全部抱きしめて、ずるいよ、それは5
どうしようどうしようどうしようどうしよう
急に話をしろ言っても困る非常に困る。どうしよう。いやはや、どうしよう。えっどうしよう。えっえっえっえっ。
えっ?????
どうしよう。マジでどうしよう。もうこれどうしようだけで小説が丸々一話分叩き込めるのでは?と言えるくらいにどうしようが出てくるどうしよう。もうボキャブラリー崩壊である。破壊された?消滅された?もう死ぬ?詰んだのではこれ。どうしよう。本当にどうしよう。
幾らボタンを押してもドアを叩いても一切反応しないし、戻ろうとしても無意味だ。身体の感覚が諸に伝わる。怖い。ん?と見てくる彼が怖い。かと言って下がると言って、逃げたらこれはPCチャンスがもう永遠とも言える時間で終わる。流石にあの楽園をとられるのは痛い非常に痛い話だ。ロストが一番つらいのだ。何事もである。マジでどうしよう。
いやもうほんとに!!!!
『(どないせえと!!!!!!!!!!!)』
確かに考えることはあるさ。そりゃあ良いよで出せるものなら出したいよこっちだってなぁ!?でも分かってるこれ。多分ウイスさんと私が放置してる間にルトラールら辺りが協定組んで締め出ししたんだろう。だから、これは悟空に「それはできない」というべきだ。だとしてもその意味を彼が知るには納得出来るにはルトラールらの意味を伝えなければいけない。
彼は未だに自分がどういう位置か知らないだろうから。
タルパを説明しても恐らく彼が分かることなんてない。ましてや自分で想像しましたが、使えません。で、済めばいいが絶対にそんなのはない。断じてない。あり得ない。この戦闘馬鹿と言っても良いくらいの主人公だ、ちょっと煽って引き出そうとしても無理だぞ私は。私数十年かけて怒りをコントロールしたお陰様でその類に関してかなり疎くなっているのだ。もうそんな手に乗れるわけがないというかもう恋しいまで抱く始末だ。うう、皆は怒り、ちゃんと持とうな?お姉さんとの約束だぞ!怒りはエネルギー即ち一番の動力。
例えていうなら炭水化物を禁止した食生活を突き付けられているようなものだ!そんなもの人間が耐えられるわけがない。普通にエネルギー不足、偏りで体調を崩すがオチである。
今回は悟空に、如何に自分のことを知られずに、断れるか、だ。いや〜普通に断ればそうは問屋がだな〜ガラガラに降りてくれるだろうがな〜こ〜いつのな〜〜〜にが嫌ってもう…嗚呼ベジータ!助けてベジータ様お兄さんが良いんです!!!お兄さん意外と口は怖いが、それでも王子端くれながらも王子様してた。ある程度の判別は出来る子。何度か話をして分かった。嗚呼もうこれ、いいわ。ってなった。もう上司でいいよあんた。あんたになら一生ついて行くって言えるくらいに好きだよほんと。勿論上司としてだけどな。そう言ったらフリーザも普通に好きなんだよな。私。
まぁそんな現実逃避を繰り返したって、話は進むわけもない。嗚呼無言の時間が痛々しい。うう、痛いよお〜たすけち。えーりんえーりんと言っても彼女はいない。下手したら彼女も自分らの種族だったのだろうか?いやそんなことを考えている暇はないというか、
あれ、悟空って、確か心読めた、よな??????????
そっと目を向けたらニコリと笑う
いいいいいいやああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!そおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおじゃん!!!!!!!ばっ!!!!!!!!!!!!!!!!こっっのどあほう!!!!!!!!!!!!
いかん、これ練習だ。こっちのってあれ、スイッチさん?あれれ?お、おかしいな…あ、あれ!?す、スイッチさん!?あれスイッチさんどこぉ!?私の感情スイッチさん一式諸々消え去ってんだけど!?!?!?!?あっばか!!!!あのくそばか共が持って言ったな!?!??!?!引っ越しじゃねぇんだよ!!!!!!おいてけよ!!!!!!!それ持ってきたのじゃなくて、それ元からあったもの!!!!まぁ作ったの私だけれどもな!??!?!?!?!
ええとこういう時はどうするんだ?待って待って待って待って待って待って待って待って。あって待ってかっこいいですね?お兄さん。待って普通ににやける馬鹿やめろ。ファンを丸出しにするな馬鹿。普通に気持ち悪がられるだろうが。
「ぶっ」
「ん?どうしたんだウイスさん」
『(とりあえず後でウイスさんは締め上げるとしてだ)』
「お、ウイスさんよりつえぇんか?」
いや違うんだよなぁ〜〜〜〜〜!!!!!
