棺の中身は神父様
前回のあらすじ
突拍子もなく力の大会が進みだしました。
『と、いう訳で武術と言っても世界が崩壊する訳でもない。
かと言っても、華神ってなんぞや?という訳で親善試合と言う名の
大運動会をはっじめーるよおおおおお!!!!!』
「「はあーーーーい!!!!」」
『軽い実況司会進行役として名乗りだされました
現華樹神のエフェメラルことメルです。』
「一人じゃ怖いから道連れに。どうもアルトリアです。」
だって元華樹神官でしょ?タッグくもーよ。
いや、普通に私貴方の下だからね???
「というかこの内容馬鹿なの何なの死にたいの?」
『よくぞ聞いてくれました。えー皆さん手元に資料があると思いますがお目通し出来たでしょうか?』
一応説明しますね。
『この試合の大きな目的は華神らの認知です。
相手の手を先にばらしていいのか?構いません。
全然いいです。相手にならないと思いますので。
寧ろ知っておいた方が得策だと思います。』
それに運動会楽しそうだからね。
『各宇宙親睦を深めつつ互いの良し悪しを見て成長の糧に出来れば幸いです。
華神らに関しましては先程お伝え致しましたが今回は敵対同士です。』
各宇宙に配属のもと、互いに知見を広め合って下さい。
『前半は説明時間ですが、中間に運動会、後半親善試合を執り行います。
勿論体力面の事も考慮しまして三日間という長い構成にしています。』
嗚呼勿論後方に皆さんが寝れるベットやらの施設は完備していますからご安心を。
『時間も貴方達が本来生きていた時間にお戻しすることが可能です。
ですので明日のお仕事に支障がと思われる方はご安心下さい。
特定の時間にお返し出来るように此方で手配完備済みですので。』
其処ら辺安心したのか周りが少しざわついたが、話を戻す。
『今回最初に執り行うのは説明時間。』
人間らはお休み時間ですし、軽く全体を見まわして来ても良し。
この場所で観戦するのも良いです。
『今から好きに動いて下さって構いません。試合は10分後に開始します。
尚私からテレパシーを受けたものは全員特定の位置についているように。』
以上といって通信を切ったメルは一息ついて心臓の高鳴りを手で押さえた。
『はーーーーやりきったえらいわたし』
「偉い偉い。じゃあテレパシー出そうか。」
『本当に良いのわくわくしてる?』
「してるしてる!!」
「わくわく、わくわく!!!」
『(まぁいいけど…というわけで皆さん聞こえていますね?エフェメラルです。
皆さんはB区域の裏に集まり下さい。聞こえますね?B区域の裏ですよ〜。)』
場所的には第2宇宙の者達が居る裏手ですと言ってからメルもそのまま移動することにする。
戦闘場所から高い位置にあるこの場所もまた、下に落ちればすぐである。
「来ましたか。」
『おお結構集まってる。』
「なんという編成なんですかこれは。」
『とんでもないでしょ。お久しぶりです父様。』
「久しぶり。面白いことをするって弟から聞いたけど、他に居るのか?」
『いるいる。まだまだいるいる。』
現在居るのはサワア、ヘレス、ルトラール、アルトリアの四名だ。
『多分もうすぐ来るよ。あっほらきた。』
「コルンさんにウイスさんですか。」
「お兄様も呼ばれたんですね。」
『ふふふ〜〜〜。とりあえずある程度来たから父様こっち。』
「ととさま?!?!」
「おや、知らなかったのですか?」
ルトラール様はエフェメラル様の御父上であり、大神官様の兄君で在られる方ですよ。
いやとんでもねえな。
そうこうしていたら皆が集まったので、メルははいこっちみると手を叩く。
『お集まりいただきありがとうございます。
今集めているのは親善試合にしようとしていたチーム戦に出場する方達です。
今からチームを公表しますので、作戦を今日から二日間頑張って練って下さい。』
ルールは簡単。制限時間内に相手を降参させるだけ。
武外に出しても数十秒程度なら誤差の範囲とします。
『勝ち抜き戦で優勝者はどんなものでも願いを叶えて差し上げます。』
「それは願ったり叶ったりですねえ?」
『はいでは告げますよー。コルン様とルトラール様出て来てください。』
「?分かりました。」
「此処で?」
『ええ。はいこれでおわり。』
「え?」
『エフェメラル&コルン&ルトラールで【チーム師弟】』
「っえ?!?!?!?!」
とんでもない編成出してきたな。
『ハイハイどんどんいくよ〜。アルトリアとチェレステとエテルネルおいで。』
「あっヤな予感するんだけど。」
『はい【チーム水面吹奏楽部】ね。三年生頑張って〜。後同時に作曲者同士頑張ってね。』
「っはあ!??!?!?」
「ったあ?!?!?!?!?!」
「えっ?!!まって待って待って待って待って!!!!!」
『サワアとコニックさんあとマルカリータさんおります????どこ???』
「此方ですますわよ〜」
『はい三人【チーム天使】ね。』
「まさか戦わせるとは。」
優勝させますよ?
