明日の予定
家に帰って、ご飯を食べて、例の鈴蘭を机に飾ったところで桃香ちゃんから連絡がきた。
『明日は10時に駅集合ね!!
お弁当持ってきてね〜
あと青学(島村くん)に差し入れするからワリカンでスポーツドリンク買おうよっ!』
明日……? あぁ、大会の応援行くんだっけ
今日はいろんなことがあってすっかり忘れていたけど、そういえばそんな話だったと思い出す。しかし青学って時点で色々あれだ。何かを感じる。まあ、行かないわけにもいかないし、と私は了解の旨を返事した。
『連絡ありがとうー!
了解だよ! スポドリはどうすればいい?』
すると送って1分もしないうちに返事がきた。
早い。多分あの子は携帯を握りしめているに違いない。
『美里が買ってきて〜!
後でお金払うからっ!
2Lのやつ6本くらいで大丈夫だと思うからー!!!』
2Lを6本って……え、重くないですか?
どこまでもゴーイングマイウェイな桃香ちゃんはこっちの世界でも変わらないとみた。大丈夫かどうか多少の不安はあるものの、多分いけるだろう。自分の腕力(もう一人のわたしが培った腕力)を信じることにした。
『分かった、じゃあ買っておくね』
送信っと……おぉ、またきた。
『ありがとぉー! じゃぁまた明日ね!』
また明日、ね。
送り返してベッドに横たわる。明日も大変な1日に……なんてならないことを願う。頼むから平凡な一日でありますようにと考えながら、白い紙を取り出して、柳生さんに連絡した。
『今日はありがとうございました。
登録よろしくお願いいたします。』
返事は2分ほどしてからきた。
『メールありがとうございました。
私も素敵な時間を送ることが出来ました。
また何処かで、お逢いしましょう。』
紳士だ……なんか微妙に強引な気がするけど紳士だ……。
ベッドに携帯を置いて就寝モードに入り、目を瞑る。こっちの世界は目まぐるしく回って、私を退屈させない。
そのぶんちょっと疲れるけどね……。
でも、素敵。
なんて考えてるうちにアッサリ眠っていた。
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