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「ぎゃぁぁぁあ!!」



え?は?



「わー!起きたー!」




誰!?




「ジロー、どきぃ。お嬢さん驚いてるやん」




誰…誰{emj_ip_0792}

かなりびっくりした。多分跡部の家のソファで寝てしまったのは覚えてるんだよ。うん。それで今目が覚めたんだけど…目の前には男の子のどアップ…絶叫してしまった。

そして向かい側のソファには眼鏡をかけたお兄さん。制服?あ、この男の子も制服…跡部と同じだから…氷帝かな?



「って、誰」

「俺ー?俺はジロー!」

「俺はユウシや」

「ジローさんとユウシさん…跡部の…お友達ですか?」

「まぁ、そやな。同じ部活の仲間やねん」



と言うとテニス部ですか…。もしかして跡部が言ってた色々来るってこういうこと?



「で、お嬢さんはなんて言うん?」

「あ、私は名前です」

「名前ちゃんか」

「遊びに来たんですか?2人とも」

「俺らは跡部に呼ばれただけだC〜!名前こそなんでいるの?」

「(いきなり呼び捨て…)私も跡部に呼ばれたんだよね…何でかは知らない。さっきから跡部ずーっといないんだけど…。私帰っていいかな…」



ぐっすり寝てて言うのもなんだけど、暇!なんもないなら家帰って晩御飯の仕度したい…。



「へぇ、珍Cー!」

「せやなぁ…あの跡部自ら女の子呼ぶなんてなぁ」



え、そーなの?あのモテまくりの跡部様だから女の子呼びまくりだと思ってたわ。



「へー、そーなんだ。帰りたい」

「お嬢さんどんだけ帰りたいんや」




「おい」

「わ!跡部来たCー!」

「夕飯の準備ができた」



「わお……」





帰ろうとしていた所に跡部が戻ってきたと思ったら突然夕食を食べていけだのなんだので連れてこられたホール。そこに用意されていたのは見た事もないような豪華な料理の数々。


「ほっあ〜〜…」

「何間の抜けた声だしてんだよ」

「いやいや、だって、これ、やばくない?こんな料理レストランとかでしか見たことないよ。こんなもの食べれるなんてラッキーだね」


作ってみたいな、とは思うけどもどれだけ時間かかるか分からないし材料がそう滅多にお目にかかれる食材じゃない。


「今日もごっつ豪勢やなぁ」

「いただきまーす!」


今日もって…そんな頻繁にこんな豪華な料理食べてるの?羨ましい限りです。…ジロー君…もう食べ始めてる…。


「遠慮すんなよ」

「はぁ。では、いただきます」

……っ!


「お、美味しい…」


あまりの美味しさに衝撃が走った。やっぱりお抱えのシェフがいる家は違うのね。










「ごちそうさま!」

「もう入らんわー」


もうお腹パンパン。太っちゃ…うん。大丈夫だ。多分。


「そういえばなんで跡部は私を家に呼んでくれたの?」

「それ俺も気になってたんや」

「俺もー!」

「……なんとなく呼んだだけだ」


え、私、なんとなくて呼ばれたの?だったら私じゃなくてもよかったんじゃないのかな。


「俺らは前々から約束してたから呼ばれたの分かるけどー」

「なんとなくて、なんやねん」

「うるせぇ、お前らは先に俺の部屋行ってろ!」

「なんか逆ギレされたC〜」

「触らぬ神に祟りなしやで…慈郎先行こや…」


ユウシ君とジロー君はブツブツ言いながらホールを出てってしまった。


「んー」


なんなんでしょう。


「お前はこれからどうすんだよ」

「あー…帰ろうかなぁ…ユウシ君とジロー君呼んでるってなんか二人に用事があったんでしょ?お邪魔しちゃ悪いしね」

「部活の事で話すことがあるだけだ。まあ、お前が帰りたいんなら付き人呼ぶぜ」

「え、いいよ、すぐそこだよ?向かいのマンションだよ?」

「何が起きるかわかんねぇだろ?」


か、過保護!お母さんか。


「あ、ありがとうございます…」


私の家はすぐ向かいだと言うのに…まあ、心配してくれてるのは嬉しいんだけどね。帰ったらこのまま寝ちゃいそう…。






「なあ、慈郎」

「んー?」

「跡部がなんとなくで女の子を家に呼ぶ思うか?」

「思わない!」

「せやろ?跡部が気にいる女の子ってそうおらんで」




130519



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勝ち気なエリオット