自宅より近い
前回のあらすじ
メルの体調不良の原因
種の生え変わり時期による吐血と判明。
との説明があり、現在進行形で薬のクノフィリスと
回復のフェル&アンダルシアがメルの体調を見に来ていた。
「少々まずいは不味いが、まぁ変なことしなけりゃ問題ないじゃろうな。」
「変なこととは?」
「一度に大きな気を消耗するとか、体力の急激な消耗等じゃ。
身に覚えのあることは?」
『あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
「あるんですね????」
吐きなさい。今すぐに。
そう肩を掴まれるメルはそっぽを向いた。
『…あの、一つ約束しても?』
「構いませんよ、言ってくれるならば。」
『サワアもヘレスも聞いて次から来るの困ったりしないって約束出来る?』
「嗚呼別に構わん。」
『………二人がさっき喧嘩してたやつなんだけど
此処の周囲は私の気で作った空間なので
削られるとその分ですね、あのですね。』
「……すいませんでした。」
「す、すまん…わるかった。」
いや、分かってくれるのは良いんだが、
気を悪くして次から来ないとかは無しだ。
そうでなければ別に問題などないのだから。
「ではあの子供は一体…」
「子供?ひょっとして核の事か…?」
「核?なんじゃそれは」
「華神らの種は本来華樹神様からの種です。
その種を自分らの願いに書き換え、
華を咲かせることが華神の力の源であるもの。」
「その核が入れ替わるということは
当然その核の本性、正体も出てくるというもの。」
「じゃあアレはエフェメラルの?」
『…ま、妥当だろうねぇ〜〜〜。』
あのみすぼらしい子供。黒いその心と言ったら汚過ぎる。
人に見せれるものではない。悪魔だというソレ。
突きつけてくるその子は、酷く泣きそうな顔で言うのだ。
どうか、助けて。
そんな顔をして、よくもあんな酷いことを
ツラツラツラツラと言ってのけるものだ。
「…今の所は大丈夫。処置も完璧だったからか、異常なし。」
「よかった……」
『はわーーー』
「華が変わり切るまで暫くは過度な運動は控えておくこと。
軽く走ったりとか筋トレくらいなら大丈夫だけど
全力で負荷かけまくるのは禁止ね。」
『はぁい』
「大体どれくらいで生え変わるのですか?前からあることで?」
「いんや、こんなの生まれて初めてのことだ。」
「なんなら華が変わるということはそれ即ち
我々にとって最悪の死を意味していましたので。」
「死?!?!死じゃと?!!?!」
そう、願いが変わるという意味合いでもある。
華が変わる時は大体そのまま魔女や悪魔に成り代わるという形ととらえてもおかしくないのだ。
まぁ、誰かに願いを捧げる時とか、別の場合もあるが…それはそれ。また違う話である。
「いずれにせよ長生きはしないんですよ。
第9だったかな?誰かが華変えて死んだけど、
確か数十分くらいしか持たなかったはずなので。」
「そんな短く……」
「それにしては一斉に、それも全員ではなくとも
かなりの人数が一度に変わっているのは流石におかしい
って思ったのでな。アニュラス様に直談判して今に至るってことだ。」
『わああい。』
「…語彙力掻き消えてるのはしんどいってことか???」
仰る通りです。普通にしんどい。
まだ顔色が青白いメルに、これ以上起こしておくのも悪い。
ならばとヘレスが出ようとしていた時だ。
それにメルが待ってと止める。
『今日は一緒に、でしょ?』
「じゃが……」
『おねがい』
「…そう言われると断れんなぁ、よかろう。
添い寝程度になろうが、それでも良ければ。」
『寧ろ有難い天使かお前は。』
「っくくく、その隣に天使がおるがのお?」
「もう元天使に近いですがね。」
「え゛そうなのか?!!??」
「ええ、現在華樹神官見習いに昇格しましたので。」
「おめでとおおおおおおおおおおおおおおおおお」
そうアンダルシアが驚いて叫ぶのに、これとサワアが困る。
メルを抱き上げて寝室へと運ぼうとしていた所に突撃したのだ。
う゛っと言ったメルにすまんとアンダルシアが謝る。
「アンダルシア様…?」
「す、すまん…辛いじゃろう、軽くしておく。」
『あ、りがとお』
「嗚呼、どういたしまして。」
「ならエフェメラルは華樹神見習いというところか?」
「ええ、アルメリア様曰く、もうほぼほぼ
華樹神と名乗って良いレベルだそうですがね。
ルトラール様からは樹木を完成させてこそ
真の華樹神と言えるだろうと言われていまして。」
「初心者から中級者にってところか?」
まぁそんなところだろう。
お大事にと言われて二階にへと足を進める。
