幸せが半分になっても、痛みが倍になってしまっても構わないんだ
「本当に礼を言う。」
「いやいや、だから良いってば!」
そうお辞儀をしたリキールに、
フェルは全力で腕を立て、手を横に振って否定する。
あれから月日は経ち、
もうリキールがフェルと暮らしてひと月が経ったくらいらしい。
カレンダーの丸印が徐々に崩れていっているのが見えた。
きっと別れが名残惜しくなったのだろう。
その歪みは、少しだけでも強く伝わってくる。
間違えただけだと、きっと優しい彼女は、
己にすら、嘘を付くのだろうが。
「いや、ご親族の助けにもなれなかったのに、
君に命をこうして救って貰ったんだ。
何なら俺になんでも一つ、いや幾らでも願っていい。」
「〜〜!!!ちょ、りっ、リキール駄目!!!」
「何が駄目なんだ。これくらいはすべきだろう。」
「だ、だからって、そんな跪いたら汚れちゃうでしょう!」
そうリキールがフェルの前に跪いたのに驚き
ぱっとしゃがんで同じ目線になって言う彼女に
本当に優しいんだな君はと呆れるように
ため息を吐いてリキールは答える。
笑う様に吐いた言葉は、
いつも聞いている冷たい声よりも、
ずっとずっと優しいもので。
それが酷く、残酷なことを知らせている気がした。
「俺は殺されても同然のことをしているというのに、
君は親族を殺されても俺に責め立てることもせず、
何なら余所者であるこの俺を匿い治療しきったんだ。
そんなお人好しな君に、あんな小さな願い如きじゃ
俺の気持ちは収まらないというもの。」
「いや、だからと言って、そんななんでもって…無理だよ。」
「お嬢さん……」
「私のお願いはね?きっと貴方ですら、叶わないよ。」
そう困ったように笑うフェル。
ごめんねという彼女に、
いやいいとリキールは首を横に振って立ち上がる。
そっとフェルの手を取り、彼女を自然と立たせた。
「だが、本当に困ったことがあれば何時だって俺の名前を呼んで欲しい。」
「でも届かないよ?」
「はっ、届かない?俺は君を守れる以上に強くなってみせる。」
届くように、努力を高みを忘れずに
持っていればいいだけのことだという彼に、
目を開いて見つめていたフェル。
フェル?という彼に、
ばっと手を放し何でもないと背を向けた。
耳が赤くなっているのに気付いた
リキールがクツクツと喉を鳴らして笑う。
嗚呼本当にもう、
「天使みたいな子だね、君って子は」
『…っ』
「…ほんと、貴方が居る場所は。」
何処だって、天使の場所なんだな。
そうフェルと同じ様に見つめる
リキールに、メルは少し悲しくなった。
どうして悲しくなったのか、メルは知っている。
嗚呼どうして、貴方達は同じ様にと思った。
それは、前に戦った、魔女が言った言葉が胸を過った。
ー同じことを
嗚呼同じ、同じなのだ。私が、居るから。この結末になるというのか。
ーお前がお前である限り、同じことが同じようになる。華を抱いて笑ったあの日のお前の様に。
そう言った彼女の言葉が、胸を痛めつけてくる。
違う、違うと、言い切りたいのに、その言葉がえぐってくる。
メルは胸に手をあて、服をぎゅっと掴んで握り締めるしかなかった。
「…!!」
「ん?なんだこの音は」
「っ駄目リキール隠れて!!」
外に出る彼に、遅かったとフェルは頭を落とした。
「やはり魔女が匿っていたか…!!」
「なんだ、これは…」
湖の回り一体を、人々が炎を木に灯して此方を睨みつけていた。
フェルは頭を下げて、申し訳なさそうに服を握り締め口をぎゅっと閉じていた。
まるで糸で無理矢理縫い付けられたかのように、小さくしていて。
「魔女よ、なぜ厄災を放置する。これ以上は流石に看過出来ん。」
「奴を殺せ!!」
「そうだ!!殺せ!!!」
「っ!!違います!この人は、この方はいいひとなんです!!
