43夕食は皆でバイキングをとるらしい。チェックインを済ませた古川君がみんなの部屋を回りながら教えてくれた。バイキングかー。いっぱい美味しいもの食べれるから楽しみ。夕飯の時間までいろいろホテル内見て回ろうかなってシェリーに言ったら「あんた1人じゃ迷子になる予感しかしない」って言われた。そんなに私って抜けてると思われてるのか?酷いもんだ。
「とりあえず荷物の整理しよっかな」
「それが妥当な判断」
「……」
シェリーってお母さんみたいだ。
「食べた食べた」
「よく食べるよねホント」
「食べるの大好き!」
「それでいて太らないってどういうこと」
「いやいや、最近お腹たるんできたけど」
バイキングが終わってテーブルで一休み。見たことないくらいのいろんな料理があって目移りしてしまった。一回の食事じゃ食べきれない。味もとても美味しかったし幸せです。
「もう少し休んだらお風呂行こう」
「温泉なんでしょ?!」
「そうっぽいね」
「わーい露天風呂ー!」
「そんなに露天風呂入りたいの」
露天風呂ではしゃいでいたらシェリーに苦笑いされてしまった。酷い。でも温泉て絶対日焼けしみる気がする。あれだけ日焼け止め塗ったけどまったく効いてない!
「私はお風呂入ってもゆっくりしないですぐ上がるけど」
「なんで!温泉だよ?ゆっくりが醍醐味でしょ!」
「私眠いんだって…」
「えーみんな部屋に呼ぼうよーー」
「えー…寝たい…」
「若者!!」
シェリーがおばさんみたい…ぐすん。
………口に出してないのに睨まれた…。
「とにかく、私寝てるからどっか遊びに行きな」
「…シェリーのケチ」
「明日いっぱい遊ぼうね」
「うん…」
ご飯食べたばっかで既に眠そうなシェリー。ご飯食べてすぐ寝たら牛になるんだからな。
口に出してないのにすっごい睨まれた。
130703
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