独特な覚え方の臨時マネ
「よいっしょ、よいっしょ」
柳生「苗字さん、何をなさっているのですか?」
「球拾い!」
柳生「それは感心ですね!しかしボールを拾っては置く、ボールを拾っては置くを繰り返していると文字通り球を拾っているだけになってラチがあきませんので、こちらのカゴをお使いください。」
「やぎゅっ…ん?仁王君か。仁王君気が効くぅ〜!ありがとう!」
柳生「とっさに出た方で合っていますよ!もっと自分に自信を持って下さい。」
「ごんめ!ごっちゃになっちゃって…ユニフォの襟が立ってる子が柳生君、そうでもない子が仁王君で〜って覚えてたんだけど」
柳生「覚え方が少々ややこしいですね…もっと他の覚え方にしませんか?」
「わかった!靴ひものちょうちょ結びが真っ直ぐなのが柳生君、ちょうちょ結びが斜めってるのが仁王君だ!」
柳生「さらにややこしくなってますね!自分で言うのもなんですが、眼鏡をかけている方が私…つまり眼鏡は柳生と覚えておくのは如何でしょう?」
「わかった!眼鏡が柳生君ね!眼鏡かけてない時はなんて呼べばいいの?」
柳生「はい?あの、待ってください…何故眼鏡本体の方が『柳生』になっているんですか!?違います、眼鏡をかけている私が!私が柳生です!」
「え!?じゃあ、その眼鏡はなんて名前なの?」
柳生「眼鏡に名前はありませんよ!?あと、そのおたまでボールをすくっていては効率が悪すぎるので、手で拾いましょうか!」
「あ、そっか…確かに効率悪いね。ボールについた砂が取れるように網のおたまにするよ!」
柳生「話を聞いていましたか!?そういうのは気にせずとも…苗字さん?苗字さーーん!!家庭科室に網のおたまを取りに行くのはやめたまえーー!!」
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わらびもち