そんなことを言いながら頑張ったのに、ダンケルン村の前の町に着いた頃にはお昼を過ぎていた。
まだ日が短いからすぐ暗くなるし、早くしなきゃ真っ暗な森を抜けなきゃいけなくなる。そうなったら探索部隊を探すのも大変になる。
なによりめちゃくちゃ怖いことになる…!
『神田っ早くしないと日が暮れちゃう!』
「お前がタラタラしてるからだろ」
『してない!』
私からしたら至極真面目なのに、神田にとってはどうでもいいことらしい。それもそうだ。神田が暗いの怖いとか予想外すぎて笑っちゃうね!
「あんた達、あの村へ行くのかい?」
神田と言い争ってると、突然おばあちゃんに話しかけられた。
「あそこは昔から、イヤな噂のある村なんだよ」
口ぶりから、この町に長く暮らしてるんだろう。
「イヤな噂?」
「ああ。【魔女】が棲んでいて、ちょうどお前みたいな道に迷った子どもを捕まえて食っちまうのさ」
『ひうっ!!』
歳的に私を子どもに括っていいのかわかんないけど、ばあちゃんがすでに怖い!怖いんだよマジで!
「悪いことは言わない。【魔女の村】に興味本位で近づくのはやめな」
ややややっぱり行きたくない!森も村も怖いとかやだ!やめたいけどやめられないなんてこれが大人になると言うことか!
「ダンケルン村に行くには一本道があると聞いてるんだが」
忠告するばあちゃんの言葉を、一切合切完全スルーして神田が質問しやがった。
あんまり見ないでおばあちゃん。善意を無駄にするような連れでごめんなさい。
私は帰りたいけど、そんなわけにもいかないの。今すぐにでも走って全力で帰りたいくらいなんだけどね?できないんです。それができたら私は死んだも同然なんです。それをしようものなら死刑も当然なのです。
神田の隣でなにも言わない私を見て、おばあちゃんは諦めたように口を開いた。
「あそこに【ダンケルン村】って立て札があるだろう?あの道をまっすぐ行って森を抜ければ、村に着くよ」
「わかった。手間を取らせたな。行くぞ」
『うん。おばあちゃん、ありがとうございました』
これは私達にしかできない事だから。アクマを壊せるのは、私達エクソシストだけ。
だから、例えどんなに逃げたくても絶対逃げるわけにはいかない。
「でもあんた達、本当に行くのかい?」
『はい』
できるものなら回避したいところだけどね、これもお仕事だから逃げちゃダメなのさ。
「あの村は最近、人が帰ってこないって言われてるんだよ。つい2日前にも3人組の男が森に入っていったが、戻ってきていない」
「その3人を探しに行くんだ」
『ご忠告、ありがとうございます…お元気で』
時間的にはまだお昼のはずなのに、森の中は既に夜みたいな雰囲気。私は神田の団服を掴んで、絶対に置いていかれないように極力くっついたまま進んでいた。
「うぜぇ」
『だだだだって暗いしなんか出てきそうだしばあちゃん最後に余計なこと言ったし!』
「なんだ」
『帰ってこられるといいがね、とか言ってた!』
「そうだな」
『やっぱり神田も聞こえてたんじゃん!私にしか聞こえてないのかと思ってめっちゃ怖かったんだから!』
「うるせぇ。いい加減黙れ」
『ごめんなさい』
おばけより神田の方が怖い。
確かに騒ぎすぎちゃったから謝るよ。でもくっついてることに関してはなにも言わないんだね。私なんかくっつけてたら歩きづらいだろうに…これに関しては本当にありがとう。
