いや、もう全く不本意ながら跡部と氷帝に来てるんだけどさ。
む
「うわ、あの子超タイプ」
氷帝レベル高すぎだろ。さすが都会の私立は違うな。立海もそれなりに可愛い子多かったけど氷帝はその上を更にいってる気がする。
「制服可愛いしイケメンも多いしなんだよここは」
「おい、フラフラしてんな」
「あー?うるせー!俺は無理やり連れてこられてるんだぞ?少しくらい自由にさせろや」
「チッ…」
「うわ舌打ちとかサイテー」
「早く来い!」
「うおっ!ちょ、手荒いんだよお前は!」
俺に対しての独占欲すごくね?
「で、ここどこ」
「生徒会室だ」
いいのか?いいのか、こんなとこに俺がいても。
「とりあえずここで待ってろ。レギュラー呼んでくる」
「は?!まじで?それって宍戸もいたりする?!」
「…あぁ」
「っしゃー!やりー!」
どうやら俺のお気に入りの宍戸亮君もいるらしい。ぐへへ。それなら大人しく待ちましょう。
「なーに不機嫌になってんだよー」
「…なってねぇよ」
「なってんだろー?眉間に皺寄せちゃってさ。綺麗なお顔が台無しだぞ、うりゃっ」
「っつ…」
なんか微妙に不機嫌になってる跡部にデコピン食らわしてやった。何をそんなに不貞腐れてるの?
「何なにー?怒ってんの?」
「怒ってねえ」
「怒ってんじゃん」
「……呼んでくる」
跡部はクルッと俺に背を向けて生徒会室を出て行ってしまった。
「……」
140523
まえ|つぎ
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