いやいやそうれはどうかしら??
『スペシャルゲストもいるんだから、ねえ?』
「スペシャル?」
『えー続きましてー【チーム原初】アンダルシアとボールパークあとアルカポネさん。
【チーム引継ぎ】からはリキャラールさんリコットさんコピアさん。
【チーム最果て】からティーナ様とライネア様後はシャクロラスちゃん。
【チーム終焉】からフォルス、シアージュ、フェルで構成して下さってますね????』
嗚呼アリガトウございますそうすぐに動いて頂いて。
「嫌な予感がするんだがまさか俺達」
『【チーム破壊神】』
「やはりか。」
「天使が出て行く時点で嫌な予感がしておったが。」
「それなら第4でるなら第4の破壊神だせばいいだろ。なんで僕が出るのさ。」
『普通にそれだと安直だから敢えて入れるんですよ。』
その代わり彼も後で動いて貰うけどね。
『【チーム一楽章】でアシュガ、アイビー、モネアの三人出てね。
【チームシークレット】はその時全王様がスイッチ押すんで発表になります。』
「今公表はしないのですか」
『文字通りシークレットなんでね。結構強い編成なのでハンデとしてその日に出します。
一応言っておきますが、この中の人間で編成するので覚悟してください。』
まぁ目を合わせても意味がないが。
『はい以上ですので、皆さん後は二日後にまた此処でお会いしましょう。
当日は各待機場所容易しますのでそちらで観戦してくださいね。』
では解散と言って散らすメルに、コルンが声を掛けた。
「エフェメラル様、我々はどういたしましょう?」
『とりあえず今日夜空いてます?』
「ええ」
『場所的に多分私の方に来た方が良いから
夜お二人は部屋に来てもらっても?
