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「あ、の、流石に急すぎません?」
「いいじゃねぇか。ちょうど立派な着物も着てることだし」
帰ってきたその足で近藤さんに女だと打ち合けようと沖田さんに提案され、今現在私たちは局長室の前にいた 。
「私切腹ですかね?」
「その時はオレが介錯しやす」
「冗談に聞こえないのでやめてください」
「まぁ、そん時はオレも一緒に腹切らぁ、ほら行くぞ」
沖田さんに手を引かれ、局長室へと声をかけた。
「すいやせーん」
「ん?総悟か?」
部屋で書類の仕事をしていた近藤さんは顔を上げ、着物姿の私を見て驚いた。
「総悟…?そちらの方は?」
「あの、私…えっと」
「待て、総悟その怪我どうした?大怪我してるな」
「コイツにやられました。まぁ、任務には影響しなよう努めまさ」
「え?この子に!?総悟が??お嬢さんどこの剣豪??」
「こっ、近藤さん…あの名字です」
「え、男装君!?」
「私、本当のこと言わなくちゃって…あの…」
深呼吸をして、硬直して目をパチパチさせる近藤さんを見た。
「真選組1番隊名字男装改め、名字名前と申します!近藤さん!嘘ついててすみませんでした!!!」
「男装君…?」
「私は…女です」
「え?え?ええ?」
近藤さんは滝のように汗を流し、固まった表情で私を上から下まで何度も見た 。
「待って、ねぇトシ呼んでくるから。トシ〜〜」
慌てて土方さんを呼びに行った。
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