自己紹介編その2




前回のあらすじ

半分以上が華神らの説明で溶けました。


マジかよ。


『続いて後半戦行きます。
あーペットボトルのリスエットがうんめぇ。』

さて、話を戻しましょう。


第1宇宙愛の華神コファ様。
髪の毛は桜色で目の色は金色
三つ編みを束ねた愛の神様であります。

一見穏やかな性格の様に見えますが
仲間が傷付くと鬼になるので、
皆さん決して貶さないで下さい。

仲間を貶したりすると遥か遠くの反対宇宙ですらも
聞きつけて追いかけてくるのでやめて下さいね。

あと「えーそりゃ普通でしょ?」みたいに
さも当然のようにこっちをみない。
普通に鬼の形相ですからね?貴方。
今度録画させて見せつけましょうか?


第2宇宙知恵の華神クライオリー様。
髪の毛は緑色で目の色はオレンジ色の
左右下でお団子してる、
白いカチューシャが印象的な神様です。

一見普通の様に見えますが、
彼女もエカルムさんと同じく本で殴ってきます。
あの「殴るんじゃなくて違う飛ばすんです」
みたいな顔して動かないで下さい。

お姉さん例えていうならナイフで刺しに行くか
飛ばしに行くかの違いだけであって、
その意味合いと全くやってること同じですからね????

そんな首傾げても駄目です。
エカルムさんに助け求めても駄目。
いや、本は殴るのも飛ばすのも駄目ですから。

だから読むもんだっつってんだろうが!!!!



『えー…第3宇宙大地の華神カルルリ様です。』
「なんで嫌そうなの」
『…髪の毛は茶色で目の色は緑色で一見みたら
三つ編みしたくまさんのヘアピンがめちゃ可愛い幼子ですよね。
元気一杯の女の子で我儘な年相応に見えますが
ええ、実はこの子が華神の中で最年長だったりします。』
「はぁ?!?!?!?!?」
「うそでしょお!??!?!?!」
「ほんとだよ。一応僕長生きだし。」

そうさらっと言うから驚きなのはこれだけではない。

『はーーーー…私がこういうのもなんですが、
この中で最果て組が一番個性強いです。まだあります。
この子得意武器がリコーダーなんですよ。』
「ちょっと待て古都葉」
『はいなんでしょう我らがリーダー水面の朱音さん。』
「日本語おかしくなかったか?
武器にリコーダーってなんだよ。武器に。」

百歩譲って本はまだいい。鈍器分かる。んーまだわかる。

「いやでもリコーダーってなんだよリコーダーって。
なんだよどうやるんだよ叩くんか???」
『嗚呼いや、怒るとリコーダーを土と華で混ぜて作った笛と合わせて
音と一緒に物理で殴りに来るんですよ。マジで怒らせたら駄目。』
「は???????」
『加えて泣きながら叫びつつくるんで耳の鼓膜幾つあっても足りん。
おまけに容姿が容姿な為か、泣けばこっちが悪いかのように
罪悪感で敵の精神をゴリゴリ削ってくるんですよ。』

そんなんしらねぇで通せる人こそが
通用できるというものであってだな。
情なんて彼女には通用しない者なのだ。



続きまして。
第4宇宙薬の華神であるクノフィリス様です。
髪の毛は薄紫色で目の色は紫色。
緑のカチューシャがトレンドマークの神様。
悪知恵が良く働いて、よく付き人に叱られています。
因みにこの子武器は薬、注射器、メスです。
そうです手術で使うあのメスです。飛ばしてくるからね。




そうして皆が良く知ってるであろう
第5宇宙炎の華神、ティーナ様です。
髪の色も目の色も共に熱い燃え滾る赤色してます。
元々短髪だったが、纏めた方が楽という知恵を知り、
黒いリボンで一纏めにしています。

