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クーラーの効いた部屋で課題をできる。去年まで部活中に勉強時間が設けられたことを思い出すとそれだけでとても幸せなことに感じる。それなのにプリントの束はまだ2枚程度しか書き込まれていないことは置いておいて、シャーペンを握りしめたままテーブルに伏せる。

「おい、こら寝るなや」
「ちょっときゅうけい」
「さっきから休憩しかしてへんやろ」

伏せたままユウくんのプリントを覗き見ると、端の方に絵が描かれてるのが見えた。

「……あれぇ」
「…休憩や、休憩」

ほなしゃーないなぁと完全に寝る姿勢に入ろうとしたら、コンコンと頭にシャーペンを当てられる。

「お前の部屋やろ、俺だけ放置されてどうせぇっちゅうねん」
「一緒に寝たらいいよ」
「な…なに言ってんねん!ドアホ!!」

少しだけ顔を上げてちらりと見てみたら真っ赤なユウくんの顔。ふふふ、すぐ顔を伏せて笑ってたら「数学の課題聞けるやつおらんなっても知らんで!!」って怒られちゃった。謙也くん数学得意やったなぁ…って呟いたら「今日中に終わらせたるわ」だって。私も英語の課題進めなきゃなぁ。