ツンツンと服をつつかれて足を止めた。
「なんです?…あっちですか?」
階段を上った後、白い壁の方を向いて首を傾げる。
もう一度服を掴まれて指を指した方向を見た。
「スイッチか?コレを押せばいいのか?」
指を丸にして答えるメル。
声も出さず、サワアの胸に腕に全体重をかけているのは
余程しんどいという証拠であろう。小さな意思表示も逃さない。
ただでさえ此処は人間と同じような環境下なのだ。
心を見ない状態でしか見れないなんて、そんなの天使以下のやることだ。
ヘレスがスイッチを押すと、その空間が姿を現す。
「っ、これは…」
「奥にいけと、いうことじゃな?」
そのまま真っすぐ指を指すメル。
突き当る手前、左側の廊下右側のドアに手を掛けた。
其処は大体どれ程の広さというべきか、
通常の家のリビングルームより少々広いくらいだろうか。
大体15畳ほどあるその広さにはダブルベットや家具やら
寝室ルームの様にもみえる。
指を指す彼女に、そのベットの方にと歩いていき
そっと彼女の身体を下ろしてやる。
『……はーーーやっと息出来る。疲れたあ。』
「お疲れ様です。」
『ベットがこんなにも楽だとは思いもしませんでした。』
「そりゃあよかったのぉ。此処で寝るのか?」
『まだこっち側殆ど手を付けてなくてね、他は空白。
客室のアイディア中々浮かばずにこの部屋だけ適当に作っただけ。』
「成程だから閉めてたんですね。」
『そういうこと。』
流石に連れてくるつもりはなかったが、
如何せん自分の部屋に彼らを入れる訳にもいかなかった。
中を色々物色されるのは気が引けるのだ。
一応一通りの部屋の場所を教えてい
『いや、教えてねぇわ此畜生馬鹿垂れか私は。』
「何の話ですか」
『部屋の場所教えとかないとって』
「嗚呼起きなくても言ってくれれば構いませんって!」
『でも』
「行くとしてもリビングか風呂かトイレくらいじゃろう?」
『その後二つの場所分かる?』
「いや分からんが…」
『…一応言うけど、階段の奥。玄関から入って
真っすぐ行ったところ左側に風呂とトイレがある。
確か廊下を更に奥行った方だったはずだから気を付けて。』
「分かった。確認してこよう。」
お前は此処で。わかりました。
そう一言二言で声を返し、ヘレスは席を外す。
「…とりあえず何か欲しい物はありますか?」
『強いて言うならお水が欲しいくらいかな。』
「ではヘレス様が帰って来られたら取りに行ってきます。」
『この間取りに行くという選択肢はないのね。』
「貴方を一人にするのは嫌なので。」
嗚呼そうですか。
『ねえ、サワア』
「なんです?」
『夢とか、見る?』
「…そう、ですね。偶にですが。」
『そっか。』
夢も見出してしまったか。
メルは目を閉じて額に腕を乗せた。
熱があるのだろうか、ひんやりとした腕が気持ちいい。
そしてこれが夢でないことを理解させてくる。
嗚呼、これが夢だったらどれ程良かっただろうか。
胸の痛みが強くならずとも良かったのに。
目が覚めたら、サワアは天使で、私はまだ旅の途中で。
まだまだ、先なんて見えない中途半端な時間で。
それが、一番幸福なんだと、今更思い知らしてくる。
いやなのだ、これ以上、人に馴れていくのは。
ソレがどれ程辛いことか、貴方に知られたくなんてない。
『夢は夢だからね、サワア。』
「はぁ、そりゃそうでしょう。夢は現実ではないですし。」
『そうだね。そうなんだよ。』
「…何が言いたいので?」
『夢は必ず醒めるからね。大丈夫だから。ソレだけ覚えておいてね。』
そう、夢は必ず醒めるもの。だから大丈夫。
こんな悪夢なんて、蹴散らしてしまえるのだ。
自分の意志が強ければ強い程。
ぽろりと涙が零れ落ちる。
嗚呼、夢ならどれ程良いのだろうか。
この時間が、夢ならば、どれ程、どれ程幸せになるか。
違う、どれ程胸が張り裂けそうになることか。
これが現実ではないと知ったあの現実に戻った時。
どれ程夢に戻りたいと帰りたいと強く願い縋りそうになることか。
願いが変わることが、どれ程、恐ろしいことか。
『…貴方は我々華神らの事を理解していない。』
「エフェメラル?」
『辛いね、苦しいね。』
理解なんて、しなくていい。
なのに、理解していないしないと知れば痛くなる。
お願い、こっちを向いてと、振り向いてと。
欲張りに欲望にその身が種が変わる恐怖に染まる。
もう、変わるというのに。何に恐れているのだろうか。
嗚呼そうなのだ、恐れなくていいのに、何一つだって。
だってもう、変わったのだから。
もう、この片喰とは、お別れなのだ。
いやだ、いやだ、この子とも、生きて居たい。
私の小さな華。優しくて強くて可愛いお華。