一応言っておきますが、
この最果ての中で一番わかりやすい人です。
素手こそが正義。得意な力は破壊です。
ある意味変化球無くて助かるんですよ。

めっちゃ髪の毛が浮いたりして、
短髪の女性で元気があり、言ってしまえば第7等の
サイヤ人の女性に割と近めなくらい気が強いです。

胸に花を咲かせ、感情を込めると燃える。
本当に燃える。良く燃える。
真っ赤に花の周りをまぁよく燃え散らかしてます。

あと第八宇宙の華神ハシュクロードと仲がいいです。
まぁ性格は別としてですね。次行きますか。




続きまして。第6宇宙水の華神ウィアリス様です。
髪の色は紺色、目の色は水色
左右三つ編みをして流しているが、
華神の中で一番髪の量と髪の長さが長い人でもあります。
牡丹の髪飾りを付けているが、誰に貰ったかは秘密だそうです。

(あと余談ですが牡丹の花の意味を
この時伏線で付けていなくて
書いてる今驚いてるとか言っちゃいます?
アッ駄目です?はい戻りますね。)

花を咲かせると同時に水も花の周りで浮き、
まるで花の一部にも見える程に綺麗な形を咲かせるお人。
かなり器用であるんですが、他はドジで何も無いところで良くこけます。
あと泣くと通常より水の扱いが雑くなり、よく洪水を起こすんです。


「いやなんで知ってるの。」
『だから言ったでしょ。私滅茶苦茶見てるんだってば。』
「…誰あの子に喧嘩売った子。」
「すみません。そんなつもり無かったんですがね。」
『ふふふふ。お前らまだまだいくからな?????』

ああなると手が付けられなくてすみません。
一応近くに居れば抑えてくれてるような
気配がするのでついていますが…。

嗚呼大丈夫ですよおかまいなく…
何となく落ち着いてくれてる気がするんで
寧ろ助かりますというかなんというかですね。


『おっと続きまして、第7宇宙感情の華神ラストリア様。
髪の色は水色で目の色は藍色のポニーテールが印象的なお方。
ウィアリス様の妹さんで、お姉さんが遠出派、
妹さんが近所派の距離違いではありますが
互いにお外歩くの大好きマンです。』

因みにお姉さんはお酒とか花とかが好き。
妹さんは空や星、後はリボンとか好きです。

『武器は互いに弓を扱い、中学高校?わからんけど弓道してたんですよね?』
「本当に何処情報???ねぇエフェメラル様としては其処に居ました????」
『いませんねぇ。でも知ってるんですよねぇ〜〜〜〜。
一応言っておきますが弓の扱いは恐らくこの方が群抜いて上手いです。
ミラといい勝負いや多分こっちが勝つかなぁ。』

それくらいには威力も精度も段違いではある。

『矢のレパートリーの多さに度肝抜くから皆マジで油断しないでね。』
「ねぇ本当になんで知ってるの?????」
『だから怒り買うならこっちじゃなくてあっち買って。』
「どうしてこうなる。」
『皆両成敗で情報出してるんだから好きに受け取って貰っていいかんね。』

一応武器良しの試合だってする予定だし。


『第8宇宙夢幻の華神、ハシュクロードさんです。
左目が金色。右目が紺色のキャドさんと同じ目色してます。
この方名前の通り現実では幻、眠れば夢を見せてくる者です。』
「なんだ特に害ねぇじゃねぇか。」
「…果たしてそうでしょうか?」
「あ?」
『…何人かお気づきであろうと思いますが、
最果ての中では群抜いて危険視してもらって構いません。』
「まぁ華神の願いである祈りを引き出し
書き換えさせるよう誘導することだって可能だろうしなぁ。」
「…ティーナ。」

すまんすまん。

「でも事実だろ?魔の者になりそうになって
居た見習い華神を何人救ったと思ってるんだ。」
「えっ」
「はぁ…50くらいからは数えていない。
それに助けを求める者に救いの手を差し伸べて何が悪い。
そもそも良し悪しの話しではない
パターンばかりだったから問題ないだろうに。」
『ティーナ様は唯一戦いたくないタイプですよね。』
「あ???」
『一応言っておきますが私の戦闘も彼女の知識が抜粋されています。』
「「「はぁ?!?!?!?」」」


嘘でしょと何人かが声を上げてざわついた。
そう、そうなのだ。メルの力は数多の華神らを
ごちゃ混ぜにした超面倒極まりないオリジナル攻撃が多い。


『ハシュクロード様は元々額装師の人間ですし、ねぇ?』
「…随分と買われてしまったなぁ?エフェメラル。」
『ええ…一応貴方に救われた身、ですからねぇ?』
「…だから額にこだわってたりしてたのですか。」

