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「…綺麗な身体ですね。年齢の割に、崩れてない」
光正の腹に手を滑らせ、坂本は肌を堪能するように愛撫する。
顔だけじゃなく、身体もほんのりと朱に染まっていった。
光正の趣味はクズ男を屈服させることで、そのための努力を怠らなかったので、坂本の言葉通り身体は崩れていない。
腹筋には無駄な肉はなかったし、学生時代ヤンチャして鍛えた肩幅は競泳でもしていたかのようにがっちりとしている。
「マッチョでも目指しているんですか?胸囲100センチはありそうですね?」
「……っ」
「だんまりですか?それとも信じられませんか?自分の反応が…」
坂本の言葉に光正は悔しさに唇をギリリと音がするくらいきつく噛みしめた。
いつもだったら、坂本が投げかける言葉は光正がターゲットに言っていた言葉だった。
ー男が初めてなのに、こんなに感じているのか?
一生、女が抱けない身体にしてやるよ。
光正から与えられる快感に戸惑う男を見て楽しむのが自分だったはず。なのに、なぜこんなことになっているんだ?
(仕置きするはずのターゲットは…、どうしてこいつがここにいる…)
依頼されたはずの場所にターゲットはおらず代わりに坂本がいた。
ということは、導き出される答えはひとつ。
ターゲットの米山拓也という男は実際は存在しない人物で、坂本が光正を呼び寄せるために隆盛を利用した、と…。
(俺は兄貴に、はかられたのか…!)
思い返してみれば、仕事だと話す隆盛は、光正と視線を合わせることなく窓ばかり見ていた。
普段自信満々で高慢な隆盛が、あの日はどこかよそよそしかった。
依頼なんて本当はなくて、光正を坂本と2人きりで未室で合わせるのが目的だったのだろう。
(依頼人の顔写真がなかったのも、用意できなかったからか…)
「…俺をはめたんだな…。仕置きしてほしいって依頼は嘘か…」
「はめた?これからはめるんですよ?僕のモノを」
王子様のように煌びやかな笑みを浮かべながら、さらりと下ネタを吐く坂本。
モブ男である光正が言えばイメージピッタリではあるが、王子様の容姿の目の前の男が言うとギャップを感じる。
そもそも、顔立ちからいって強面の光正よりも綺麗な顔をした坂本の方が抱かれる側だろう。
こんなモブおっさんが喘ぐより、目の前の男が男に抱かれるほうがよっぽどイメージがつきやすい。
体躯だって、坂本の方が細かった。
なのに、身体は自由に動かせず自分よりも細身で甘いマスクの男に押し倒されている。
「…俺に飲ませたクスリ、あれはなんだ?」
「…へぇ?まだ理性が残っているんですね。
シュメッターリングが初めてスティンガーを飲んだ時は、衝動で狂うって聞いたんですけどね。人づての話はあてにならない。
貴方はよっぽど意志が強いんですね」
それでこそ、僕が選んだ男ですよ、と隆盛はくるくると乳輪を親指でなぞっていく。
「だから、その薬って…」
「今、説明しても無駄だと思いますよ?
これからすることで、貴方の頭真っ白になると思いますし…?」
「ざけん…な…あ…」
乳輪に埋もれた乳首の先端に、坂本が爪を立てると光正の肩が大きく震える。
坂本は乳首の先を柔らかな触れるか触れないかのようなタッチでなぞりあげたかと思えば爪を立てたりと光正の乳首を刺激していく。
坂本の手でいじられた乳首は、とがり小さく主張しはじめた。
胸の飾りはただの飾りではなく、敏感な性器に変わってしまったようで坂本の手に喜び光正の息子からはダラダラと先走りが溢れていた。
「シュメッターリングっていうのはですね、女のように受け入れる身体になるんですよ。男でもあそこが自然に濡れて、スイッチが入るとアナルにペニスを受け入れたくなる…。男狂いの淫乱になるんです。たとえそれが、貴方みたいにタチしか考えられないって人も、ね…」
「く…ああ…」
「どんなおっさんでさえも、可愛く喘いでおねだりしてしまうんです。そして、無自覚に男を誘惑していくんです…。今のあなたの顔、見ますか?とても、タチっぽくないですよ?」
坂本は言うなり、ズボンのポッケからスマートフォンを取り出すと光正を写して、それを光正の顔の前に翳した。
スマホの画面に写る顔を赤らめ欲情している自分。
はたして、これは本当に、現実なのだろうか。
光正の腹に手を滑らせ、坂本は肌を堪能するように愛撫する。
顔だけじゃなく、身体もほんのりと朱に染まっていった。
光正の趣味はクズ男を屈服させることで、そのための努力を怠らなかったので、坂本の言葉通り身体は崩れていない。
腹筋には無駄な肉はなかったし、学生時代ヤンチャして鍛えた肩幅は競泳でもしていたかのようにがっちりとしている。
「マッチョでも目指しているんですか?胸囲100センチはありそうですね?」
「……っ」
「だんまりですか?それとも信じられませんか?自分の反応が…」
坂本の言葉に光正は悔しさに唇をギリリと音がするくらいきつく噛みしめた。
いつもだったら、坂本が投げかける言葉は光正がターゲットに言っていた言葉だった。
ー男が初めてなのに、こんなに感じているのか?
