撫でられて感じて
頭がどうにかなりそうだ
「全部全部、僕のもの」
『だっ、りぃ、んん、ふぁ』
「愛してるよ…ずっと離さない。」
そう口で優しく触れる秘部に
頭の中に火花が走った感覚が起きる
『!?ふぁ…?なに、こえ』
「くすっ…可愛い」
『ああっ、やっ、なめっ、かわいっ、らめ』
「ちゅ」
そう音を立てて
そのまま中に舌を入れて味わうように舐めまわす
待って待って
そのままかき混ぜ過ぎちゃったら
じわじわとくる波に
必死で抵抗しようと動かすも
逸らした体勢を維持して大きく果てる
『むぃむっきちゃ、
いっ、ちゃ、んん〜〜〜!!!』
「…っちゅ」
『ふぁっ!あっ、まっ、
むぃ、あっ!んん!!』
そう軽く果てたのに、
ダリのキスが止まらない止まらない
キスされてぴくぴくと動く素直な身体に
もう構っている暇も余裕もなくて
ただ声を何とかこれ以上
上げないようにするのが精いっぱいだった
『あっ、ふ、あっ、んん、やあ、ら、んん!』
「ちゅ…好きだよ」
嗚呼もうまたそうやって!
いっそのこと
何なら軽くイってるかもしれない。
ってそう考えていると
胸にキスをしたダリに
パチリとまた脳に衝撃が走って
ついぎゅっと目を閉じて快楽を抑える…のに
コリっと捻った胸と
下の蕾に一番高い声が出た
『っひぁああっ!!』
「くすっ…可愛いね」
『あっ!やぁぁ!なぁ、
これぇ、むぃ、あちゅ、かんじちゃ』
「可愛い…好きだよ」
『ひぅっ、んん、ま、っ
声らめらめ、でちゃ、んん』
そう目が潤み首を横に
フルフルと震わすメルに
耳元をぺろりと舐めて甘噛みする
『ひぁあああ!あっ、
あっ、んあっ!んん
らっ、またきちゃ、
むぃむぃやっ、らめっ!!』
そう甘噛みされて
胸を弄られながらグリグリと
膝で下の口に押されてあっさり果てる
『ふぁぁあ、うぁ、んんっ!!』
「ふっ、可愛いね、綺麗だよ」
『もぉ、らめ、ぇ』
そう眉を下げて反論しても無意味である
一度快楽に浸かると身体は素直で
もっともっとと必要とする。
下の口に指がつぷりと入ってくる
ゆっくりと広げていくのに
一つ二つと増えて
『ふぁああ、ああ、あ、んあ、ふ、ああ』
「っく、可愛いよ」
『やぁ、らめ、そんなぁ、いわら、いれぇ』
「もっと見せて?」
『や、みらいれぇ、やっ!?まっ、
らめらめまたきちゃ、らんれ?
らんれっ!?イっちゃむぃイくっ!!』
そうプシュッと音を立てるように
指を入れて良い所に
トントンとノックされて果てる
はぁはぁと何とか快楽からの休憩時間として
息を整えていると、
ぴたりと口にくっつけて来た
ぬるぬるとしていて、
もう今にでもはち切れそうな位
びくびくとしている
…感じてくれてる。
そう思うと何処か嬉しくて
ぱくりとダリの目を見て咥えると
「っく!良い子だ…好きだよ」
『んんっ、んん、んっ、ん…ちゅ』
そう唾液を絡め、ダリの目が開いた後
嬉しそうに愛おしそうに見て来るダリに
もっと気持ち良くなって欲しくて
つい奥まで口を入れて、
先にキスを落として口を離す
「…入れるよ」
『…いいよ』
そう言って微笑むメルに
ダリはただ愛おしそうに微笑み笑う
愛されてる。
愛されてる。
ねちょりと音を立てて、
身体に入ってくるモノに
愛おしさが溢れて止まらない
今までの行為よりも
敏感に身体が感じれて
『ふぁああああ!!』
「っぐ…ふっ、好きだよ」
私も。好き。
『好き…わたし、も』
「っ!!…動くよ」
そう言って腰を持って
ゆっくり出しては入れてくれる
