21 二人はどこまでの関係?
「…………どこ? どんなじゃなくて?」
「つまり、キスまでの関係とか、行き着く所まで行った関係とかですよ♪」
「……私達は?」
「否……そこで真顔で聞かれても困るのですが……」
「じゃあ……聞かれて困る、人には言えない関係って事で」
「……それを含み無く、素で言えるのがユウさんですよね」
「?」
22 二人の初デートはどこ?
「どこになるんですかね?」
「……んー……どこだろうね?」
「あ、丘の上……ですかね? (NEXT編『ヤクソク』参照)」
「………………」
「どうかしました?」
「ううん、何でもない」
「……?」
23 その時の二人の雰囲気は?
「穏やかでしたね」
「基本的にゼロスの側は落ち着くからね……」
24 その時どこまで進んだ?
「進む? 丘までしか行ってないよね」
「あー……その進むではなくてですね」
「は?」
「例えばあの時は、僕の腕の中で寝たんですよね♪って事ですよ」
「……妙に嬉しそうね?」
「可愛かったですよ?」
「そう、ありがとう」
「…………って、やっぱり分かってませんよね」
「?」
25 よく行くデートスポットは?
「宿屋の一室ですかね? ユウさん引きこもりですし」
「せっかく休めるのに、わざわざ外に出て疲れたくないもの」
「二人の時間が多くなるので、僕はそれでも良いですけど……でもたまにはユウさんと一緒に出掛けたいです」
「どこに?」
「景色の綺麗な所とか、ショッピングとか……」
「……今度気が向いたらね」
「はいっ♪」
26 相手の誕生日。どう演出する?
「……………………」
「……………………」
「ゼロス、自分の誕生日知ってる?」
「いえ……そう言うユウさんの誕生日はいつなんですか?」
「さぁ? いつなんだろうね?」
「え?」
「気付いたら司祭様の元でお世話になってたし、知らないんだよね」
「……そうなんですか」
「そうなんです」
27 告白はどちらから?
「僕からです」
「え……? 私、ゼロスに何か言われた?」
「例え気付いていなくても、軽く流されても、告白は僕からです」
「だから何を告白してくれたの?」
「気付いてくれるまで秘密です」
「気付いたらゼロスに聞かなくても良いじゃない」
「むしろここは気付かない事の方が問題なんですけどね……」
「?」
28 相手のことを、どれくらい好き?
「………………」
「何?」
「いえ、どうせオチがつくんだろうなと思いまして」
「好き嫌いでつくオチってどんなオチ?」
「じゃあユウさんは僕の事どれくらい好きなんですか?」
「んー? これからも側に居たいと思うくらい好きだよ?」
「っ!!!? 本当ですかっ!?」
「こんな事で嘘言ってどうするの……」
「そ、そうですよね。僕もユウさんと離れたくないくらい好きです」
「そう? ありがとう」
29 では、愛してる?
「はい♪」
「……………………」
「あれ? ユウさん……?」
「…………大丈夫?」
「え? 大丈夫って何がですか?」
「頭」
「……どういう意味ですかね、それ」
「だって魔族が恋だの愛だのって……」
「好き嫌いは受け入れて、愛は受け入れてくれないんですかっ!?」
「好き嫌いは好みの話でしょう? 恋愛は別物だもの」
「って、結局こう言うオチなんですね……」
30 言われると弱い相手の一言は?
「んー……自分自身の事で、そうじゃないと思ってる事を冷静に告げられると、強く出れないかな……」
「多分そう言う意味じゃ……って言っても分かってもらえませんよね……」
「ぇ?」
「僕はユウさんに『大丈夫だよ』と言われると、焦りや不安が和らぎますね。あぁ、敵わないなと思うのと同時に、ユウさんが側に居てくれる事を実感できるので」
「私はゼロスの精神安定剤って事?」
「そう……かもしれませんね」
ALICE+