白と黄色に咲き乱れた、全てを知らない私。
その時間が何よりも綺麗に輝いている。
その場所だけに生きて居たい。
だって、忘れて居た方が、一番幸せなのだから。
知らない方が、一番の幸福に、一瞬の時間に生きていられる。
突き付けられて、怖いと言えばいい。
あんなこと言うなんて酷いと言えばいいのに。
そう言えない、思いたくもない。
だって事実なのだ、それが、正しいことだから。
綺麗に飲み込むために、噛み砕いて行かねばならない。
少しずつ確実に、人を傷つけない様に。
知られない様に。
「…ウイスの言葉が痛いですか?」
『っ、』
「…やはり、そうでしたか。」
言わないで欲しい、どうか責めないで欲しい。
知らないで欲しい。どうか彼に罰を与えないで。
「確かに僕は知りません。
だってなったこともなければ、
そんな記述の資料を一度も見たことがないのですから。
…でも、それは貴方も同じでしょう?」
『っ、それは、でも』
「せめて知っておくべきだった。だとしても
あの時の貴方がそれを出来ると思いますか?」
いいや、あの状態では無理だろう。
出来たとしても廻廊に身を堕とせば最後。
記憶を思い出しては忘れてを
永遠に近い程の数をこなし続けていくのだ。
頭が割れそうになった。嫌にもなった。怖くなった。
誰も助けない。助けてくれない。
目の前の子達ばかりが悲鳴を上げる。
なのに自分を助けようとする。
怖いのは目の前の子なのに。
その身体は震えているのに。
私の手は身体は何一つ動きすらしなかった。
それがどれ程愚か者かと思い知らされたか。
どれ程彼女らの絶望を掻き立てたと思っているのか。
なのに彼女らは回りの人達は、救われた等というのだ。
それは私が絶望しないように、
世界が壊れない様にするだけではないのだ。
ただ、私を、救いたいと、彼女らが言ってくれる。
その純粋であんまりにも素直な気持ちだから。嫌気がさす。
そんな人ではないのに。私は、悪い子であるのに。
そうでないと、そうではないと、いけないのだ。
そうじゃないなら、どうしてこうなっているというのだ。
あの子を子供を守り切れずに、彼にも呪いをかけてしまって。
酷い時間に身をずっとずっと投げ落とし続けているなんて。
悪い子以外の何物でもない罰そのものを受け続けているというのに。
どうしていい子だと天使だと、悪魔ではないと言い切れるのだろうか。
何かの間違いで、夢で在って欲しい。
そうしたら、認められるのに。
この残酷な現実が、悪い夢だと。
そうすれば、笑って目覚めるというのに。
そんなことできるわけがないのだから、鼻で笑ってしまうのだ。
「嫌味の様に聞こえたでしょうが、本当は羨ましくて仕方がないのです。」
『……え?なんで、』
「貴方は最終的に天使の事も全部掬い取ってやれるのに、自分らは何一つ返すことなど、知れても手に届く範囲になどは入れないのだから。」
『そんなこと、そんなことない。』
現に居てくれるだけでも、心強いというもので。
「…だから少しずつ知ればいい。ねぇ、知ってるんですよ?僕たちは。」
貴方があの図書の中に、天使の資料を紛れ込ませて入れていることくらい。
『っ!??!?!!?いつどこで?!?!?!!?』
「此間交代で行った時に。コルンさんが見つけてくれました。」
ー文字も分からないのに、許可を取ってまでして、どうして聞いてこないのでしょうか。
「自分達はそんなに頼りないのかと、心配してましたから。」
『……あのね?私ね、どうして人に聞かないか、しってる?
あんなに小さい頃は何でって聞いてたのに、聞いてないでしょう?』
「…知らないですよ。教えてくれるのですか?」
『一番目でね、聞かないでって怒られたんだあ。』
「っ、!!」
嬉しそうに華を咲かせる様にメルは笑って涙を零しながら震えて言う。
怖かった、あの時は、何よりも身体が心が冷たくなって、死んでいる様に感じた。
それも、一度だけではないのだ。
『一番目が終わっても、二番目が始まったら最後にまた一番目が。
三番目が終わったら、二番目と一番目が、記憶を上書きしてくるの。』
「…まさか、一度だけでは。」
『文字に書かれていることは、知れることは、全部聞いちゃ駄目だって。
小さい頃に教えてくれたことだから。いい子に、なれる。魔法の言葉。』
それは呪いだ。
人間の、酷い酷い、呪いの様なものだ。
それをメルはずっとずっと、ずっと上書きされ続けて来たというのだ。
そうして、また、戻りたいとでも言うのだ。
酷くされた、あの時間こそが、生きる場所だったのだと。
まるで償える唯一の時間等というかのように。
『知らないのは無知は罪なんだよ?