「ちっ」
『ぅわ!』
いきなり神田に引き寄せられると、誰かの呻き声がした。
『…か、神田…』
「アクマだ」
神田がイノセンスを発動させるのにつられる様に、私もイノセンスを発動させた。
そんな私達を見て人間の姿を捨てたそれは、最近やっと見慣れてきた丸いアクマの姿になった。
「お前は下がってろ」
そう言うと、私の返事を聞かずに神田はアクマを簡単に倒してしまった。
…早いっすね。私の出番はなしですか。あれくらいならたぶんだけど私にだってできるのに…どうせ弱いですよ、雑魚ですよ。
『ねぇ神田』
「なんだ」
『アクマってイノセンスじゃないと倒せないんだよね』
「ああ」
ここでアクマが出たと言うことは、もしかして探索部隊の人達はもう…いやいや、そんなことない。大丈夫。
動揺した私に合わせて、イノセンスの重心が変わってカシャリと鳴った。それに続くように、草むらでなにかが音を立てた。
「誰だ!」
私は声なんて出なくて、なんとか見た目だけでも気丈に振る舞ってイノセンスを向けた。
手なんて震えてないんだからね。
「こ、殺さないでください!」
『…人間?』
音を立てながら出てきたのは、赤毛に緑の目をした人間。
これだけ聞くと一瞬ラビを思い出すカラーリングだけど、肌の色と体格はラビと似ても似つかない。
「お前、探索部隊か?」
それに、この人はエクソシストの黒じゃなくて探索部隊の白い団服を身につけてる。
「は、はい、ゴズといいます。お2人のその長い黒髪、日本刀と大きな鎌…エクソシストの神田さんとアリスさんですよね?助けに来てくれたんですね。ありがとうございます!」
鎌だけだと足りないものたくさんあるけど…ま、いいか。
それより、思ってたより元気そうでよかった。衰弱してたら連れて帰るのも大変かもしれないからね。
「仲間が2人、殺されて……それからずっと逃げ回っていました」
「ちっ…何があった?」
『神田、舌打ちやめた方がいいよ』
気持ちはわかるけど、神田の場合マイナス要因にしかならないから。あれでしょ?「くそ、やっぱり間に合わなかったか」的な気持ちでしょ?私はわかってるよ。
でも神田の印象が悪すぎて誰ひとりとしてそうは思ってないんだよ。教団で神田のいい話なんてまったく聞かないもん。
「この一本道を進んでいたとき、さっきの男に襲われたんです…ほんと、一瞬の出来事でした。俺たち探索部隊ではかなわなかった……」
じゃあ、目の前で仲間を殺されたのか。
「命からがら逃げたけど、俺、もうどうしようかと。……情けない。目の前で仲間が殺されたのに、1人で逃げてあげくに迷ってしまうなんて」
情けないなんて思うものか。相手は人間じゃない、イノセンスしか対抗できないアクマだ。丸腰同然の探索部隊が襲われて、逃げない方がおかしい。
「黙れ」
「え」
「新手が来た」
神田の言葉に、私は反射的に発動しっぱなしだったイノセンスを構えた。私には気配なんてまだ全然わかんないけど、神田が気付かなかった…なんてことはさすがにないか。
でも、ゴズさんの話を聞いていたから多少気付くのが遅れたのか。気付いたら私達は4人に囲まれてた。
「なんだ、おまえら」
神田への返答は攻撃で返された。
神田の予想通り。私が1人をギロチンで2つに分断する間に、神田は2人目を倒していた。
あと1人!