どうして!魔術はその心さえあれば認めてくれる筈なのに……!!!」
「フェル…」
「もうこんなことは止しましょうよ!!神すらも認めてくれた惑星なんですよ!?
どうでもいい争いを種を生むような」
「それはお主が今しておることじゃろう?」
そう言った低い声に、フェルがびくりと反応して震えだす。
カタカタと、胸に手を寄せて、縮こまる姿を見たリキールの目が少し開いた。
いつも嬉しそうに笑って、背を伸ばしている彼女の姿なんて何処にもない。
まるでこっちが普通かのように、いや、普通だったのだろう。
だから、夢の様に見えていたのだ、今までのひと時の時間が。
あんまりにも幸せだから、罰が当たったのだと、優しい彼女は思っていることだろう。
そんな、そんなこと、在ってはいけないというのに。
努力をする子が、酷い仕打ちに合い続けるなんて、もううんざりだ。
「さっきから厄災だの種だの魔女が悪いだの言いたい放題言いやがって」
「きっ、狐さん駄目!!!」
「このお嬢さんはお前ら人間よりもずっとずっとずっと心優しい。」
それこそ、魔術に選ばれた者というもの。
そういうリキールに、はっと声を上げる者が言う。
「そんなこと天地がひっくり返って、星が落ちたって在り得ないな!!
そいつは魔術一つも使えない見捨て子、忌み子の存在だ!!!」
「…なんだと?もう一度言って見ろ。」
「っダメ!あの人達を傷つけないで!!」
「っ!!お嬢さん!どいてくれ」
「嫌よ!今止めなかったら貴方はあの人達を殺すでしょう!?」
それこそどうでもいい争いの種を植え付けると同じよ!!
そう言う彼女に、怒りを何とか押さえつけるしか出来ない。
「ま、他の余所者を殺してくれたのは感謝するが」
「逃がすとかいうつもりは、なさそうだな。」
「嗚呼外に我々の情報が洩れる訳にはいかないからのぉ?」
成程、そうやって人を殺して隠していたのか。
それこそ、お前達の方がずっとずっと、悪魔じゃないのか。
彼女はそんなお前達から離れて生きていたから。
知らないのではない、全て知っていて、それでも助ける。
その心こそが、天使のように、慈悲を持った優しい心だと。
神にすらも、選ばれるというのを、リキールは感じ取った。
「だとしてもお嬢さんは生かして欲しい。俺を殺すなら殺せ。」
「っ駄目!!!」
「なら、致し方がない」
やれと言わんばかりに手を挙げた者の合図で後ろに居た者が矢を撃ち放つ。
フェルを守る様に抱きしめるリキールに、フェルが動こうとするのを力で抑える。
「っ駄目!ねぇ、狐さん止めて放して!!」
「っぐ、すまないな、そりゃ、無理な話だ。」
「なんでも、っな、なんでもお願い聞いてくれるって!!!」
「ああ、君が、生きれる範囲の、意味だ。」
目に涙が溜まりだすフェルに、優しい声を掛けてやるリキール。
どうせならその涙を拭ってやりたいが、今は出来ない。
身体がガクッと落ちたことに、フェルもしゃがみだす。
「っ!!!」
「っ狐さん!!!」
「はぁ…冥途の土産に教えておいてやろう。
おいそこの魔女を抱きしめた狐よ。」
ぎろりと睨むリキールに、おお怖いと続けていう。
「どうして外に出てお前の名を呼ばないか分かるか?」
「…いや」
「名を呼べばその者の力が分かる。未来を知れる魔術がある。」
我々はソレが出来るのだ。そういう者達に、リキールは少し力が緩んだ。
まさか、彼女は、なるべく言わないのは、誰かに聞かれると思って。
「ま、言っていたのを聞いたから、そんなの無理な話なんだがなあ?」
リキールとぼやく誰かに、フェルの顔がゾッと青ざめる。
もう肌白いとかのレベルではない。青ざめ、血の気が失せたように驚いた。
「嗚呼、お前も同じ厄災じゃないか!!!」
「破壊を求める者め!!!」
「処刑だ!此処で処刑しろ!!!」
「お嬢さん、逃げろ」