まぁルトラールらも言っていたが下手したら私が一番強い可能性だってあるとのこと。私がそれを許すと思いか!!!!!!あるわけねぇだろうが!!!!!エフェメラルの時は流石に下が良いと思ってたけど位置が位置だから仕方がなしに、記憶対価にして徐々に上げてったからあんなとんでも作品になっちゃったんだけれどもよぉ!?!??!
こ・こ!!!!
げ・ん・じ・つ・ぅ!!!!!!!
出来る訳がない。ましてやそれが仮に出来て、だ。じゃあ何故今迄しなかったんだってなる。普通に生き残れるならば栞なんて持たなくて良いし、普通に彼らと嗚呼そうか。私弱いからウイスさん達とまだ話せると思っているのか。そうじゃなくてもいいって言っているのに。でも、私は人間で。
彼は天使で。
私は所詮、天使の日に産まれただけの、ただの人で在りたくて。
だから気が反応しない。きっと綺麗なのだろう、きっときっと、あのそう、例えばあの時間の様に…でも、それを見せるのは、彼が良いのだ。だから、私はずっとずっと、繭の中に閉じこもっていた。形を維持して、彼の好きだった紐を使って髪を歩んだりして待ち続けていた。
気付いたら彼の寝ているベットの端にまで行って寝てさえしまう始末だ。それ程好きなのだ、好きで好きで堪らないのだ。出来るならば貴方の記憶がなくとも、新しい貴方として出迎え歩いていきたいのに、でもそれは出来ない。私が見ているのはあの時間に生きた貴方と、であって。
人間として束の間の休息を覚え、ありのままの貴方と笑い合った時間の続きを共に過ごしたいだけであって。
その為ならば、私はどんなことだって手を掛ける。だから繭の中に閉じこもっているのだ。綺麗に完成された、保存状態も良好な状態。こうして外に出て触れて居れば、彼の知っている時間とかけ離れてしまう。そうして彼を置いてけぼりにしたくない。
私が其処に居たように
その位置を知って、笑うなんてこと。知らなくて良いのだ。
寧ろ知らないで生きて欲しい。だから私は悟られないように生き延びた。そしてこれからも、そのつもりだった。な〜のにも関わらずまさか外も内も敵になるとはおもっていようかいまいでか!!!!おったらこんなことになっとらんわこんちくしょう!!!!!!一昨日きやがれほんとにまったく!!!!!
あーーーー一旦落ち着こう。そうだ、息を吸って吐くと良いよ私。うんうん、全く持って落ち着かないけどね?分かっていたよ。だって落ち着くつもりなんぞ一欠片も一ミクロンたりとも思ってないもんな?そらそうだ。どなるぞ。
『えっと…流石にウイスさんよりかは、よわいかなぁ〜〜〜〜????』
というか何処をどう見て言っている。確かに組手は練習はしているが、動きがひっじょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に!!!!!おっっっそい!!!!!!!!!私本当に驚くくらいに遅いのだ。もう自分で自分のことに対してドン引きする始末である。此間から脳内ずっと「え、えぇ〜〜〜〜?????」って思って背後は宇宙の猫ちゃんでいっぱいである。え?それだと宇宙に猫が放出されてるって?煩い煩い勘で気付け。
そんな誰に対して文句を言っているのか知らないまま、時間が過ぎ去るのも怖い。名前を呼ばれた。嗚呼、これ絶対駄目だ。早く言う心掛けもしようね♡さもなくばどうなるか、わかってんだろうな♡だろ?これ。もう分かってる都結ちゃん分かってる分かってる。つるっとまるっとくるっとすっぽりまるっとお見通しだよ此畜生わかっとんだわこちとらよぉ(大号泣)!!!!!!!!
さて、どうするか。かと言ってこれ、
いや出来るかぁ!!!!!!!!!!!!