「た、助けてくださーい」
「動クナ!コイツヲ殺スゾ」
くそ、人質とは敵もただのバカじゃねぇってことか。どうすればアクマだけを壊せる…
「好きにしろ」
「え?」
『は?』
予想だにしない返答に、私はきっとかなりの阿呆面で神田を見たと思う。外野の2人を見る余裕はなし。
「好きにしろと言ったんだ」
『ちょっとかん』
「うわあああ!」
『ちょ!わ!』
神田がゴズさんを見捨てる発言をしてイノセンスを構えると、アクマは人質をとっても意味がないと思ったらしい。ゴズさんをおもいっきり突き飛ばしてきた。
私は阿呆面してたからかわりとあっさりゴズさんに吹っ飛ばされ、神田は吹っ飛んできた私を避ける為か刀を僅かに下げた所、吹っ飛ばされた私とゴズさんに潰された。
「馬鹿、どけ!」
『つ、潰れるっ…重い…!』
「すっすみません!」
私達が動けるようになった時には、もう男の姿はどこにもなかった。
『…逃げられた?』
「ちっ……」
「すいません、ほんとすいません」
体が大きくても態度は大きくなれないらしい。いつかのデブと違いますね。おっと口が。
そんなことより、あいつの逃げた先はどこだ?もしかしなくてもこの先は村か?村なのか?できるならずっと行きたくなかった!
「行くぞ!」
『了解』
「え、はい!」
普通の人より早く走るだろう私達のあとを、ゴズさんが必死でついてくるのになんとなく気づいた。探索部隊も結構早く走るんだよね。
コムイさんが言ったように谷には石橋があり、それを越えて村の入り口に立った。一応看板はあるけど形ばかりと言った状態で、経年による腐食や劣化であんまり意味はなさそう。
「うわあ、何かおどろおどろしい村ですねえ。さすが【魔女の村】って言われるだけありますね。これは確かに何が起こってもおかしくないですよ」
怖い…静かすぎる廃村みたいな村も怖いんだけど、無駄に血まみれな神田も怖い。まだ3体しか壊してないよね?なんでそうなったんだ。
「資料ではたしか、家畜を飼ったりしている家が多いとありましたけど、人どころか動物の声もしませんね……」
ゴズさんもこの静けさに違和感を覚えてたらしい。家畜とかは知らなかったけど。
え?資料読んでないのかって?そんなもん恐怖で忘れてたわ!
「もしかして村人全員、消されていたりして……」
『え』
「どういう意味だ?」
「ほら、この村って魔女伝説があるじゃないですか。だから……」
「くだらん。とにかく確かめるぞ」
だからっていつまでもビビってらんないよね、私だってエクソシストなんだから。
まだ日が短いからすぐ暗くなるし、早くしなきゃ真っ暗な森を抜けなきゃいけなくなる。そうなったら探索部隊を探すのも大変になる。
なによりめちゃくちゃ怖いことになる…!
『神田っ早くしないと日が暮れちゃう!』
「お前がタラタラしてるからだろ」
『してない!』
私からしたら至極真面目なのに、神田にとってはどうでもいいことらしい。それもそうだ。神田が暗いの怖いとか予想外すぎて笑っちゃうね!
「あんた達、あの村へ行くのかい?」
神田と言い争ってると、突然おばあちゃんに話しかけられた。
「あそこは昔から、イヤな噂のある村なんだよ」
口ぶりから、この町に長く暮らしてるんだろう。
「イヤな噂?」
「ああ。【魔女】が棲んでいて、ちょうどお前みたいな道に迷った子どもを捕まえて食っちまうのさ」
『ひうっ!!』
歳的に私を子どもに括っていいのかわかんないけど、ばあちゃんがすでに怖い!怖いんだよマジで!
「悪いことは言わない。【魔女の村】に興味本位で近づくのはやめな」
ややややっぱり行きたくない!森も村も怖いとかやだ!やめたいけどやめられないなんてこれが大人になると言うことか!