コルンはメルの師匠というのもあり
長く彼女の訓練をその目で見て来ていた。
人が変われば変わる程、その戦術も多く
その度に注意やいい処もちゃんと教えてあげていたが。

中でも額縁を出現させ気を反射させたりと
物を出してきたのはちょっと驚いたし
意外なことをするもんだと思った。

鏡うつしの様に、反射したり写しの方に攻撃をさせる
技量があるならもう少し他に割いて欲しいものではあったのだが。


『続きまして。第9宇宙風の華神ライネア様。
髪の色は黄緑色で、目の色は紫色です。
武器は勿論風。後風で作った剣とかも使います。』
「ほぉ、私の個人的なネタとかも知っているのか?」
『…軽くスパスパ斬るあまり感情を保てずに
首をすっぱねてしまって自害しちゃったとか?』
「は????」
「よく知ってるな。お前確かいた時か?嗚呼居たか。居るには。」
『いましたねぇ〜〜〜。噂程度で覚えています。
その集中力や探求心がもっとあれば
この宇宙で一番強い華神になれていたかも
なんて思ってたんですがね。』
「っはは、流石に買い被り過ぎだ。
此処にはこ〜〜んなにも多くの精鋭がいるではないか。」

そう手を広げて答える彼女にいやいやとメルは首を横に振ってこたえる。

『私は誰もが一番になれる素質があると見ています。
原初から終焉まで。最初から最後までぎっしりと。
一人残らず、誰もが一つだけの道を極めに極め、
飛び越してさえ、しまえていたら…なんてね。』
「…だからこそ選ばれた、とでも。」

そう言いたいところだな。

『さて。我らが第10宇宙植物の華神シャクロラスちゃんです。
アホ毛が黄緑色という印象的な女の子。髪の毛は白色、目は黄緑色。
最果ての中で…あっ待って。』
「ん?どうしたの?」
『………ひょっとしたら此処にいる全華神の中で最短最速で華神になってるかもしれない。』
「え?!??!?!?嘘!!!!!!!!!!!」

いや嘘じゃない。そうメルはしかめっ面になりながらも
頭を抱えて最初から考えているが、
時系列からしても、普通に彼女が早い。滅茶苦茶早い。

『…うん、早いですね。通常華神になるには
華神見習いっていう状態になる必要性があるんですが、
その時間って大体早くても一年は最低かかるはずなんですよ。』
「うん。」
『お姉さん確か三日でしたよね。』
「っ!??!?!?!」
「あ、そういやそうだったかも?」
『メルトリアさん終焉の子と
仲良くて虐める奴は絶対許さん優しい女の子です。
彼女の得意武器は植物を創り出した槍です。
こんな可愛らしい見た目していますが、
意外にも破壊の方が得意分野だったりします。』

えっという声が漏れるのも気持ち凄く良くわかる。
滅茶苦茶可愛いもん。きょとんとしたこのくりくりお目目。
絶対創造しかいかないとか、お花つみとか言いそうな感じ。

『正直最果ての中で余り敵に回したくはない人ですね。
槍の威力も強度も流石見習い期間をぶっ飛ばした人って感じ。
本人が軽く考えるとドジぶっこかしてミスが多いから余り脅威に感じませんが。』
「おい」
『その考えも極めに極め、真の力に触れた時…おおこわい。次行こ次。』

段々怖くなってきた。

『最果て第11宇宙正義の華神ダブリア様です。…いや本当にお久しぶりですね?』
「嗚呼、何時ぶりか?鬼ごっこあたりか。」
『嗚呼本当にその節は大変お世話になりました。
匿ってくれたのにマジであの3天使の検知機能ぶっ壊れてるんですよね。』
「それ控えめに言って褒めてくれていますよね?」
『煩い。彼女の髪の毛はオレンジ色で目の色は灰色。武器は…そういや聞いたこと無いですけど』
「素手こそが勝利」
『嗚呼脳筋勢出た。』