私かれこれ数十年単位で作り続けてうん十年あっ言った言ったさっき言った。いやだから数十年使い続けたから今更知らないというか、怖いんだよ。同じ様になってるのかというか、同じ想いを相手にさせるのが嫌なのだ。私は別にいいのだ、でも、貴方があの人らと同じ様に、なるのが、怖い。
私は悪い子でいいの。
そしたらこの時間にも納得が付くのに。
でも彼らはソレを許そうとしない。分かってる、私はきっといい子なのだろう、それもとびっきりの。もう大神官様に相応しいと言われても当然だろう。自分だって客観視してテレビの録画を見返す如く記録を見返して次の勉強としても見ていたりするが、ふっっっっつーーーーーーーーに、良い子!!!!びっくりだよ。えっえっなにこれだれすか。私じゃないよね?違うよね????って言えるレベルで良い子ちゃんなんですよねぇ!??!?!?!?ぶちおっとそれ以上はいけないな?????
とは言っても、良い子に仕立て上げたものである。そうしたら感情の維持は大変楽だから。楽をしているのだ。充分、楽なのだ。空なんて飛ぶことを知らない程に快適で。羽根があることも忘れ去って、鳥籠の中で閉じ籠るのも分かる。鳥さんいいねここ。此処が楽園だよ此畜生。私此処だけで何回此畜生いってんだ?ボキャブラリー皆無かよ。うける〜〜〜〜。
うう、かと言って悟空に全部伝わるのは良くない。お惚けも恐らく却下だろうこの感じ。嗚呼助けを求めたい人は何処にも居ない。変われるなら私ではない人に変わって欲しい。貴方を遠くから見つめるだけでいい。嫌なのに、触れたいのに、私だけが見て居たいのに。嗚呼そうだ
私は貴方に最初を見て欲しいからずっと此処に息をし続けているんだ。
だから今迄仮面を被って生きていた。ピクニックだってそうだった、だから、大神官様が変わったのも、正直追い付いていないのだ。あんなにも貴方を求めていたのに、いつの間にか変わっていて、愚かにも程があるというものだろう。と思うからだ。だからだ。でもいい加減前を見ろと言っている。
私はね?私は、貴方に…貴方に、ただ。
胸が痛いの。
喉を通った唾は腹に溜まる。貴方の想いを混ぜ合わせて、世界がばちぱちとする。線が見える。これは知ってる。栄養失調でみえるものだ。点や線が出る、一瞬に見えて消えるもの。光視症だっただろうか、光を視るという漢字だったから、恐らくそのはずだ。あれ、そう言えばいつの間にか世界が明るいな?
おかしいな、確かに色なんて見えなかったはずなのに。誰が
『(ああ)』
視界がぼやけて、見えない。レンズを変えて欲しい。そしたらその先が見えるのに。出来れば眼鏡が欲しい。そしたら貴方が見えるハズなのに。其処に居る。話していて悪いが、見えている。どうしようもなく、恋焦がれて仕方がないお人が、其処に居る。違う、それは…それは違う…!
「お!大神官様じゃねぇか!っ、!!!」
「ごきげんよう、悟空さん。ウイスさん、少し構いませんか?」
「…畏まりました。ビルス様をお呼びしてきますね。」
ええ、そう言った彼。
違う違うこれは夢だ、いや違う現実で。貴方が此処に来たのはそうだ、悟空だろう?それかウイスか。嗚呼ビルスを呼んだということは、ひょっとしたら全王様のお相手をするのに、ビルスと悟空が必要だから来たのだろう?なぁそうだと言って。そして私を落ち込ませて、遠ざけてよ。お願いねぇ、神様。どうして私をこんな世界に一人で置いて行くの?私はこんなにも
かさりと音を立て、落ちたものに目がいく。おやと言った彼が触れて前に出してくれた。
「落としましたよ。はい、どうぞ。」
ありがとうなんて、言えなくて。心の中で、後から言えば何処か笑みが穏やかに見えた。気のせいだ。そうだ、これは気のせいで。嗚呼、そうか!これは夢を観てるんだ!そうだ、こんなのあり得る訳がない!貴方が記憶を消し去って、私の面倒を見なくて皆の迷惑になっているのだから、そうか、それか貴方が私をもう
「どうしたんだ!?お、おい!」
「…まだ傷は癒えませんか」
「え?だ、大神官様おめぇ何したんだ?」
「なにもしていませんよ。」
嗚呼ですが、ひょっとして此方の栞をお探しですか?そう言った彼に顔を向けた。先程貰ったというか、手渡されたものだ。知っているのかと問えば、すみませんと言った次の瞬間だった。ふわりと続けた言葉が思いついた。だから言おうとしたの。
「要らないものだと思って消しちゃいました」
ねぇ、いま、なんていったの?