一生、女が抱けない身体にしてやるよ。
光正から与えられる快感に戸惑う男を見て楽しむのが自分だったはず。なのに、なぜこんなことになっているんだ?
(仕置きするはずのターゲットは…、どうしてこいつがここにいる…)
依頼されたはずの場所にターゲットはおらず代わりに坂本がいた。
ということは、導き出される答えはひとつ。
ターゲットの米山拓也という男は実際は存在しない人物で、坂本が光正を呼び寄せるために隆盛を利用した、と…。
(俺は兄貴に、はかられたのか…!)
思い返してみれば、仕事だと話す隆盛は、光正と視線を合わせることなく窓ばかり見ていた。
普段自信満々で高慢な隆盛が、あの日はどこかよそよそしかった。
依頼なんて本当はなくて、光正を坂本と2人きりで未室で合わせるのが目的だったのだろう。
(依頼人の顔写真がなかったのも、用意できなかったからか…)
「…俺をはめたんだな…。仕置きしてほしいって依頼は嘘か…」
「はめた?これからはめるんですよ?僕のモノを」
王子様のように煌びやかな笑みを浮かべながら、さらりと下ネタを吐く坂本。
モブ男である光正が言えばイメージピッタリではあるが、王子様の容姿の目の前の男が言うとギャップを感じる。
そもそも、顔立ちからいって強面の光正よりも綺麗な顔をした坂本の方が抱かれる側だろう。
こんなモブおっさんが喘ぐより、目の前の男が男に抱かれるほうがよっぽどイメージがつきやすい。
体躯だって、坂本の方が細かった。
なのに、身体は自由に動かせず自分よりも細身で甘いマスクの男に押し倒されている。
「…俺に飲ませたクスリ、あれはなんだ?」
「…へぇ?まだ理性が残っているんですね。
シュメッターリングが初めてスティンガーを飲んだ時は、衝動で狂うって聞いたんですけどね。人づての話はあてにならない。
貴方はよっぽど意志が強いんですね」
それでこそ、僕が選んだ男ですよ、と隆盛はくるくると乳輪を親指でなぞっていく。
「だから、その薬って…」
「今、説明しても無駄だと思いますよ?
これからすることで、貴方の頭真っ白になると思いますし…?」
「ざけん…な…あ…」
乳輪に埋もれた乳首の先端に、坂本が爪を立てると光正の肩が大きく震える。
坂本は乳首の先を柔らかな触れるか触れないかのようなタッチでなぞりあげたかと思えば爪を立てたりと光正の乳首を刺激していく。
坂本の手でいじられた乳首は、とがり小さく主張しはじめた。
胸の飾りはただの飾りではなく、敏感な性器に変わってしまったようで坂本の手に喜び光正の息子からはダラダラと先走りが溢れていた。
「シュメッターリングっていうのはですね、女のように受け入れる身体になるんですよ。男でもあそこが自然に濡れて、スイッチが入るとアナルにペニスを受け入れたくなる…。男狂いの淫乱になるんです。たとえそれが、貴方みたいにタチしか考えられないって人も、ね…」
「く…ああ…」
「どんなおっさんでさえも、可愛く喘いでおねだりしてしまうんです。そして、無自覚に男を誘惑していくんです…。今のあなたの顔、見ますか?とても、タチっぽくないですよ?」
坂本は言うなり、ズボンのポッケからスマートフォンを取り出すと光正を写して、それを光正の顔の前に翳した。
スマホの画面に写る顔を赤らめ欲情している自分。
はたして、これは本当に、現実なのだろうか。