誰が脳筋だ。

『そういや貴方前に私が触れたら青い花咲かせてましたけど
あの後特に何もなかったんですよね?それで死んだとかじゃないですよね?』
「勿論。メルトリアではなくお前に触れた判定になって効果が出ただけだろうし。」

特に問題はないよ。
嗚呼それは良かった。ちょっと心配だったんですよ。

『覚醒させ、こっち側に引き入れるということではなかったと言う事ですね。』
「…お前、まさか。」
『ま、次ぎで最後です。最果て第12宇宙魂の華神アラナ様。』

髪の毛は水色で、目の色は薄灰色
青い髪の毛が混じった片目神様。
猫が好き過ぎてヘアピンまでしてる。

武器は棒。本当に何でもいい。
其処ら辺の木の棒とかでも使えるが、
一番使いやすいのは加護天使が使っている杖を
棒きれ代わりに使って戦うことだとか。


『足元は蔦で絡まっていて、その為空を飛ぶ気を作れず
地面から離れないことから籠の中のアラナという異名もあります。』
「本当に良く知ってるな。」
『だって僕ちょっと貴方のこと苦手なんですもの。』
「昔から苦手な子は特に目を見張っていましたからねぇ。」
「そうだったんですか?サワア様。」
「ええ。幼い頃から結構見られていましたよ。主に原初の皆さま方が。」

そう言うサワアに嗚呼懐かしいなあと声が出る。

「滅茶苦茶見られてたから好きかと思って手を焼いていたが、まさか真逆だったとは。」
『でも懐に入って情報収集出来たから別に対して問題ないけどね。』
「…本当に肝座ってるよね、貴方。」
『えへへ〜〜〜それほどでもぉ』
「いや褒めてはないんだけれどもね????」


さてさて、そうこうしているうちに戻ってきました。
終焉の彼方、華神達。

ふわりと浮かびつつも彼女らの居る場所へと飛んで入るのは
第1番目に落ちた先の、ミュラリスこと千代木都佑本人の前だ。

最初は目も髪の毛の色も共に黒色であったが、
今では力を取り戻したのか或いは元に戻ったのか。
薄紫色の髪色で、目は緑色の瞳に変化している。

泡沫の華神、ミュラリス。
黒いリボンと花のカチューシャがお似合いの神様だ。
高校生時代においての、実の妹だったとも聞いている。

「腹違いだったけどね。」
『えっそうなの????』
「あっ其処は聞いてないんだ。まぁそりゃそうか。」

あの時は私達結構険悪だったし。
えっそうなの????

「その感じ多分ストレス性かな?記憶が飛ぶやつ。まぁいいけれどもね。」
『武器は杖?弓?』
「…私の情報本当に欠けてるんだね。両方使えるよ。
強いて言うなら杖…かな、いや弓かも。」
「どっちだよ。」
「私も余りこっち側で練習してないんですよ。」

ティーナの返答に返すミュラリス。
いやそうな顔をしているが、恐らく困っているのだろう。

『では終焉組。第2番目奇跡の華神ミラ。
この子は髪の毛も目も共に金色。
但し目の中は白い花が咲いています。』
「どもども」
『腰、耳後ろ、頭から羽根が生えた有翼人です。
サワアがため息付くほどにヘレスにべったりしてますよ。』

何なら会場について集合かけるまでずっとくっついてたよね?暑くないの。
暑くとも暑くなかろうとも。

「僕達ずっともだからねーーーー!!!!」
『…とりあえず意気込みはこれでいいか。』
「っんおおい!!」
『えー武器は弓。この中で多分TOP入るくらいの弓使いですね。
右に出るもの居たらどうぞってくらいには。』
「飛距離は」
「ん〜〜測ったことない。ヘレスーーーー!!!」

そう呼ぶミラに指を3の数字にして答える。
30m程度かと声を出したが首を横に振られた。
口頭で言った言葉に対し近くに居たサワアが答えてくれる。

「…大よそ3万q程度だそうです。」
『さんまん!??!?!?!?』
「補足ですがあくまでも気を練った状態だそうで
このくらいの小さい小動物も場所を問わずに何も考えずすれば
どの位置に居ても確実に仕留めていたそうですよ。」
『お姉さん予想外。』
「へへん!!!」