から罪を持つ私は悪い子なの。
…っ、貴方が、迎えに、きて、くれなっ』
「いい。もう、いいんです。」
迎えに来てくれない。悪い子だと知った直後だった。
どれ程の絶望を思い知った事か。空は青くなかった。
空はずっと灰色で、冷たい雨を降り注いで、
光なんて見させてくれなかったのだから。
良い子にならなければ、光なんて差し込まない。
空も晴れてくれないし、夜だって明けることはない。
ならば全ての知識を其処に書き記そう、覚えよう。
一人で全てを、知ればそれでいい。
小さな背中は、身体は、魂はそのことだけを刻み続けて来たのだ。
「よく頑張りました。もう、もういいんですよ。」
『っふ、やだ、こわい、こわいよお。』
おいてかないで。手を下ろさないで。
こっちを向いてよ。背中を向けないで。
ため息をつかないで。呆れないで。
私を、私を、どうか、どうか。
『すてないで。』
「捨てません。大丈夫。……捨てない。」
温かい。嗚呼これはきっと、夢なんだ。
天使がこんな体温をとれるわけがない。
そうだ、これはきっと、優しい優しい夢の中なのだ。
嗚呼なんて、綺麗な夢なんだろう。
きっと目が覚めたら、あの天井が見えるのだ。
そうして、此処も夢だったと確実に突き落としてくる。
私は独りで、生きていかねばならなくなる。
ソレが怖いから、どうか、どうか今だけは。
コレが夢だと思わせて、狂わせていて欲しいと願う。
貴方に会えて、抱きしめてくれている。
そんな酷く優しい、お迎えに来てくれた、そんな夢を。
そうしたら、置いて行かれたなんて、言わないでしょう?
だって夢は、醒めるものだから。私が置いて行っただけ。
嗚呼、それならどれ程、私は救われるというのだろうか!
『っ、ふっ、ゆめ、なら、どれほどっ』
「…っ、夢じゃない。夢じゃないんですよ、エフェメラル。
縋っていい、痛くしてもいいですから。」
抱きしめたその手を、強く持って。
サワアは服を軽く掴んで放そうとするメルの身体をぎゅっと抱きしめる。
今放したらきっと彼女はその感情を綺麗に終い込んでしまうだろう。
もう大丈夫だと、次からは涙どころか、その顔や感情も、狂わせて。
こっちを向いてくれなくなるのだろうから。
「縋って良い。縋って下さい。怖いって、ちゃんと言葉に。」
『おこらない?おいて、かない?』
「ええ、怒りません。置いてなんか行くわけがない。
やっと貴方に会えたのに、誰が置いて行く者ですか。」
『ほんと?ほんとに?』
「勿論。頑張り屋の貴方を責め立てる者が居よう者なら、私に言って下さい。
なんなら私と一緒にお勉強してもいいくらいですから。そんなこと気にする必要等ない。」
『…うん、うん!そっ、か!そうかあ。』
「ええそうです。」
うん、やっぱりサワアはとっても強い天使さんなのだ。
私よりも何倍も、何十倍も、とっても強い人なの。
私はうんと弱くて、彼に救われているのだから。
もう大丈夫、そういうメルにサワアもそっと身体を放す。
「お〜お〜お〜〜お熱いことで」
『ぴ!!!!!!!』
「…ヘレス様」
「愛があってこそじゃ!よいよいもっとせい!!」
「見世物じゃないんですよ。まったくもう。」
『…へへ』
嗚呼なんだかなぁ。この陽だまりって感じが私好きだなぁ。
…化粧、かあ。
『お化粧したら化けるかな。』
「ばけ…?」
「…まぁ、メルの顔は整っておるし、
ちょっと化粧をしただけでも
別人になるじゃろうなぁ?
なんじゃ急に。したくなったか?」
『ちょっと、ほんの、ちょっとだけ。』
ニヤリと笑ったヘレスが怖くてサワアの後ろに逃げ隠れるが、時すでに遅しである。
綺麗に捕まったメルはふぇええと半泣きの声を上げるも、本当に嫌そうではない。
寧ろ嬉しそうに困った笑い方をしながらヘレスの腕の中に捕まるのだ。
後ろ歩きにつれていくヘレスに、きゃぁ〜〜!!と叫ぶメル。
それを見てクスリとサワアは笑ってしまった。
まるで姉妹の様に戯れるのだから、本当に可愛らしいと思う。
本当に、これが、続けばいい。
夢ならどうか、醒めないで欲しいと、メルが良く言っていたりするが…
「分からなくはないですねぇ〜。」
余談ではあるが、その後化粧をして余りにも
ドギツイ化粧をされてサワアがやり過ぎだと叱ったのは
後日談の話しである。