「っ嫌よ!!貴方そのままなら死んじゃう!!」
手を止めないフェルに、リキールはフェルと声を上げた。
それに手が止まり、光が消える。
「どうかお願いだ、俺のことを、置いて行ってくれないか。」
「…っう、や、そんな、っそんな、ひどい」
まだ沢山やりたいことあるのに、そう泣きだすフェルに、
そっと胸を貸してやるしか出来ないリキール。
その手は赤く染まっていて、
彼女を抱きしめるに相応しくないと思っているのか。
手は宙に浮いたままで。
フェルはリキールの胸に軽くしがみつくように震えて泣いている。
本当に、彼女は心優しいのだと、リキールは痛感しているのだ。
誰よりも何よりも、その生命を大事にして、生きようとするその心は。
天に、神に、選ばれて当然というもので。
「俺が死んですぐに君が来たら殴るからな」
「っ殴ってくれて構わないわ」
「馬鹿」
「馬鹿でけっ…まって」
ゆっくりと身体の力が抜けて横に倒れそうになるリキールに
駄目駄目よと声が聞こえる。瞬でなんとか耐えきったリキールだが
息が荒く、目線がぶれるのを見た。
「とどめだな」
やれという言葉に、リキールはそっと目を閉じた。
矢の音がしても、肉に撃たれる音が響いても、全く痛みが続いてこなくて
まさかと思ったリキールがばっと後ろを振り返った。
「……!!!!!フェル!!!!!!!」
「っ」
膝で立つフェルに何とか身体を向かせて彼女が周りに撃たれないように動く。
しっかりしろというリキールに、大丈夫と笑うフェル。
汗ばんでいる彼女に、そんなことと言うも、
リキールの力はもう身体が動いてくれなくて。
横に倒れたリキールに続いて、フェルもパタリと倒れる。
ぽたぽたと雨が降ってきて、
これ以上しても無駄だろうと思った周りが消えて居なくなる。
まて、という声に、全く人々は耳を貸さない。
痛みでどうにかなりそうだが、そんなことはどうでもいい。
「っフェル、フェルしっかりするんだ」
「っあ、き、つねさ」
「〜っどうして庇った!!!なんでそんなことを!!!!」
「へへ、だって、貴方が居ない、こんな世界、な、んて、
そんな、の、も、う…生、きれ、ない、もの。」
「……っ」
へらりと笑って手を出すフェルに、リキールは頼むと手を取った。
貴方の力くらいなら、その一本くらいの毒造作もないはずだ。
手遅れになる前に、どうか、どうか彼女が生きて欲しいと。
ちらりと、気配がしないのに目が向いた。
「っ!!!!!」
裸足の白いワンピース姿の者が、
子供がフェルの前に立っていたではないか。
先程の村の者達かと威嚇したのをすぐに止めた。
「それでも、繋がれたなら、結末は変えられないというの?」
「…きみは、いったい」
「嗚呼、お、むかえ、きてくれたの?」
「……っ!!!馬鹿。」
「ふは、も、わら、わせないでよ、きつ、ねさ、とい、しょの、こと」
「頼む、無理を承知で言う。その子を、っぐ、ふぇ、るを、先にたすけ」
「駄目、貴方の方がさき。」
そう押し問答が繰り返される中、少女は言う。
「なら、願いをいえ。」
『…っ』
「さすれば叶えてやろう。」
「…っ嗚呼、それなら」
ねぇ?華よ、神よ、願いを継げよう。
私の代償、与えて、お願いを、
ねぇ、聞いて欲しいの。
嬉しそうに笑って涙を今度こそ零して言った。
「”リキールを助けて”」
「…小さな願い、叶えよう。」
指を鳴らした少女の言葉に対し、リキールの毒がかき消される。
なんなら力がみなぎるくらいにもつのに、フェルはというと
「…」
フェルの周りには花畑が広がっており、はだけていたのか、
股の方からちらりと華が見え隠れしていたのが見えた。
ぞっとしたリキールがフェルに近づくも、触れる時はそっと、割れ物を扱う様に触れた。
嗚呼やっと触れてくれたというフェルがボロボロ涙を流す。
「代償は」