自慢げにするミラに流石のメルも目を丸めた。
まさか其処迄だとは思っていなかったのだ。
情報がないねぇとこっちを見るが、
こちとら敢えて言っていないこともあるのだ。

ま、とはいってもさらりと言っている内容が
後に彼女を大きく苦しめることになるとは
この時誰も想像していなかったというものなのだが。


『それではお次。第3番目都忘の華神メルトリアです。
髪の毛は灰色。目の色は藍色です。
左右をリボンで結わえている神様でして、
皆さんお気づきかどうか知りませんが、
この世界は元々3つの世界がありました。』

一つはこの世界。神様が沢山いるAの世界。

一つは神様どころか小さな星しか
生きていないかもしれない程の空間Bの世界

一つは神様なんていやしない世界Cの世界。

『ミュラリスさんがいたのはCの世界です。
対してメルトリアさんがいたのはBの世界。』
「ちょっと待った。
それならアタシ達は元々BからAに転生したと?」
『ええ。同様に、これから説明する者達もCからAに、
転生したと言っても過言ではありませんがね。』

そうちらりと朱音たちの方を向いて答えるメルに
ニヤリと笑われてしまったので、笑って答えてしまう。

『高校時代までは共にいました。
まぁその後誰かに追いかけられて
此方の世界に飛んできちゃいましたけどね。』
「あの時はマジでビビったよね。
まさか小さい頃こっちに一度迷い込んで二度目もくるとか。」
『ほんとそれ。ちなみにこの子
武器は弓や槍などの中距離から遠距離武器が得意です。
勿論指導は第7のラストリアさんですが。』

基本的に弓や槍などの中距離〜遠距離攻撃を得意とする。
近距離はティーナに指導され扱かれたが、精神的に通常時は不可能よりの無理。
ただ、キレると素手or超近距離戦で戦うし、加えて周りが見えずに
収集が付かなくなるので、短期戦で意識を飛ばす以外止める術はない。



更に続いて、第4番目に降り立ったのは、炎獄の華神フォルス。
髪の毛は赤色で、目の色はオレンジ色。
高い処でツインテールにしている髪のボリュームある子。
青い羽根が付いたヘアゴムを付けていて、
リボンは貰って付けているだけだそう。

武器は特にないらしい。
前髪は眉下で整えられ、少しすきぎみ。
首元までのゆるふわツインテールで、
結構ティーナの様にガンガン言うかと思いきや、
正確は真逆で見た目はかなり賢く礼儀正しく無口で物静かときている。

ただ口を開くと馬鹿がバレるので黙ってるのが顕実ではあるのが悲しい処。
本人は自覚ありなだけまだマシ。だと思う。



『そうして第5番目に辿り着いた場所は天使の時間。
天使の華神フィズさんです。この子華神らで一番異例です。
初の別時間から華神に成り代わりました。』
「…ん?どういうことだ?」
「華神らは元々種を宿し、
その願いに応じて華を咲かせている神々。
その為種が確実に宿されている筈なのですが」
「フィズの場合はそもそも天使。
もし仮に種があれば天使の枠組みから外れている筈。」
『そう、なのに突如として選ばれた。』

それは異例中の異例なのだ。
まぁ勿論、例外は他にも居るから
これを一番類まれならぬなんて言葉は使えなくなるのだが。

髪の毛は白、目の色は天使らと同じ紫色の瞳をしている。
師匠は本来クスであるが、偶にコルンが世話焼いてたらしい。
後余談だが、モヒイトやヴァドスらとも組手をしたことがあるらしく。

『お兄さんお姉さん方に引けを取らない
くらいにまで成長していたとかなんとか。』
「っほんとか?!?!」
「ええ。何度か負けそうになったこともありましたよ。」
「隙を見せて攻撃する流れが上手かったですからねえ。」

そうヴァドスとモヒイトが頷きながら答える。
他の天使らもフィズの力においては申し分なさそうな雰囲気。
余程の力を持っているとみた。

『ま、そんな彼女を差し置いて。我らが終焉トップに君臨するのは
狩人の華神シアージュさん。第6番目に出会ったお人。
水色髪を纏めあげた方の目は赤色。狙った獲物は逃さない。
追いかけるなんてするわけない。その場で射止めるただそれだけ。』

