滴り落ちる汗
「名を意味を知られるとはこういうことですよ…
その言葉に身体の感覚が変わる。
「良い子ですね。そのまま固まってなさい。返事は?」
『っ…は、い。』
動かない。いや動けないのか。気を凝縮させることすら難しい。
その理解に到達しない。文字通り思考すらも動かせられないのだ。
「貴方は私の下に位置しています。心も身体も全て、貴方は私より上なのに。
私の名を知るのに従えないのは何故ですか?いい子ですから言えますよね?」
あっ待って、マジでやめて。手を口に持って行くが、そっと離される。
『…っ、だ、だい、じ、だから』
「…それで?」
ぐいっと近づかれて、メルは身体をぽすんとベットに落とす。
多少動けるのは彼が操作しているからなのが手に取る様に分かる。
『ルトラールは、ルート。文字通り植物の根や、根本、根源を表す者。
平方根の√は二乗あってこそ記号が外れ、本来の数を表せられる。
決して一つでは成し得ない意味にも値する者。』
それは、思っていたことで、まだ誰にも告げていないことだ。
拒絶しようとしても、身体が言う事を聞かない。
『…っ、根を持つ者は、土にかぶさることで生きる。
それはまるで記号の√の様なもの。
本来の力を発揮すれば世界が均衡が壊れるから、
だから華は根を持ち土という人の皮膚の裏側に息をしてる。』
「では華の本来持つ力は根の方だと?」
『……っぐ、そ、そうだ、よ。』
言いたくない。コレを言えばこっちに不利でしかないからだ。
「では何故私をスピスと呼んでくれていたのですか?
単純にスピリタスと呼べばよかったものを。」
『…恥ずかしいから。』
「…え?」
『た、たんじゅ、んぐ…んん…は、恥ずかしいのが一番の理由。』
ううううううううやめろ!!!!
こいつを誰か止めろ!!!!
私の理性が壊れるわ!!!
恥じらいがあらわになって頭がおかしくなる!!!!
『だって名前を呼んで、
私の名前も呼んでくれる優しいお人に知られたら
私何処にもいけなくなっちゃうから。
世界が広いのも色々見たかったから、隠しちゃってた。』
「なら本当は呼びたかったと?」
『……う、ん。』
「でも呼んでくれないのは何故です?」
『あう……すぴすだと、繰り返して言いやすかったのと、
繰り返しがルトラールに非常に似ていたから好きで呼んでたのもあって』
「ん?繰り返し?どういうことです?」
気付いてなかったなら猶更言いたくないのだが!?!?!?!?!
「ほら、照れてないで正直に言いなさい?」
『っんぐ……から』
「ん?なんです?」
『…ルトは、数が増えれば増える程、
数は切られて繰り返しが終わっちゃう。
スピリタスはスピリッツって聞いたことあって。』
スピリットは「魂」「精神」を意味する単語と知られているが、
それとは別にアルコール類を指すものでもある。
「蒸留酒」、種類はジンやウォッカだけでなく、
テキーラやウイスキー、ブランデー、コニャックと
とにかく幅広い酒になっていまして。
『お酒の王様って言われてるスピリタスと、
根を絶えず持ち続けるルトラールは、
同じじゃない様に見えて似ているのが良いなあって。』
何時か、何時か貴方とも、お友達になれたらいいなって。
何時かの時間を想い出しては、その手をそっと降ろしてしまう。
天使と悪魔が仲睦まじく笑い合っているその時間が。
ずっと来ればいいのにと思って振り下ろした、二番目の天使。
それがこの私であるのだ。私で、在った存在だったのだ。
『ルトもスピスも一緒に居れば、
本当に見たかった叶えたい世界がずっと其処にあるから。
だから私、貴方達二人が少しでも長く居続けれたら、それで良くて。』
そう、ソレだけでよかった。その額縁に、線を差し引いて。
私は蚊帳の外に、額縁の向こう側に。対岸に位置すればいい。
根本を消して、半分にしてまでも、誰かを守ろうとする感情を、
私も触れてみて、手にしてみたくなってしまった。
それは、何時かの時間と同じ感情を知ってしまって。
その時間は奇しくも、貴方と出会った時に知ってしまって。
『サワアに、会った時、とっても、とっても嬉しかったの。』
嗚呼、願いがひょっとしたら叶うかもしれない。
透明の翼を広げていたあの時間は戻れなくても、
過去に戻れなくても、未来で叶うなら、本望だと思った。
だからいけなかった。だから果実は反応した。
『ちゃんと恥ずかしくなく、スピリタスって言ってれば良かった。
そしたらサワアに怖い思いさせなかった…!!