「ダンケルン村に行くには一本道があると聞いてるんだが」
忠告するばあちゃんの言葉を、一切合切完全スルーして神田が質問しやがった。
あんまり見ないでおばあちゃん。善意を無駄にするような連れでごめんなさい。
私は帰りたいけど、そんなわけにもいかないの。今すぐにでも走って全力で帰りたいくらいなんだけどね?できないんです。それができたら私は死んだも同然なんです。それをしようものなら死刑も当然なのです。
神田の隣でなにも言わない私を見て、おばあちゃんは諦めたように口を開いた。
「あそこに【ダンケルン村】って立て札があるだろう?あの道をまっすぐ行って森を抜ければ、村に着くよ」
「わかった。手間を取らせたな。行くぞ」
『うん。おばあちゃん、ありがとうございました』
これは私達にしかできない事だから。アクマを壊せるのは、私達エクソシストだけ。
だから、例えどんなに逃げたくても絶対逃げるわけにはいかない。
「でもあんた達、本当に行くのかい?」
『はい』
できるものなら回避したいところだけどね、これもお仕事だから逃げちゃダメなのさ。
「あの村は最近、人が帰ってこないって言われてるんだよ。つい2日前にも3人組の男が森に入っていったが、戻ってきていない」
「その3人を探しに行くんだ」
『ご忠告、ありがとうございます…お元気で』
時間的にはまだお昼のはずなのに、森の中は既に夜みたいな雰囲気。私は神田の団服を掴んで、絶対に置いていかれないように極力くっついたまま進んでいた。
「うぜぇ」
『だだだだって暗いしなんか出てきそうだしばあちゃん最後に余計なこと言ったし!』
「なんだ」
『帰ってこられるといいがね、とか言ってた!』
「そうだな」
『やっぱり神田も聞こえてたんじゃん!私にしか聞こえてないのかと思ってめっちゃ怖かったんだから!』
「うるせぇ。いい加減黙れ」
『ごめんなさい』
おばけより神田の方が怖い。
確かに騒ぎすぎちゃったから謝るよ。でもくっついてることに関してはなにも言わないんだね。私なんかくっつけてたら歩きづらいだろうに…これに関しては本当にありがとう。
「ちっ」
『ぅわ!』
いきなり神田に引き寄せられると、誰かの呻き声がした。
『…か、神田…』
「アクマだ」
神田がイノセンスを発動させるのにつられる様に、私もイノセンスを発動させた。
そんな私達を見て人間の姿を捨てたそれは、最近やっと見慣れてきた丸いアクマの姿になった。
「お前は下がってろ」
そう言うと、私の返事を聞かずに神田はアクマを簡単に倒してしまった。
…早いっすね。私の出番はなしですか。あれくらいならたぶんだけど私にだってできるのに…どうせ弱いですよ、雑魚ですよ。
『ねぇ神田』
「なんだ」
『アクマってイノセンスじゃないと倒せないんだよね』
「ああ」
ここでアクマが出たと言うことは、もしかして探索部隊の人達はもう…いやいや、そんなことない。大丈夫。
動揺した私に合わせて、イノセンスの重心が変わってカシャリと鳴った。それに続くように、草むらでなにかが音を立てた。
「誰だ!」
私は声なんて出なくて、なんとか見た目だけでも気丈に振る舞ってイノセンスを向けた。
手なんて震えてないんだからね。
「こ、殺さないでください!」
『…人間?』
音を立てながら出てきたのは、赤毛に緑の目をした人間。
これだけ聞くと一瞬ラビを思い出すカラーリングだけど、肌の色と体格はラビと似ても似つかない。
「お前、探索部隊か?」
それに、この人はエクソシストの黒じゃなくて探索部隊の白い団服を身につけてる。
「は、はい、ゴズといいます。お2人のその長い黒髪、日本刀と大きな鎌…エクソシストの神田さんとアリスさんですよね?助けに来てくれたんですね。ありがとうございます!」
鎌だけだと足りないものたくさんあるけど…ま、いいか。
それより、思ってたより元気そうでよかった。衰弱してたら連れて帰るのも大変かもしれないからね。
「仲間が2人、殺されて……それからずっと逃げ回っていました」
