独占欲を認めてしまえ





「ヒマだー」
「おそ松兄さん、コレでも行っちゃいます?」
「いいねぇ!」
「えっ!?やきう!?」
「野球じゃないよ十四松兄さん」
「そういえばカラ松兄さんは?」

「カラ松って誰」
「えー…言うね一松」


――ガラガラ

「やぁみんな待ってたのかい?この俺のことを」

「トド松パチンコいこーぜ」
「ん、ちょっと待っておそ松兄さん。あれーっ、ヅダヤ行ってきたの!?映画?ラブコメ?ホラー?」

「フッ……俺は静寂と孤独を愛する男。つまりハードボイ」

「じゃーん、AVでしたぁー!!」
「でかした十四松!」
「えっ♪誰?可愛い子??」

「……松本ルミ?知らないなぁ」
「うわー微妙!カラ松兄さんこんな子タイプなの?」
「フッ……カラ松girlが俺のことを呼んでイダダダダ!!!」
「あ、死んだ」
「一松、ヘッドロック決まっちゃってるからソレ!!なに真顔で来てAV取り上げてんの?お母さんなの?!」
「うんうん、安心したぜ。一松も男だったんだな」
「おそ松兄さんツッコミおかしいから!!」

「別に。そういうの興味ないから。ただ同じ顔の兄弟がこんなんで興奮してるの想像するだけでキモいだけだから」


「あっれ〜持ってっちゃったよ」
「残念。ちょっと見たかったなぁ、松本ルミちゃん」
「松が付くだけに、ちょっと気になるよね」
「でもさー、一松も案外そうだったりして」
「ムッツリっぽいもんなー」
「俺、一松が夜中コッソリ見るに千円!」
「何だよ、俺だってそっちに千円!!」
「ってこれじゃあ賭けにならないじゃん!!」


「……てかコイツ。なんでAVなんか借りてきた」
「ある意味勇者だな」
「言えてる」



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