コルンと会えたし、皆と沢山お話出来たのに…!』
ちゃんと良い子で、その華樹に身を捧げることすらも出来たというのに。
だから私は悪い子で居続けるしかなかった。最後の最後まで。
誰もを信用せずに、誰もを騙そうとしてその位置を保たせていた。
傍には誰もいない。存在しない。見ていないから。そりゃ存在等しない。
『でも、でもスピスってお名前、とっても気にってたんだよ?』
「…ええ、よく呼んでくれていましたからね?」
『知ってる?アスピってギリシャ語で「盾」って意味なの。
アって単語としては最初の文字で、最初を取った、欠けた存在。』
そう、ずっと考えてた。貴方の名前。貴方の意味。
『欠けた片喰の様に、何処までも誰よりも
盾として中立を守り続ける存在であって欲しい。
ルトは反対に満たされ、矛の様な形で
互いを守り合って居たらいいなあって。』
「…そうでしたか。そう、想ってくれていたのですね。」
本当に何処までも優しい子ですね。
そう言ってスピスはチュッとリップ音を
立ててメルの額にキスを落とす。
「コルンさんの名前も似たようなことですよね?」
『うん。最初はコルって名前にしたかったけど、
繰り返さなくていいかなあって途中で思って。』
「…何故か聞いても?」
『だって繰り返さなくたって貴方はきっと
芯のある強いお人になるだろうからって。』
へにゃりと笑って答えるメルに、
目を丸めて驚いたコルンはわなわなと震えあがる。
もうと言ってそっぽを向いたコルンの耳は
赤く染まりあがっていたのが見える。
とんだ変化球を喰らったもので。
困っている処サワアがコニックを連れてベットに入ってくる。
「それにしても偉く素直ですね?」
「まぁそういう風にしていますから。
勿論もごもごしたりするのは拒絶しているのですよ?」
「でしょうね。顔も恥ずかしそうですから……。」
そう思うなら是非とも助けて欲しい。
「ふふ、駄目ですよ?助けなんて今は不要です。」
「まぁコレを機に気になることは全て吐いてもらうというのも手ですか?」
「ええ別に構いませんよ?どなたでも。」
「では私から。」
いや待て。お前ら待て。
「貴方は何故其処迄して己を傷つける行為を止めないのですか?」
「コニックさん…」
「前々から気になっていました。廻廊に手を付けた時も、貴方は抗えた筈です。
一度目の時間も繰り返しできるならば、培いつつも抗える策も出来た筈。」
『出来ないよ。』
いや、それはしないに近いものか。
『彼等は私の時間に位置する者ではない。私は一度目だろうが二度目だろうが
何だろうが彼等の人生の中に少しお邪魔をしてしまっている状態にすぎない。
だから彼らの邪魔にならない様に身を潜め続ける選択肢しか見えなかった。』
「それが貴方の考えで最も平和的解決だと????」
そう。そうだ、それは嘘ではない。真実であるのだ。
『痛めつけたらある処を境に人間は痛みに慣れることを知った。
それから少しずつ精神的な痛みに慣らせる為にも自分を殺すことを覚えた。』
そうしたら此処まで強くなったんだからどうか褒め千切って欲しいものだ。
『最初は痛かったし、サワアのことを叫んだけど
助けなんて来なかったし、
既にその時は親の言う事を聞かない悪い子だったから
いずれにせよ罰を与えた方が良いと思って。』
「自分を痛めつけるのはかえって好都合だったと?」
そういうことだ。