丁寧に扱うように、味わうように
出しては入れてを繰り返す
出ていくのに
少し寂しい気持ちもあるのに
奥に来て嬉しい気持ちと
快感が背中を伝ってまた脳に戻り
火花が脳内で弾け飛んでいく
ぴくぴくと感じて、痙攣している。
あ、多分これ、無意識にイってる。
『あっ!ふぁ、んん!!』
「くっ、ふっ!…、好き、好きだよ」
『わた、しも、すきっ、ひっ、んん、しゅき』
貴方が、貴方が好きなの。
愛して、もっと愛を知りたい。
この身体が心が満たされて
溢れて止まらないまま居たい。
ゆっくりが徐々に速度が上がってきて
好きと可愛いと愛してるがくるくる回る
言う度にダリの顔から
余裕が剥がれ落ちていって
パンパンと音を立てていくと
目をぎゅっとつぶって
感じてくれているのがただただ嬉しくて。
首にぎゅっと抱き着いた
好き。好きだ。
今まで自分から
抱き着いたことなんてなくて
ダリも驚いたのか声が上がる
「っえ!?あっちょっ、ぐっ!!」
『ふぁ!あ、あっ、な、
っこれ、おく!おくらろぉ!!』
身体の向きが変わったために、
ダリの首に体重をかけていると
背中をそっと片手で支えてくれる
その手が大きくて暖かくて、
触れる熱が燃えていく感じがして。
ズンズンと揺らして
奥をノックするのにまた感じて
『らめ!むぃまたきちゃ、
しゅき、ダリ、好き…!あいして、る』
「っ!!〜〜っ、僕も、好きだよ、っぐ」
駄目だそう思ったメルが手を外して肘をつく
ダリはメルの腰を持って速度を一気に速める
この大きな波が到達したら
どうなってしまうんだろう?
『愛してる…私も、貴方の、
ダリの、ことっ、愛し、てる』
「〜っ…僕も、愛してるよ…」
ミユ
その音にメルはバッとダリの目を見た
ニコリとほほ笑むダリに、子宮が緩んで
奥の奥に強くトンと叩かれて
大きな火花が頭に響いて
『イっ!!!』
「っぐ!!」
二人して果てて、
中にドクドクと熱いものが入ってくる
…あ、注がれてる。
トクトク
数回中に入ってくる感覚を感じつつ
お互い大きく息を吸って吐く
「はっ、は…ど?こ、なるけど」
『っ…心臓、止まるかと思った』
「はっ…大丈夫
止まっても動かしてあげるから」
『っ…ばか』
「可愛いねミユ」
『っ!?ちょその名前でよばなぁ!』
「ほら何時もよりも
ずっとぴくぴくしてる。可愛いね。」
『やぁああ!いわらいれぇ!
むぃまたきちゃ!!』
「いいよ僕で一杯になって。
愛おしいミユ」
『ほんろ、らめっ!
イっ!!くっ!!!』
そうぎゅっと目をつぶって
パチパチと火花が走った
もう何度イった何度。
もうダメもう一生分した気がする。
「…っうわぁ、クパクパして
欲しそうに呼吸してる。」
『ちょ、いわらいれぇ…欲しく、なっちゃ』
「…っ!嗚呼、お望み通りあげるよ」
『へっ!?やっいまわぁぁ!』
「っ、こんな、やったら、
ほんと孕んじゃうね?」
『ひうっ、は、らんで、
も、いい、かぁらぁ、ほしっ』
「っ!!愛してるよミユ」
メルって呼んでよ。
そしたら、貴方を突き飛ばせるのに。
さっきからずっとメルって呼ばない。
私の、大好きな…
ずっと大事にしていた名前で。
私を呼んでくれる。
嬉しくて、ただ嬉しくて。
書き換えられてはいけないのに。
『あっ!むぃ、すき、だかぁ!またきちゃ!
だりの、あちゅいの、また、欲しくなって』
「っ!あっ、やっば、ぐっ!!」
『イっくぁぁぁあああ!!』
そう、すぐに果てるのに
繋がっていてとても嬉しくて。
ああ、愛されている。
それが、ただ嬉しい。