シュウイチ/デュオ親愛夢主

東郷ハトコ(とうごう はとこ)
本郷ワイズメン所属
身長/体重:167cm/59kg
CS:愛擁嬰児(あいようように/エツェル・アッティラ)

ワイズメンに所属する20代前半ほどの女性。幹部であるシュウイチ、及びギルドマスターであるデュオの姉にあたる人物。普段はギルド近くの書店で働いている。
昔は弟がいることは知らず、普通の家庭で養女であること以外は普通に育った少女だった。が、ある日知らない相手からのメールで自分に弟がいること、その弟が何かしらの実験体に使われていたことを知り、高校卒業と同時に家を飛び出し、今まで築き上げたもの全て捨て、弟たちの元へやってきた。……彼女も所謂試験管ベイビーだが、産まれてすぐ「失敗作」として破棄され、養父母の家に引き取られた。
デュオは彼女に興味を示しておらず、シュウイチには(彼女が血縁者であることを理解した上で)信頼されていないが、彼女自身は信頼も献愛への返答も求めず、ただ彼らの盾、矛、そして壁となる事だけに集中している。自分が弟たちを幸せにしてあげることはできないことを理解しながら、ただ弟たちの平穏を守るために戦い続ける幸薄い女。自分のことは「2人に何もしてあげられない不甲斐ない姉」としていて、ことある事に「ダメなお姉ちゃんでごめんなさい」と2人に謝っているが……。
役割は「侵略」、権能は「神災(しんさい)」。神器は一見ただのサーベルであるが、実際は蛇腹剣である。普段は彼女のチェーンベルトとしては腰に巻かれている。守るべきものたちに仇なす対象へ振り下ろされる「神の鞭」。エツェル・アッティラはフン族の大王「アッティラ」とニーベルンゲンの歌におけるアッティラの名「エツェル」から、神の鞭はアッティラの異名、権能の神災も異名である神の災いを略したもの。

「私の身も心も命も……血の最後の一滴まで、全ては弟たちの安寧のため捧げます。これが私の全力全開、愛擁嬰児エツェル・アッティラ