「ちっ…何があった?」
『神田、舌打ちやめた方がいいよ』
気持ちはわかるけど、神田の場合マイナス要因にしかならないから。あれでしょ?「くそ、やっぱり間に合わなかったか」的な気持ちでしょ?私はわかってるよ。
でも神田の印象が悪すぎて誰ひとりとしてそうは思ってないんだよ。教団で神田のいい話なんてまったく聞かないもん。
「この一本道を進んでいたとき、さっきの男に襲われたんです…ほんと、一瞬の出来事でした。俺たち探索部隊ではかなわなかった……」
じゃあ、目の前で仲間を殺されたのか。
「命からがら逃げたけど、俺、もうどうしようかと。……情けない。目の前で仲間が殺されたのに、1人で逃げてあげくに迷ってしまうなんて」
情けないなんて思うものか。相手は人間じゃない、イノセンスしか対抗できないアクマだ。丸腰同然の探索部隊が襲われて、逃げない方がおかしい。
「黙れ」
「え」
「新手が来た」
神田の言葉に、私は反射的に発動しっぱなしだったイノセンスを構えた。私には気配なんてまだ全然わかんないけど、神田が気付かなかった…なんてことはさすがにないか。
でも、ゴズさんの話を聞いていたから多少気付くのが遅れたのか。気付いたら私達は4人に囲まれてた。
「なんだ、おまえら」
神田への返答は攻撃で返された。
神田の予想通り。私が1人をギロチンで2つに分断する間に、神田は2人目を倒していた。
あと1人!
「た、助けてくださーい」
「動クナ!コイツヲ殺スゾ」
くそ、人質とは敵もただのバカじゃねぇってことか。どうすればアクマだけを壊せる…
「好きにしろ」
「え?」
『は?』
予想だにしない返答に、私はきっとかなりの阿呆面で神田を見たと思う。外野の2人を見る余裕はなし。
「好きにしろと言ったんだ」
『ちょっとかん』
「うわあああ!」
『ちょ!わ!』
神田がゴズさんを見捨てる発言をしてイノセンスを構えると、アクマは人質をとっても意味がないと思ったらしい。ゴズさんをおもいっきり突き飛ばしてきた。
私は阿呆面してたからかわりとあっさりゴズさんに吹っ飛ばされ、神田は吹っ飛んできた私を避ける為か刀を僅かに下げた所、吹っ飛ばされた私とゴズさんに潰された。
「馬鹿、どけ!」
『つ、潰れるっ…重い…!』
「すっすみません!」
私達が動けるようになった時には、もう男の姿はどこにもなかった。
『…逃げられた?』
「ちっ……」
「すいません、ほんとすいません」
体が大きくても態度は大きくなれないらしい。いつかのデブと違いますね。おっと口が。
そんなことより、あいつの逃げた先はどこだ?もしかしなくてもこの先は村か?村なのか?できるならずっと行きたくなかった!
「行くぞ!」
『了解』
「え、はい!」
普通の人より早く走るだろう私達のあとを、ゴズさんが必死でついてくるのになんとなく気づいた。探索部隊も結構早く走るんだよね。
コムイさんが言ったように谷には石橋があり、それを越えて村の入り口に立った。一応看板はあるけど形ばかりと言った状態で、経年による腐食や劣化であんまり意味はなさそう。
「うわあ、何かおどろおどろしい村ですねえ。さすが【魔女の村】って言われるだけありますね。これは確かに何が起こってもおかしくないですよ」
怖い…静かすぎる廃村みたいな村も怖いんだけど、無駄に血まみれな神田も怖い。まだ3体しか壊してないよね?なんでそうなったんだ。
「資料ではたしか、家畜を飼ったりしている家が多いとありましたけど、人どころか動物の声もしませんね……」
ゴズさんもこの静けさに違和感を覚えてたらしい。家畜とかは知らなかったけど。
え?資料読んでないのかって?そんなもん恐怖で忘れてたわ!
「もしかして村人全員、消されていたりして……」
『え』
「どういう意味だ?」
「ほら、この村って魔女伝説があるじゃないですか。だから……」
「くだらん。とにかく確かめるぞ」
だからっていつまでもビビってらんないよね、私だってエクソシストなんだから。