関西出身の人編
おにぎりせんべいお裾分け後。
珍しがる部員一同と、懐かしい関西出身一名。
「おにぎりせんべいとか久々に食うたわ。自分これ頂きモンちゅうてたけど、もしかして相手関西出身やったりする?」
「……わかりません。」
「そうなん?せやけどこれ、そこらへんのスーパーには売ってへん思うで西日本のお菓子やから。」
「ネットで注文したんじゃねーの?てか結構ウマイじゃんこれ!俺もネットで買おっかな〜10箱くらい!」
「さいですか。関西人としては気に入ってもろて嬉しい限りやわ。ほな5箱くらいお裾分け頼むで岳人。」
「自分で買えよ甘えんな!」
「せやせや、自分ぬれせんべい好きやんな。日吉から見ておにぎりせんべいどない?」
「はあ。まぁ、美味しいんじゃないですかね。」
「えっ?ぬれせんべいに匹敵するほど、いや、ぬれせんべい抜くほど美味しいって?」
「そこまで言ってません。」
「せやんなぁ、美味しいよなぁ。さすが関西定番のお菓子やわ。」
「なんでユーシが得意げなんだよ。樺地のお菓子だろこれ。」
「いや〜ほんまに。こんな美味いもんが近場に売ってへんとか可哀想にもほどがあるわ〜」
「マウントうざ。てかこれ歌舞伎揚とパッケージ似てね?パクリ?」
「ちょ貶すんやめて。関西人全員敵に回したで今。」
「樺地。あのさ…これ、もしかして苗字さんから?」
「ウス」
各々がおにぎりせんべいを楽しむ中、静かに声をかけた長太郎。
樺地、頂き物、関西出身というキーワードで察したようだ。
クラスメイトの長太郎は、名前が時たま関西弁で友達と話しているところを見かけている。
「へぇ、やっぱり苗字さんって関西の人だったんだなぁ。そっか、ふふっ。」
「…ウス」
なんだか確信を得れてルンルン、な長太郎であった。
関西出身の人編 end.
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わらびもち