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「部長、こっちにエレベーターあるっすよ」

「一般のお客さんもいるんだから迷惑かけないようにね」




なんでこっちくるのかテニス部よ…鍛えるためにも階段使ったらどうですかね?それはそれはもう全力で恨めしい顔をしながらこっちに来る立海大のテニス部御一行を睨んだ。




「こっちに来るよ?!」

「え!やばい!一緒にエレベーター乗れるかも!」


何処まで近づきたいんだよ…。




「…仁王…いない」

「どうした名前?」

「ううん、なんでも」




ご一行を一通り見てみたが赤い頭やらもじゃもじゃ頭は見られるけどもあの派手な銀髪は見えない。よしこのままエレベーター乗り込もう。



「エレベーター来たっすよー。乗りましょうよ」

「待って。先に待ってるお客さんいるだろ?」



どうぞと言って私たちにエレベーターに乗るように促す立海のテニス部の方。すっごい美人だな。



「え、ど、どうぞ!先に乗ってください」



ちょ、何してるの!何譲ってるの!や、その譲るのはとってもいい事よ?うん。私だってこの状況じゃなかったら。


立海の皆さんにエレベーターを譲ったら少しばかり余裕ができたらしい。私たちも乗る?ってそれが目的だったのか女子たちよ。と少しばかり呆れてしまった。私も乗り込もうとしたら…



「これは少し乗れないわね」


結構ぎゅうぎゅう詰めになり惜しくも見送る形に…。残された私とシェリーと古川君と三橋君。仕方なくもう片方のエレベーターがくるのを待つことにした。




「あ」

「なに、古川」

「チェックインしてなかったわー。瀬林ちょっと来て」

「ったく、仕方ないわねー」

「俺ら先に行ってるけど」

「おう!」



古川君とシェリーは二人でフロントに行ってしまったので三橋君と二人で待つことにした。少ししてエレベーターがきたけど、他に乗るお客さんもいなかったので二人で乗り込んだ時だった。



「あ」

「?」


三橋君が声を上げたので顔をあげてると向こうから来たのは



「おー」



130622



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勝ち気なエリオット