prologue-age.14
それまでは全然気づかなかったけど、
私が7歳の時からずっと何らかの方法で
私はマイクロフトに『見守られて』いたらしい。
でも、彼の私に対する過保護と監視があからさまに強くなったのはこの頃からだ。
確かにこの頃、私は交友関係が少し広がり、ただのガリ勉の女の子じゃなくなった。
そしてこの頃から、マイクロフトは仕事柄ハイテクな機器を手にするようになったのだ。
彼はまるで当然のように、スパイさながらに私の監視を始めた。
でもそれって、職権乱用って言うんじゃないかしら。
そんな高価な機械を私用で使っていたなんてバレたら、始末書モノだと思うのだけど。
ああ、でもそんな事、私が14歳の頃ならいざ知らず、いまさら言ってももう遅い。
だって彼は、とっくに彼の所属するチームのボスなんだもの。
高い地位に上り詰めてしまった彼を始末できる人なんか、今やバッキンガム宮殿にしかいないわ。
Age.14
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