トヴァシュトリ夢主

ドゥマヴァティ
蒲田クラフターズ所属
身長/体重:145cm/39kg
CS:哀別離躯(あいべつりく/サンサーラ)

蒲田クラフターズに所属する、少女の見た目をした転光生。
その実態はディーヴァローカにおける死を司る女神。黙っていれば物憂げな少女にしか見えないが、口を開けばどこか達観したような性格が顔をのぞかせる。
「取り残された女神」とも呼ばれ、それ故か「誰かをどんなに愛しても最後は死別し置いて逝かれる」運命を背負っている。
彼女自身が濃厚なる死の概念であるため、弱い生き物……小動物や小魚など……に近づくとその死の気配に当てられ早死してしまう可能性があることもあり、基本的に定命のものの傍に近づかないようにしている。人とも壁を作りがち。ついでに言うと「死を与える」という特性上、機械を壊し電子機器を狂わせてしまう破壊魔属性がついてしまっているため、基本的にはそれを相殺してくれるトヴァシュトリと共に東京内を放浪している。
筋トレはギルドの決まりなのでやっているが、筋肉がつきづらい体質ゆえ細いままである。
転光した際、同じくディーヴァローカ出身であるトヴァシュトリに保護されたため、彼を頼って蒲田に身を寄せている。
家族的な要素が強いギルドであるため、トヴァシュトリの後に来たこともあって彼のことは「あにさま」と呼んでいる。アマツマラは「おじいさま」、「弟」たちはそのまま名前呼び。長女のポジションであるためクロガネからは「ドゥマ姉」と呼ばれている。
『生み出す者』である彼とは相反すものの生と死は表裏一体とも言えるため、仲は悪くなくむしろ良い方ではあるが、エラーを考えれば危険であるため普段は傍で神器を扱うことはない。……また、彼の息子の死に思うところがあるようで、「あにさまは本当は私をよく思ってないかもしれません」と漏らすことも。
役割は「葬別(そうべつ)」、権能は「喪死(そうし)」。神器は彼女の体半分ほどの大きさを持つ金色のハサミ。普段は金色の小バサミサイズに縮めて腰から提げている死者の現世への未練を断ち切り、死後の祝福を与え、次なる輪廻へ送る、彼女の死の女神としての権能の具現化。サンサーラとはサンスクリット語における「輪廻」や「生死」を表す言葉。

「切り離されたなら死んだと同じ、忘れられたなら死んだと同じ。飢えも渇きも未練も忘れて……在るべき所はすのはなにお還りなさい。」
「我は死、其は未練を断ち次なる生へ送り出すもの。死の女神、ドゥマヴァティの名において銘じます。『哀別離躯サンサーラ』。」