「…私の命、そして、彼の今の想いを。」
「っ!!!!」
「…よかろう。」
残酷だが、許せという少女が指を鳴らす。
駄目だやめろというリキールの身体がぐらりと倒れる。
大丈夫とフェルが笑って言う。
「ま、だ……き、みに、いえ、てな」
「うん、聞かなくていいよ?」
だって言えば、この想いは変わりそうだから。
そう言ってフェルはそっとリキールの頭にキスを落とす。
もうリキールの意識はなく、ぐったりと横に倒れていた。
ふわりと泡になりつつあるフェルが、嗚呼と声を空にあげる。
もう雨は止んで、空から光がこもれ出していた。
「天使がお迎えに、来てくれた!」
その時、
「っ!?!?!」
「コルン!!!!お前何故!!!!!」
「……此処も、その時間だったのですね。」
そうすっと目を細めるコルンに、自分を映す。
「妙な気配を察知して来てみれば…これはどういうことでしょうか。」
「へへ、ねえ、天使さん」
「…何故天使と言うのかはまぁ、置いておきましょう。
なんです?私を呼び出すなんて、余程の徳があると見受けましょう。」
「この狐さんを、リキールを神様に選んで?」
「何故?」
「きっと貴方が思う以上に、とっても強くなる。」
私が、お墨付きを上げる。そう言う彼女に、
偉くもない人間風情がと鼻で笑ったコルンだが
「…ま、そちらの方に免じて、許可をしましょう。」
どうせ次の破壊神候補を探していた処ですし。
そういう彼に、嬉しそうにフェルは笑って言う。
白いワンピース姿の子に対して、
「ありがとう!メル!!」
貴方が居たから
「私は彼に恩返しをすることが出来た。」
『っ!!!』
背後に、同じ様に、気を察知した。
先程見ていた、本人が、背後にいるのだ。
「華樹の記憶、廻廊に基づいて。
第8章、回復の華神フェル。」
『…ほんと、ごめん。』
「ううん、寧ろ貴方があの時に来てくれて本当に嬉しかったの。」
改めてお礼を言わせてという彼女に、リキールの手が離れ、後ろを振り返る。
「ありがとう」
『…うん、どう、いたしまして。』
「〜〜〜っ!!!」
フェル・クライネ
そう言ったメルに、フェルだけでなく周りも目を丸めてメルを見た。
『「貴方を信じて待つ」なんて、随分と酷いことをするものね?』
「ふふっ、貴方程じゃあないわよ?」
あらそう?そうだと私も思った。
そう笑うメルに、フェルもクスクスと笑ってメルの手を取った。
穏やかな、そのメルの目に、殆ど記憶が戻ったかのようにも見える。
『魔術系でも回復を司る貴方のことは、ちゃんと見ていたよ。』
「メル…」
『シアージュの回復版と思ったらいいからね。』
「しあ、えっ、まさか」
『嗚呼9はエル。エル・ノルテの場所だ。』
そう言ってメルがロウの元に駆け寄り、手を取ったまま指を鳴らす。
するとパンと音を立てて紺色と金目の白い角を生やした少女が現れたではないか。
「!??!?!?!?!?」
「えっ!?!?!?!エル?!?!?!?!」
「…此処は」
『初めまして、いやお久しぶりだと言おうか。エル。エル・ノルテよ。』
そう微笑むメルに、エルと呼ばれた少女がぺこりと頭を下げた。
『華樹の記憶、廻廊に基づいて。
第9章、星風の華神。エル・ノルテよ。』
「…その感じ、僕のことは知っているようだね。」
『というか君の記憶は一瞬過ぎたからね。』
触れたら秒で思い出したと笑うメルに、そうと作り笑いをするエル。
「この状況はどういうこと?」
そう言ったフェルに、事情をとメルが一部始終を簡潔に説明をした。
++++++++++
「はぁ〜〜〜成程、私達が魂として記憶が剥がされていたと。」
『まぁ幸いなことに、何人かの神々が君達と
仲良くしてくれていたおかげで、割と良い感じに集まったけどね。』
「なんだか嫌味に聞こえるのは気のせいか?」
いや〜?そんなことないよお?
