50「あー食ったー」
「ごちそうさまー!」
バーベキュー終了しました。なかなかたくさんのお肉が食べれて幸せでした。ちゃんとね、野菜も食べたよ!
「っだー!動けねー」
レジャーシートの上に倒れこむ三橋君
「三橋君、食べてすぐ寝ると牛になるんだよ」
あれ?豚だっけ?
「苗字に言われたくないですー」
「…」
それは私が牛だといいたいのですか三橋君。
「片付けするか」
寝たかと思ったらガバッと立ち上がって仕事を探す三橋君。男子の何人かはさっきの三橋君みたいにシートに横たわっているけど、三橋君はこういう所はすごいしっかりしてるから尊敬してる。私も見習わなきゃ。でも暑いのか何なのか着てたシャツを脱ぎだして作業を始め出した。女の子の目がギランギラン輝きだした…。女の子の手が止まって片づけ進まなくなっちゃうよ。全く無意識でそういうこうとしちゃうし、三橋君て天然たらしだよね。
そんな風景を見つつ私も片づけを手伝う。
「おい!三橋何してんだよ余計なことすんな!片付け進まん!」
「は?俺やってんじゃん!」
今なら凄く古川君の気持ちが分かる。まあ、三橋君が悪いって訳じゃないんだけどね…。古川君が困った顔で三橋君と女子を見ている。古川君哀れ、と思いながら私は自分の仕事に取り掛かった。
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「わ、甘っ!」
片付けが終わり、シェリーがみんなに買ってきたアイスを配ってくれた。食後のしかも脂っこい物を食べたあとだけどデザートって余裕で食べれちゃうんだよね。これぞ別腹。
「いーなー、アイス食ってる!」
「あ、はい…」
木陰で1人でアイスを食べていると1人の少年が通りかかっていきなり声をかけてきた。というか私の持っていたアイスに反応した。
「めっちゃうまそう!」
「うん、すっごく美味しい」
「…お、おう!あ、やべ!先輩に食材持ってかなきゃ!」
一瞬男の子が止まったけど…大丈夫かな?その後急に急ぎだして早足でこの場を去って行ってしまった。去って行った男の子の行く先からはすごく美味しそうな匂いがしてくる。彼らもバーベキューでもしてるのだろうか。
「てか、さっきの男の子昨日見た気がする…」
アイスのおかわりもらいに行こうかな。
131007
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