そういうイベント
おぼつかない足取りで部屋に帰ってきた私は、ベッドの前でベチャァと力尽きた。
本当はベッドの上に顔からダイブしたいくらいだったが、それは控える事に。
結局はここで寝るんだけど、あんまりベッドの上で暴れるのはよくない、自分のじゃないし…
さて、お風呂でサッパリして、歯磨きでスッキリした。あとはお布団に入って眠るだけ。
「……寝れるわけ」
目の前のベッドに向かって頭を預けた。
どうしても洗面所での出来事を思い出してしまっていたたまれない。
めちゃくちゃ帰りたい。
あんな事があった後にまた顔を合わせなきゃいけないとか、その上一緒に寝るとかとんだ羞恥プレイ。
「くっ!ここで挫ける俺じゃねぇ!!」
自分で自分のことを叱咤して、勢いでお布団の中に潜り込んだ。
ここまできて家に帰るとか失礼じゃないか!最後までやり通さんかい!
壁際に体を寄せて白石君がベッドへ入れるスペースを作った。
よし、これだけのスペースが空いていれば白石君ものびのび寝転べるし、密着せずに済むはず。
お布団の中でもぞもぞしながら寝やすい体勢を探りに探って、ようやく落ち着いた。
う〜ん。やっぱりうつ伏せが一番気持ちよ〜!
「あ」
いざ安らかな眠りにつこうと呼吸をしていたら、お布団がめちゃくちゃいい匂いだという事に気が付いた。
これ、白石君の…さっき抱きしめられてた時と同じ匂いがする。
「なんていい匂いなんだ…」
普通に柔軟剤か何かの香りだろうけど、なんだかとてつもなく心が安らぐ。
白石君の匂いに包まれてるの落ち着くな〜なんて思っていると、だんだん瞼が重くなってきた。
おや?絶対眠れないと思ってたけど、眠れちゃう感じかもしれな
「…ぐう」
_人人人人_
> 安眠 <
 ̄^Y^Y^Y ̄
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わらびもち