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「名前ちゃん、私たち休憩するから荷物番代わるよ?」

「ごめんね、ありがと!」



海で遊んでた子たちが海から上がってきたみたいだけど、シェリーとかはまだ海にいるのかな?










「あ!名前、交代したの?今私行こうと思ったんだけど…ごめんね」

「いいよいいよ、シェリー荷物番であたしだけ海入っててもつまんないし」

「そういえば三橋が名前に飲み物買ってってあげるとかいって買いにいっちゃったんだった」

「え、そうなの?私もういないんだけどな…ちょっと三橋君探してくる」

「気を付けてね〜」












どこだー…三橋君。人いっぱいで全然わかんない…困ったもんだ。



「三橋くーん…どこー」



周りをキョロキョロしながら三橋君を探してまわった。



「ねー」

「わっ…は、はい」



急に後ろから声を掛けられるもんだから驚いて声が出てしまった。



「何してるの、誰か探してる?」

「俺たちも手伝おうか?」



声を掛けてきたのは全然知らないお兄さん達だった。んー、いかにも遊んでますみたいな感じ。…思わず仁王が頭に浮かんできてしまった。やめやめ、嫌な予感がしたのですぐさま仁王の顔を振り払った。



「いや…友達探してるんですけど…一人でも大丈夫ですよ?」

「いや、でも人めっちゃいんじゃん?大変でしょ?」

「大丈夫ですって〜」



なかなかしつこいな…



「苗字ー、何してんの?」

「あ、三橋君」

「行こうぜ」

「わ、待って!」



お兄さん達への対応に困ってると三橋君が急に現れた。途端に私の腕を掴んで歩き出した。後ろの方でお兄さんたちが「なんだよ友達って男かよ」「ちぇー、行こうぜ」って言ってるのが聞こえた。



「お前なー、何で一人で来たの」

「いやいや、むしろ何で来ちゃダメなの」

「……」



え、無言?!



「さすがにこの歳で迷子とかにはならないからね?」

「そうじゃないんだけど…まぁいいや。あ、そういえばさっきあいつ見たよ」

「あいつ?」

「俺が見間違えてなければの話だけど」

「あ、あいつって…」



私の嫌な予感て本当に当たる…






「こないだお前んちの前で会った銀髪」







130606



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勝ち気なエリオット