そうにっこり笑うメルに、
リキールは少しゾクリと背筋に伝った感情にそっぽを向いた。
「これで後は…」
『11、12、1そして0』
もう殆どこの世界の力は戻ったというもの。
『フェル、エル』
「ん?なぁに?」
「どうしたメル」
『二人はこっちに。皆さん、ありがとうございました。』
これで無事に殆ど回収出来ました。
そうお辞儀をするメルに、いえいえと答える天使達。
「こんな出会いが在ったとは、我々も面白く見させて貰えましたので。」
『じゃ、二人はあの華樹の中にいこうか。』
「え、いや、何もないが」
『穴があきますので』
「いやそんなおとぎ話のような話が」
そう言うフェルが手をパンパンと華樹に叩いていると
「あるわけなぁああああるうううう」
「フェル!?!?!?」
「はぁ、じゃ。またな白菜。」
「だから俺は白菜じゃなくてロウだと言っておるだろうが!!!!」
そう叫ぶロウに、ニヤリと笑ったエルがぴょんと穴の中に入る。
彼女らには説明をしてもらえれば、快く受け入れてくれることだ。
『…。』
「どうしました?」
『いや、実感わかなくて。』
「一応全部集めたに等しいですしね。」
そう、そうなのだ。これでこの時間の、スタートに立ったというものだ。
「おや、丁度良いタイミングでしたか。」
「っ大神官様!!それと」
『メリア…』
少し顔色が悪い様にも見えるが、気のせいではないのだろう。
「彼女の事情が判明しましたので、お返しにと。」
『ああ、ありがとうございます。』
「メルさん」
『ん?なんですか?だいしんかんさ』
「ほんとにその「願い」で良いのですね?」
メルは大神官様が言った言葉に、ええと答える。
『何度廻っても、何処に辿り着こうとも。
私は此処に、戻って来るらしいですから。』
「…左様ですか。寂しくなりますね。」
『ええ、すいません。
また出かけることになりますから。』
「どういうことですか?」
「メルさんは全て綺麗に取り戻す度に、
記憶を消し厄災にその身を落として
打ち消し合ってくれていたのですよ。」
なっという声が上がる中、バレていましたかとメルは笑う。
「ええ、正直気付くのは遅くなりましたがね。おかげ様で。」
『ふふ、なら私上手くなったということですね?』
「ええ勿論。私を騙す、だなんて、
一体何処の時間軸で覚えてこられたのか、
少々詳しくお聞かせ願いたいのですが。」
『あらあら、そんなことないですよ?
自分で培ったものですから。』
何処にも、存在しないというのです。
そう笑うメルに、さようですかと大神官は答えた。
『それに、私は早く完成させたいのです。』
目を開けて白いその額縁を見て言う。
『貴方の願いを、私が叶えて差し上げるというのだから。』