誰もいない12月

│> 寂寞とトラウマで停まった心、それでも運命は回り続ける

名前:若宮 琉花(るか)
生年月日:1986年1月7日(春の七草)
星座:山羊座
身長/体重:165cm/54kg
血液型:AB
スリーサイズ:B87/W62/H86
好き:甘いもの、家事全般、読書
嫌い:タバコ(匂いが)、飛行機、12月
特技:折り紙

足立の高校時代の後輩で、今は知り合い以上恋人未満な関係。
仕事は自宅で翻訳などをしている、足立の家に行くなど必要なときにしか家を出ない半引きこもり。
両親を12歳の時に亡くしており、その2人の遺産でほぼ働かずとも暮らしていける…らしい。
遺産は両親の友人で彼女の後見人である弁護士が管理している。
後見人曰く「人にもモノにも執着があまりないから、好きな人が出来たということにとても驚いているし嬉しく思う」。
一人暮らしが長いので家事全般得意であるし、苦ではない。
少々ぶっきらぼうで、足立の事も「足立」と呼び捨てだが、全て照れ隠しらしい。


以下なんとも言えない設定なので字を小さくしております。
両親共に科学者で、ふたりともとある研究の第一人者であったこともあり、家族で過ごした記憶が少ない。
12月と飛行機が嫌いな理由は、12歳の時に「クリスマスを一緒に過ごしたい」と初めて両親に告げ、それを了承した両親は予定を切り上げて帰国しようとした、が、その便がエンジントラブルで墜落、両親を亡くすことになる。
「両親が死んだのは自分がわがままを言ったせい」と思い込み、それゆえに2人の命日が来る12月と二人の死の要因になった飛行機に対してトラウマを持ってしまった。
人にもモノにも執着しないのは、自分が大切に想うものを無くしたくないという、一種の自己防衛である。
そんな中で高校時代、足立と出会う。
先輩後輩以前に、図書委員とたまに図書館に来る先輩程度の関係であったが、彼に対してなにか感じ入るものがあり、それが心のどこかに残っていた。
その後は短大に進み、短大卒業後は父の故郷であり、父が残した家がある八十稲羽にて殆ど引きこもった状態で翻訳の仕事をこなしていた。
人と会うのも打合せに来た担当者やたまに様子を見に来る後見人のみ。
枯れ切った生活をしている内、八十稲羽に飛ばされてきた足立と再会する。
その際に思わず声をかけてしまい、何やかんやで付かず離れずな交際?が始まる。
連続殺人の最中、彼の行動に疑問を覚えて問い掛けるも、動転した彼にテレビの中へ押しこまれてしまう。
シャドウの見た目は彼女の姿を黒いクレヨンでぐちゃぐちゃに描き殴ったような姿で、目の部分は赤く、赤い何かを流している。
示すのは「寂寞とトラウマ」。
白い日記を持って近づくと、其処にシャドウの言葉が現れる、自分から喋ることはない。
「あなたが彼を愛するのは純粋に好きなのではなく、自分と同じ寂しい人間だから…デショ?」
が、彼女は否定することなく全て肯定したうえで「今は彼を心から愛している」と告げ、そしてシャドウを受け入れた。
テレビから戻ったあとは、押しこまれた時の記憶が曖昧、女の声が聞こえたような…と、あえて嘘をつく。
小アルカナ、金貨。
ペルソナは「ニョカ」(元ネタ:中国神話における創造神)
足立の元へ向かおうとする悠たちの前に「間違ってるのは分かっている、でも彼を愛している、どんな夢さえ叶えてあげたいと思うほど」と泣きながら立ちはだかるが、最後は敗れる。
足立逮捕後は、どんな判決が出ようと彼を待ち続けることを決め、よく面会に行っているようだ。