「…だから貴方はその身を委ねていたのですか。あのような者の為に。」
『あの人だって笑うし、あの人の幸せがあったから。
その願いの中に私も要られたらいいなって思ってたけど、
そうではなかったのが、何処までも、辛かった。』
そう、辛かった。怖かった。額縁の外に居ることが次第に怖くなった。
帰りたい、戻りたい、過去に、あの日に、あの時間に。
何もまだ知らなかった、花冠を作るその瞬きをも忘れる瞬間に。
私は居て笑いたかったというのに。
そうはさせてくれなかったのだ。
そんなこと、許すわけが無かった。
『嗚呼それなら、貴方が許さないならば、私も許さないでやろうと誓った。』
「…メル様?」
『お前が私の子を殺した様に、お前の願いも私が殺してやろうと思った。
そうしたら貴方はどんな笑顔を見せてくれるだろうか。私を殺した時、
漸く手に入れられる華を力を権利を持ったその瞬間だけに生きた喜びを。』
私が私の手で力で貴方の思考を捻じ曲げてしまえられたら。
貴方達天使らが負った傷を緩和する程迄には、癒してやれるだろうかと。
『その日の為ならば、私はどんな手を使ってでも死んでやろうと思った。
痛みを快楽として、地獄を天国と変えて。死を救済と変換させて。
何度も何度も痛みと共に、その魂に在る真夜中と空と三人で眠りについて。』
そうして、戻って来た。辿りついたこの時間。
『あの日あの時、私は嬉しかった。嗚呼コレは夢じゃないって。
サワアも来ない、誰も助けになんて来てくれない。』
宙を舞った時、絶望を感じて、笑ってしまったのだ。
腹の痛みが酷いくらいに前に負った痛みに似ていたから。
『現実に堕ちて、もう空白しか見れなくて良いと思った時は嬉しかった。
やっと私の役割は無事に果たせたんだって。だから抗わなくてよかったって。』
心の底から、安堵したものだ。
「…それを、我々天使が望んでいなくても?」
『…いずれにせよ嗚呼しないと遅かれ早かれ自滅していただろうからね。
先に慣らしておくことで多少の痛みも緩和出来て排出も楽だった。』
「呪いに掛かりにくい精神を作ったという事ですか。」
『そういうこと。だって嫌じゃない?』
「何がです?」
『他人に自分の感情すらも掬われて壊されるなんて。
私がするのですら嫌なのに。他人だなんて御免だと思ったから。』
「だから自分で壊したのですか。」
正確には狂わせたが正しいがな。
『狂っても歪んでも最初を知れば安心した。
でもおかしいよね、狂ったら最初なんて分からなくなるのに。
気付いた時は6番目に到達していた。』
そう、彼女の時間。まだ忘れて居るその時間に。
『全てを想い出し、全てを知って、全ての嘆きに脳が壊れた。』
「…っ」
『一度綺麗に壊れて、シアージュは泣き叫んだ。
お前がこんな末路になるなら、お前がこんな形で破滅に向かうなら。』
どうか私も、お前の末路に連れてっておくれ。
『感情の起伏と、青い空を模した、
赤い土地に生き続けた時間で。
ちゃんと私偉かったから、
再生用の額縁も記憶もバックアップ用意してたんだよ?』
でも、シアージュは違うって泣いてた。
貴方が泣くことではないし、
巻き込んだから寧ろこっちが謝るべきだったのに。
『それでシアージュと私の呪いとか
見て貰ってたら、とんでもないこと発覚しっんぐ』
「…サワアさん」
「はい」
嗚呼待ってほんとに馬鹿!!!!
