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振り切った刃は、音も無く。

そして手応えすらなく、ガーヴの剣を、その右腕ごと断ち切っていた。



「がぁぁっ!?」



ガーヴがたまらず声を上げて身を退く。

しかし、あたしの方もそれが限界だった。



「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」



黒の刃は消え、浅い呼吸を繰り返す。

そんな中、顔を上げればガーヴの腕が黒い何かに蝕まれているのが見てとれた。

ガーヴはコチラを怒りの形相で見据えると、一言。



「殺す!」



そう宣言したのとほぼ同時に───

辺りには絶叫が響いた。

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