まるで時間が止まったかのように見えた。色なんて知ってる。世界が見えている。光だ。白と黒の様な閃光が周りをキラキラとして、彼等の顔を邪魔している。見えにくい。乾いた痕が嫌に胸を突きさしていく。その生ぬるさに、身体の力が抜け落ちた。おい、大丈夫かと言っている彼を止める。なにすんだという彼に、大神官もどうしていいのか分からなさそうで。
下を向いた。赤い。
ね、私それ、知ってる。その言葉知ってる。でも…言いたかった。私、ねぇ、どうしたらいいの?答えないよ。応え、無いよ。
赤いお花が、笑っている。
記憶を消したら可能性はあると薄々気付いていた。あの作った日に、思ったじゃないか。嗚呼きっとこの栞は片方だけに残されてしまうと。でも何処か望んでた期待していた。彼はそれでも縋ってくれる、無くすなんて、ましてやそれでも消し去るとかなんてしないと。
ねぇ、いま、どんなきもち?
耐えろ、息を吸って吐いてしまえ。この痛みは直接外に出ているから露わになっているだけだ。片手で地面に手をついてぐらつけば、身体を横たえた。嗚呼、足が見える。生暖かい、温度は。貴方が温めてくれた時と全く同じで。その先に貴方はいない。どこにも、嗚呼、その栞は、嗚呼その防御は、もう、もう…二度と。
『…あえない』
ごめんね。なんて音が聞こえた。嗚呼背後にイル。
貴方がイル。
心臓は絶えず音を打ち鳴らす。現実だ、此処は現実の最中だ。中枢が熱い。異常を示して叩いているのに一切反応してくれない。本当に今日一日いうことを聞かないのだろう。真冬の中で扉の前に温もりを伝わせようとしても無駄なのに。なんなら開けられることすらさせなくなるのに。寝たい。それは逃げだ。そしたら出来ない。
貴方と一緒に調べた唯一無二の形すらも手放してしまわなければならなくなる。
だから嫌なのだ。立ち向かうしかない。ぐじゅりと音を立て目を乱雑に頬の乾いたものごと拭い去る。これで殺せば終わりだ。次私として目を醒ますのは一体何時になるか。もうないだろうな。何処かそう思えた。だから耐えなければならない。貴方との時間を過ごすために。
貴方の笑顔を私だけが知れる為だけに。
私は
『もう貴方に会えないよ。ごめんね…お母さん。』
もう一番ではなくなった。私の一番は、此処に居る。視界に居るお人なのだ。完全ではないけれども、身体は確かにこの人だと言っている。ただ記憶がないだけ。そうだ、それだけなのだ、人間完ぺきではない天使もそうだ。そうだろう?なぁ、嗚呼、そうだ。だから消えて欲しい。私の一番は変わった。
守らねばならない。
貴方と春を過ごすと決めた彼女の様に。
私は優位に立っている。
デモンストレーションはもう終いだ。
『またいつかあおうね。』
そう言って振り返ってしまう。嗚呼、ざわりと音を立て、その姿が露わになった。久しぶりに見た。少し色が落ちた茶色髪が光で明るい茶色が見えた。身長は少し高くて、すらりとした身体でも、柔らかくて何処までも包み込んでくれる優しい腕の身体の中。このまま眠れられるならどれ程幸せだっただろうか?
貴方の赤色になんて成れなかった。幾ら染め上げたって、血は真っ黒になるから。
貴方の様に一つの三つ編みになんて出来なかった。私は不器用だから。
貴方の居る、その場所になんて、いけない。
もうね、いけないの。
『おやすみなさい』
そう笑えば、嬉しそうに笑って抱きしめてくれた。嗚呼、温かい。この温度だ。生ぬるいのに、何処か熱くなる温度。涙が止まらなくて、貴方の温度を忘れたくないと叫んでいるのだ。でも、忘れなければならない。私の生きる場所は、こっちなのだ。胸元に光り輝きを灯したその淡い色に、声がしたもんだから、見上げたのだ。
「綺麗ね、お母さん、その色が好きだな。」
嗚呼夢だ。貴方はきっと、そんなことを言ってくれない。そうしたら良かったのに。記憶に残された貴方は何時だってそのままで。胸元には暫く淡い花浅葱色の色が光を灯し続けていた。まるでもういいのだと抱きしめて許してくれているようだった。嗚呼貴方に嗚呼これが夢だったらどれ程良かったか。助けてよ。ねぇ、どうか、もう、お願いだから、感じさせないで。
皆で世界を作ってよ。私を置いて、いってよもう。
何時まで経っても、繭の中になんて戻れない。
貴方もまただれかにあ