メルの手を上に上げて固定するサワアに、メルが口を滑らせる。
『ルピルムが初代で私の魂に呪いをかけてたことが判明して。』
「………は????」
『絶対これバレたらスピスとかサワア辺りが
ブチ切れそうな気がして怖くて黙ってようって。』
「…バレましたねえ。」
「まあ時効と言うのが彼女にとって幸いでしょうが。」
『子を成せなかったり、願いが確実に叶わないって言うのが其処で分かったから
ならいっそのことそのレールに従って陳腐な願いでもすり替えたろうと思って。』
「メルさん?????」
陳腐とは、
『うぐっ、一度目の時間を無理やり刷り込ませて変えてたんだけど、
どうしてもサワアのことを想い出しちゃって、花冠作って遊んで、
交換したのをスピスとルトラールに見て欲しかったから。』
「…交換を?」
『初代でやりたかったことの一つだった。
悪魔の貴方にも、会って話をしてみたかった。』
貴方が産んだ子と、一緒に居させて欲しいと。
後々遊びに行く予定をメル自体仕組んでいたらしい。
まぁやりかねないとは思っていたが、
まさかあんなことが起きることが無ければしていたとは。
『でも、初代は難しかったけど、今世ならきっとできるって思って。』
「…その想いが強すぎて、華樹神の願いに入ってしまったと。」
『それが悲しくて、嫌で、辛くて。でも何度だって言い聞かされるの。』
あの液晶画面に、額縁に飾られた、貴方の姿を見て。
何度も何度も、その感情を壊され続けてきた。
もうこの時間が本当に自分なのか正直分かっていないのだ。
理解したら、この次あれば今度こそ分からない
修復など不可能になってしまいそうだから。
だから最後の最後、ルピルムが攻撃をする時は仕組みに仕組んだ。
そりゃあもう何事が起きようとも全てをこっちの勝利に仕組むことに。
『途中からそれでも良くなって。どうせなら完璧に仕立て上げようって。
六番目以降はサワアのこと何とか覚え続ける様に刷り込ませた。』
「だから11番目の時に私のことを見て首を傾げていたのですか。」
「本来は廻廊初回時に廻廊が始まる前の時間は見れない筈ですからね。」
そうなのですか。
ええ、そうらしいですよ。
「前にルトラールが言っていましたので。」
『誰か分かるけど分からない。でも、何か覚えてる。
今まで起きた子達も全部うろ覚えにも見えて。』
「初回時に記憶を引き継ぐことは愚か、
前の廻廊で出会った者達なんて触れることも
ましてや話したり具現化なんて以ての外ですからね。
貴方のした行為はイレギュラーでしかなかった。」
『まぁ果実を綺麗に食べなかったのが原因なんじゃないかなって。』
だからこそ、悔やんで仕方がないというものだが。
まぁ起きた者は仕方がないということで。
「と、まぁこんな感じで支配したらある程度の情報は吐き出させることが出来ます。」
解除しましたよと言った彼の言葉と同時に姿が消える。
一体何処に行ったかと思えば、ベットの中ではあるが隅の方に下がっていた。
「何故そんなところに」
「このベットから出れない様にしていますからね。」
「…お父様????」
「ふふふ、この力はある程度の範囲なら仕置きになりますからね。」
『僕もう喋らないよ!?!??!』
嗚呼言いたくなかったのにいいいい
そうシーツをひっぺ剥がして抱き着いて泣き叫ぶメルに
クスクスと大神官は笑って答える。
「だから名のある言葉を言うなとあれ程言ったことが分かりましたか?」
『っ!!!!』
「それならよろしいですが。次もし言うなら、覚悟して置いて下さいね?」
これ以上のことをさせますから。
ひえっ
「まぁこれくらいにして、そろそろしましょうか。」
「する?何をするのです?」
「どうします?私は一度捌けましょうか。」
「そうですね、そうして頂けると助かります。」
後は我々がしますので。
ええ、それでは。
「嗚呼一応言っておきますがメルさん」
『ん?なんです?』
「サワアさんが良しというまでそこから出てはいけませんからね?」
ねぇ?