随分と棚に上げるな。

「其処迄でもないさ。飛距離はミラよりもずっと短い。」
『馬鹿言え。威力の差が出てるんだよ。
着地点軽く街並み滅ぼす魔法も使える癖に何を言ってるんだか。』
「まっ!??!!?」
『下手すりゃ星ごと崩壊させる威力を持っていても
使わず気力をごっそり建築やら建物の方に持っていって
物生成にばかり使っていた子が何を今更。』
「そうしないと自分の居場所が確保できなかったし
それに君も死ねば皆いなかった。そうだろう?」
『…その節に関しましてはどうもお世話になりました。』

いいえどういたしまして。

黄色い彼岸花を左上の髪に差した少女。
左右の横髪を一つに束ねまとめて降ろした下げみづら式。
後ろは下でお団子に左右でまとめている。
平安と現代を組み合わせたみたいな髪の毛。
癖で横髪が左右に一房ずつ広がっている。

得意分野は風と水と炎。雷や回復魔法は苦手としている。
一応使えるのだが消費が激しいという言い訳で単純に気が乗らないタイプ。
やればできる。すごおい子なのだ。


さて、次は第7番目希望の華神ミルことミシュメールちゃんです。
髪の毛は青緑色で、目の色は青色。元気一杯の女の子。
唯一メルのことを目で見れる人格者だった子だ。
幼稚も幼稚、例えて言うならば、純粋無垢で
戦闘意欲の無い悟空の女の子バージョンと言った処か。

普通に戦闘力はビルスに引けを取らないレベルまであったので
やらせたら本当に死ぬ気で戦った方がいい。
でも彼女が戦うなんて本当にまぐれレベルなんだそうで。

「一に花見二に花見と言って花を愛でてばかりの戦闘のせの字も知らない
眠らしておくには勿体ない程の力を持ち合わせた子でしたからねぇ〜〜。」
「正直僕が回すのよりもあいつが回した方が
割と手っ取り早く良い宇宙になったかもしれんがな。」
「えっそうなんか!?」
「まぁ、そうは言ってもその前にいなくなられてしまわれましたが。」
「加えて僕の方がいいだなんて言って庇って死にやがったからな。」

そう睨むビルスにミシュメールは苦笑いだ。
何だかんだ言って恨まれるのも無理はないだろう。

「だって私はビルス様が見続けた世界だからこそいいと思ったんだもの。
…そうでもしないと、君が此処に居続ける、なぁんてなかっただろうし?」
『…ま、確かにね。この場にいる神々全員揃っていないと
正直此処まで長く生きてすらいられなかった。』

恐らく正気の沙汰ではなかっただろうな。
まぁ未だに正気の沙汰ではない程のことを成し遂げ此処に来ているのだが。

『それに関しましては感謝してますよ。ミシュメールさんそして、フェルさんや。』
「私か。」

そうだよ。私だよ。

『第8番目に出会ったのは、回復の華神…いや、蘇生の華神とでも言おうか。』

ちらりと見れば、そのオレンジ色の目が細く見える。
フェル・クライネ。その者、華の者、輪廻の者。

緑色の髪の毛で目はオレンジ色。
きつね色のスカーフでお団子一つ下に作ってとめている。
横髪は緩い三つ編みにして垂れ下げており少し元気なアホ毛が揺れている。
割と揺れるし、意思持ってるかのように揺れる時は揺れる。

魔法を巧みに扱うことに特化した星に住む人間。
黒い手袋をしているのは魔法を扱う為だと言っているが?

『素手で死にかけてる者ならば
回復する力を持っているから極力手袋を外さない。
それは生死という物理的ないや肉体的なものだけでなく、
精神的な影響下にすら及ぼすもの。』
「…何処でその話を?」
『色々とね。得意分野は樹木、光、回復魔法。
攻撃魔法は苦手で絶望的に壊滅的なセンスだけど?
…流石にその技量や力を秘めていて全く何もない、
とは流石に言い切れない。』

隠してるよねえ?フェル?

『正直自分が何処まで行くか分からなくて怖くて抑えている。
だって今まで一度たりとも魔術に置いて
デメリットに遭遇したことがないから。』
「っな?!?!?!」