食事やらなにやら全部終わってからなので
大体夜の9時前後に。』
「構いませんよ。ではその手筈で。」
「ねぇメル華神ってどれくらいの範囲なら許容できる?」
『例えば』
「さっき言ったモネアは基本的に呪い系の戦いよ。飛び道具とかは?」
『全般禁止。いやでも気で練った物なら対応可能ではあるけどおすすめはしない。』
「なんで」
『当日分かる。』
「そういう舞台を用意するのに時間が掛かると。」
そういうことだ。
『話が早くて助かりますよサワアさん。』
「ふふ、戦いでぶち当たること楽しみにしていますね?」
『どうぞどうぞ。どうせ当たらないだろうけど。』
「それはどうでしょう?」
『「ふふふふ」』
「怖い怖い怖い怖い」
「何あそこねぇ何あそこ。」
フェルがぶんぶんとリキールを振り回しているのに
大丈夫だと言いたそうな彼をそっと生暖かい目でビルスが隣でみてやる。
『僕言うてめちゃ強くなったんだからね?』
「ほぉ?此間も僕に負けておいてよくそんな口がきけますねぇ?」
『あ゛』
「やるなら試合の前で、でしょう?」
『おこ』
「はぁ…分かりましたからお下がりください。お兄様も大人げないでしょう。」
「おや、そうでしょうか?」
割といい線行くと思いますがね。
どうだか。
「え?」
「この試合は我々が勝ちますから。」
『あっそういう?』
なので
「力の大会、人間編をどうぞごゆるりとお楽しみください。」
++++++++++
そうこうしまして。
『やってきました力の大会。現在司会進行はフェル達がしてくれています。』
僕は第7へとご出張。
『って言ってもよくぞ許可出したねぇ?』
「いやいや、これくらいの規模って話聞いてたらもうちょっとがっつり支度してくる予定だったわよ。」
「すみません家族の方まで許可出してくれちゃって。」
『いいえー。そのつもりで天使らに声掛けたからね。』
「それにしてもかなりの人数ですが大丈夫なんです?」
『何が』
「…貴方を狙う絶好の機会と言う点でもあるんですよ?」
それも前の記憶を保持したままの者達が殆どだ。
悪いたくらみを考えている奴らを貴方も知っている筈だと
ウイスがコソコソ耳打ちで言うのに大丈夫だとメルは答えた。
『願いは相応に。悪い奴らには悪いことが必ず起きる。』
「え?」
『ふふ。此処は正直者が馬鹿を見ない世界なんだよ。』
そう言って指を指す場所は第3の場所。
何やらもめているのだが、喧嘩を吹っ掛けた奴が叩けば
数十秒後に何処から出てきたのか鳥がふんを落としてきたではないか。
此処には動物が入って来れない様にしているのにもだ。
それだけではない。ちょっとした過度の攻撃がみえれば
その出した相手に相応の嫌な事情がどんどんと出てくるではないか。
それには天使らがコッチを見てきた。
いや待て。確かに此処のフィールド全部私が作りましたけれども。
「メルさん。悪いことは言わないので先にお伝えを。」
『えー……っ。ウイスさんに言われたのでいいまーす。』
私これ言いたくなかったんだけど。
そう言いつつもきぃんと言った独特のマイク音に耳を塞ぎつつも話しを進めた。
『何名かが犠牲になっているので皆さん大体察しがついていると思いますが
此処では正直者が馬鹿を見れない場所。即ち悪いことをしたら貴方の嫌なそれ相応として帰って来ることになっています。まぁ勿論試合の中に入れば無効化されますのでその時に思う存分振るって下さい。』
ご家族の方は怖ければ各天使にお申し付けください。
数分相応のものをお支払いいたしますので。
『天使らは全員数合わせて後で此方側に来るように。』
以上と言ってマイクを消し去り杖に戻して鍵へと直したメルに
すげぇと声が上がりちらりとみる。
『あっ』
「ん?」
『えっと…悟天君にトランクス君だよね。』
「ああそうだよ。」
「うん!」
『改めて。…助けてくれてありがとうございました。』
「っな!!!」
「ちょ、お、おねえさん?!?!?!」
メルは立ち上がった後、ゆっくりと頭を下げてお辞儀をしたのだ。
それには地位も地位であるというのに頭を下げたことにウイスらも驚きを隠せなかった。
『私寝惚けてたとは言えどお二人や皆さんに声を掛けて貰わなければずっと迷子で居たと思います。』
「メルちゃん……」
『安心して下さい宇宙が消えることなんてないですよ。』
