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沖田さんと私は一体どんな関係なんだろう。
今私の頭上には上司が跨がっていた。
「ん、」
朝、沖田さんを呼びにお越しにきたらそのまま抱き締められて布団の中へと連れ込まれた。
「っあ」
この人とこうやって口付けるのは何回目だろう。
もう数えきれない。
「…何でぃ」
ふと目を開けると睫毛が大きく揺れて、どんぐり眼と目が合った。
少し照れ臭そうに眉をしかめ、照れを隠すためなのか私の頬をむに、とつまんだ。
「い、いや…、別に…」
数えきれないほどキスをしたって、全然慣れない。
突然目が合い、私も顔の熱が上がった。
私の頬が赤くなったのを見て満足したのか、沖田さんの眉は下がり、口角はあがる。
私のお腹を枕にしてごろんと寝転んだ。
「重っ…沖田さん、朝ご飯…食べないんですか?」
「ん〜…」
まだ眠そうな顔をしながら沖田さんは欠伸をする。
「今はまだゴロゴロしてたいでさ」
「…はあ」
「お前…案外肉ついてんな」
「え!? 」
沖田さんは知らない間に隊服のシャツの中に手をいれ私のお腹の肉をつまんでいた。
「や、やめてください!余計なお世話です」
「むにむにしてらァ」
慌てて沖田さんを身体を押し退け距離をとった。
「何でィ。腹くらい触ったっていいだろ、ケチ」
「け、ケチって…沖田さんだって逆のことされたら嫌でしょう!?」
「別にいいぜィ」
「え!?えええ!?」
沖田さんは寝間着の浴衣の襟元をずらし、私の手を取って自分のお腹に持っていった。
「どうでィ」
「え、いや、ど、どうって…」
沖田さんのお腹は筋肉でガチガチだった。
「沖田さん細いのに…こんな筋肉…」
少しショックだった。
私はこんなバキバキにはなれない。
沖田さんは羨ましいだろ、とニヤリと笑う。
「オレぁ肉付きのいい女嫌いじゃねぇでさ…まぁ気にすんな」
「どうせお肉ついてまっ…ん」
言い返したところで口を塞がれた。
「お、沖田さ…」
「お前、ほんと…楽しいでさ」
沖田さんは嬉しそうに目を細め、またキスを落としてきた。
私は、沖田さんのなんなんだろう。
目の前の笑う沖田さんを見ると胸がキュウウと締め付けられた。
この胸の締め付けはとにかく苦しくて、でも泣きたいなほど甘くて…
もう、認めよう。
これ以上は限界だ。
ー私は、沖田さんが好きだ。
つづく
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