耳元で囁いた言葉に、身体の力が抜け落ちる。
ぱたりとその腕に倒れたまま、ニコリと微笑んだ大神官が後を去る。
あっちょっと待って。一瞬だけしかしないのマジで仕置きじゃん。
「…楽にしてもらっていいですよ、お二人共。」
「っはーーーーなんですかあのお怒り様は…」
「とんでもなかったですね。」
「まぁエフェメラルがしでかしたことが
しでかしたことですからね。
飛び火しないだけマシだと思いなさい。」
「それにしても、名がこれ程の威力があるとは…。」
「我々とて力を余り緩めすぎるとその範疇に入りますからね?」
「ええ。身をもって体験したと言っても過言ではないでしょうね。」
そんなことあり得ないでしょうが。
まぁそれすらもお考えになっているのでしょうね。
「これに懲りたら多少の身なりは弁える事ですね?」
ある程度でも、貴方のアレは流石に度が過ぎていますからね。
大神官様も昔から言っていたことですし。
「少々甘い感じが否めませんが…」
「仕置きにしたら初回は甘くでしょうね。
この子とてそこら辺は分かっていますでしょうし。」
「余りやり過ぎるとお灸添えも慣らすなら猶更ですか。」
「にしても名が別にあるとは思いもしませんでした。」
「そりゃそうでしょう。なにせ一度たりとも言っていませんし。」
「この子とてつい最近まで隠し通し続けていたというものですからね。」
まぁ我々は貴方に近い存在にあるので知っていましたが。
そう言って覗き込んできた彼等二人にメルはぎっと睨みを効かせる。
そんな睨んでも子猫が睨むのと大差ありませんよと言うサワアに
メルは嫌らしいのか身体をとにかく避けようと
ベットの端を伝いながらずれて距離を取ろうとする。
これからやることを分かっているからこそ、
逃げているのを知っていながらも
サワアはよいしょと言ってメルの腕を掴み
自分の胸に押し当てながら身体を中央に移動させる。
「さて、仕置きというのも含めて本番と参りましょうか。」
『っえ?ほ、本番????』
「おや、気付いているのでしょう?コニックさんが何故呼ばれたのか。」
そしてこの人数を。
ゾッとするメルにご安心下さいとサワアはニコリ微笑む。
「ほぐすのは私が行いますし、もし何かあればコルンさんに頼みますから。」
『もっと嫌ですが?!?!?!?!?』
「おや、この私を拒絶するとでも?」
『あう…し、ないけ、ど。』
違う、寧ろ拒絶なんかじゃない。
『これ以上好きになんてなっちゃったらぁ、
ひあっ、あっ、もっ、なにも、かん、
が、えら、れ、なく、らう、からぁ〜〜!!』
「…容赦ないですね。」
「ええ。一応これでも怒ってますからね。」
僕の居ない処でさらりとやろうとしたのですから。
「片喰に喰われようとする貴方を、
僕が繋ぎとめてやってるんですから。
感謝しておくことですね。」
『ふっ、ああ!!ああ、らめ、らめらめらめ』
「っくくく、此処ですか?弱いですよねえ?
まぁ弱くしたのも僕ですが。」
『〜〜〜っ!!らめ!みちゃ、ああっ!!』
「全く、力は基礎を形成してからこそ
形になるというものなのに
貴方という子は基礎も何も成し得てない状態で
先ばかり見据え足元も見ずに走ってしまうから
こういうことを起こすんですよ?」
こういうのを形無しって言うんです。
分かっていますよね?
「最初は何も感じなかったのに、こうやって弄り続け
快楽をその身体に刷り込ませたから感じてるんですよ?」
『ひうっ、あっ、ああ、らめ、いわ、わらいれ』
「気持ちいですね?そりゃあそうでしょうねぇ?
この僕が貴方の良い処を教えて差し上げたんですから。」
『〜〜〜っ!!も、らめぇ。』
「あっという間ですね。」
「ふふふ、可愛らしいでしょう?」
胸を軽く後ろから弄ってやるだけですぐに溶けて倒れ込む彼女を
よいせっと言って上に上げて体制を整えてやる。
「では始めましょうか。」