同人誌的な展開は同人誌の中でだけ
「話めっちゃ逸れてもうたけど、なんで悩んでんの?」
「せやな…この際やから話すわ。名前おるやんか」
「名前ちゃん?そういえばここ最近部室来やへんな。」
「あーそれは、あいつ今追試に向けて放課後に先生と勉強してんねん。せやからこっちくる暇ないだけ。」
「そやったん?頑張ってんねんなぁ、居残りまでしてえらいやんか。」
「それを中間テストの時にやったらいっちゃん良かってんけどな…」
「ははっ、まぁそう言うたりなや。その追試はいつ頃なん?」
「もうすぐちゃう?来週追試や〜言うてたから」
「頑張りどころやな!ほな、追試終わったらまた遊びにおいで〜言うといて。金ちゃん寂しがっとったやろ?」
「せやな、また言うとくわ!」
名前は不定期に遊びに来とるから、白石や他の部員達とは挨拶交わしたり、ちょっと世間話したりする程度の仲。
でも金ちゃんとは仲良しこよしや。
まぁどっちもドがつくほど人懐っこい性格しとるからな…
親しくなるための細かい過程がないっちゅーか、数回会ってすぐ仲良くなっとった印象。
ほんま、コミュ力おばけやで。
金ちゃんも名前のこと『ねーちゃん』って呼んでるし、名前も金ちゃんの事は弟みたいに可愛がっとる。
そんな仲のええ2人やから、名前が遊びに来やんくてえらい寂しがっとったわ金ちゃん…
まぁテニスしたらたちまち元気なってましたけど。
あとで名前にラインしとこかな〜って箸で肉巻きポテトつっついとったら、白石が話題を戻した。
「で、悩んでる理由が名前ちゃんって?」
「おん……そんなとこやねんけど」
「勉強中でまったく構ってもらわれへん寂しい〜って理由やったら怒るで」
「おい!そんっな可愛いモンちゃうねん、俺が抱えてる問題は!」
「え……そない深刻な問題なん?」
「深刻や!ごっつ深刻な問題!」
「そうか………遂にフラれたんか…」
「いや遂にってなんやねーん!勝手に別れさせんなや!絶賛アツアツやっちゅーねん!」
「ごめんて。一体どんな問題なん?」
「それは………先言うとくけど、これ他言すんなよ!」
「せぇへんて、大丈夫やから。なに?」
「…あんな」
チョイチョイと手招きすると、なんやなんやと白石が耳を傾けた。
信頼しとる白石やからこそ教えれるけど、他のやつに聞かれる訳にはいかんねん。
周りに聞こえやんよう最新の注意を払いながら、白石に耳打ちした。
「実は名前…ホモ好きやねん」
「ん?うん、そうやな。」
「え………えっ?」
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わらびもち