私のすきな人 銀時


長身で清潔感があって、経済力があって落ち着いてる人。
理想に恋をして20数年間。
想いを重ねて重ねてようやく初めて恋に落ちたのは、この年がら年中くたびれたソファに横になりながら鼻くそほじっている男。坂田銀時だ。
よりにもよって好きになったのは理想の真反対。

「わっ…あっ!」

こ、れはやばいやつー!

「よ…っと。」

「ったく。無茶しやがって。」

「悔しい…。」

「はぁ?」

「こんな…ちゃらんぽらんで、万年金欠で、鼻くそ製造機だし、糖尿寸前で不健康そのものだし、毎晩毎晩飲み歩いて帰ってきやしないし、パンツの柄の趣味も悪いし…」

「ちょ、ちょ、ちょっとぉぉぉ!?それ銀さんのこと!?もしかして銀さんのこと!?悪口オンパレードじゃん!そんなに言わなくてもよくない!?」

「なのにこんなに好きになっちゃってるなんて…ほんと悔しい。」

「…銀さん以外の男を好きになる選択肢なんかお前にはねぇだろ。」

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