地上の人魚

フランシレーヌ

年齢:210歳(人間換算で20歳くらい)

HLで現在人気の恋愛小説家。
大西洋側に住まう「トルマ一族」の前王の17人の子供(女15、男2)の13女。
人魚たちの中では比較的珍しい類である黒髪の持ち主で、そのためか求婚者も多かったが彼女はあまり興味がなく、HLの噂を聞きつけてお付である眷属人魚3人だけを連れ、HLへ移って行った。
かつて父や母からもらったものの幾つかを売ったら意外と高値がついたおかげで、郊外にある少し古い洋館を手に入れ、そこで眷属らと4人で暮らしている。
自分の顔写真を公開していないこともあってあまり気にせず水飛ばしを使って出かけることがよくある。
その飛んだ先の噴水の前でツェッドがパフォーマンスしているのをみて、感動のあまり声をかけ、そして来れる時に家に来てもらって話し相手になってもらうという簡単なアルバイトを打診し、交流することになる。
姉や兄、妹達のことは普通に愛しているが、何故か末っ子で現王のアリーには避けられているらしい。
愛称は「シレーヌ」。
基本的になんでも食べるが、エビだけは勧められない限りは食べない。
本人曰く、海で一生分食べたからとのこと。


ホーリィ、ナティス、ハニー
それぞれホタテ、なまこ、ハタハタの人魚。
3人共ある日のシレーヌの夕食として出されたが、なんだか食べる気になれなかった彼女が魔法で眷属人魚としての姿を与えたことで彼女のお付となった。
HLの屋敷では。ホーリィは庭師、ナティスはコック、ハニーはメイドをしている。
ホーリィは寡黙、ナティスはお調子者、ハニーは心配性と三者三様であるが、3人共シレーヌに対しての忠誠心は高い。
また、ツェッドに対してもシレーヌと仲良くしてくれるいい人と思っているようである。