「え?でも」
『勝てば皆よかろうなのです。』
奇跡が起きてくれると、私は信じてる。
だって既に、奇跡が起き続けているのだ。
既にこの三日間だけで、きっと多くの者に出会えることだろうから。
ちらりと目を向けた先は、第10の世界であって。
『絶対に。私へ願う者は決まっているのだから。』
++++++++++
そうこうしましてですね。
「まさか本当に17号が生き残るとは思わなかったな。」
「作戦勝ちと言った処だな。」
「でもよく考えたな?かくれんぼとか。」
「イチかバチかだったけどな。」
そう、力の大会本当にアニメで見たような感じで話が殆ど進んだので総カットです。
え?全部書けって?いや普通に時間が足りないのですよ。何万文字書いたら気が済むんだか。
え?知らないだって?煩い知るか。
そうして現在はあの48分前後が終わり、
まさかの各宇宙で1宇宙につき50分を重ね合わせていけば
普通に夕方に持ち越していきました。
「それで、俺はお前に願い事を言えば叶えてくれるのか?」
『嗚呼そうだね。その為に来たってもんだし。』
「っメル様!??!」
「おい17号お前変なこと願ったらただじゃ置かないからな。」
そう言いつつもメルは嗚呼分かっていると言われている間に胸を広げる。
大事なことだからもう一度言う。胸を広げてる。
「っな?!!?!?!!?」
「っおい気でもくるっ」
『…おいでおいで、華よ魔よ人よ奇跡の者よ。こっちへおいで此処にいる。』
願いを継げるものがいる。
そう言えばメルの気が一気に変化してきたのだ。
その光に気に身体がふらつくのも無理はなかった。
「17号さん、願い事を。」
「っ」
『どうかお願い聞いておいで。永久に願うその一束よ。』
約束継げるものがいる。
『”さぁ、願いを祈りを捧げてごらん?神の間に”』
「っ…なんでもいいのか?」
「ええ構いませんよ。」
メルは何も言わない。ニコリと微笑むものだから、ウイスが代弁する。
青い髪の毛は白く透明にも見える光に纏い、青い目もまた白い輝きを放っている。
その場所が神聖なる様にも見えて、いや事実神聖であるのだろう。
気の質が段違いである。別人かと思える程に、
清らかで人を見なければ
正直其処に居るかどうかすら判別がつかない程。
それほどまでにメルは不思議な状態であるのだ。
「じゃあ…一つ。お願いを。」
『”なぁに?”』
「”君が望むものを叶えて欲しい”」
「っな!!!!」
「本当にそれで構わないのですか?」
「嗚呼。そうであって欲しいんだろう?」
『”……約束果たすその日まで。”』
私は何度だってその願いを願い続けよう。
そう言えば、メルが手を合わせ祈りを捧げる。
花は咲き誇り、背中に白い翼を這わせ樹木が這って華を咲かせる。
頭の後ろには青い輪が光を灯した後、ふわりと光を放ってから消えて居なくなってしまった。
『…驚いた。本当に君って凄いくらいに良い子なんだね?』
「それはどうも。」
『第7がどちゃくそ羨ましいよ。』
「おほほほ、それはどうもありがとうございます。」
そう言って頂けると此方も嬉しいですよ。
いえいえ。
『いっそのこと第7のところでお泊りしたい気分だけど。』
「あらしていけばいいではないですか。歓迎致しますよ?」
『あーーー時間になるまでって思ったけど…やっぱやめよっかな。』
そうホテルの中を歩いている間に、見知った者に出会い断りを入れるメル
もういっちゃうのと言うパンにごめんねぇと声を掛けた。
またあとでと言って席を外す。
「よろしいのですか?」
『いいの。それよりもよくわかったねぇ?』
「ええ。…どうぞこちらへ」
そう言って手を取って進んでくれるさわあに、メルは微笑んだ。
一室に入ってしまえば、そっと抱きしめてくれる。
温かいその温もりに、これから起きるであろう時間が恐ろしく感じる。
「…本当に貴方は大馬鹿者ですよ。」
『えへへ。ごめんね?』
「全く、我々の驚きも貴方は本当に凌駕していく。最後の試合手を抜いて下さいね。」
『え』
「何ですまさか本気でとか言うんじゃないでしょうね。」
流石の僕でも許しませんよ。
いやあの
「それともあの日の誓いを今此処でもう一度仰ってしまいましょうか?」
『あっやっそれはそのーーー』
そう、サワアが言うその誓いは、今から一週間ほど話が遡ることであってだな。