飲み会2
「というかリエーフのその質問の意味が全然分かんないんだけど」
「え!?普通にあれですよ、そのー……Hカップを揉んでみてどう、とかそういう……感想的な?」
「別に……そんな大差ないでしょ」
「ハァーー!?」
「いやいや研磨さんそれはないでしょ!え、てかもしかして歴代の彼女全員巨乳で巨乳慣れしてるとかそういう感じですか!?まじ!?」
「……適当なこと言って自己解決しないで」
「いやいやでもここは俺からも言うがあの胸は特別だろ!なぁ!?」
「俺に振らないでくれ」
「なぁ!?」
「ですよね!?ぜーーったいふにふにのふにゃふにゃですよね!?」
「……俺の嫁で変な想像しないでくれない?」
「「俺の嫁!」」
研磨は嫌そうな顔をしてビール飲み込んだ。まさか幼馴染の下の話を聞けるなんて(聞けるかはこれからの俺ら次第だけど)思ってもみなかったし嫁はあの伝説のグラドル辻川みのりだ。奇跡中の奇跡みたいな状況だけど、研磨を見る限り本当に彼女を大切にして楽しくやってるんだろうと思う。
まあ正直付き合ってた頃からみのりちゃんからの大好きアピールは凄かったし、研磨が振らない限りいつかこうなるとは思っていたけどまさかこんな早くなるとは思ってもいなかったしみのりちゃんが引退するなんて夢にも思ってなかったからその日だけは研磨のことを少し恨んだ。
「手に収まるのか?」
「……夜久くん、聞く?」
「あっいやごめん、あまりに2人が必死だからなんか俺も気になってきちゃって」
「そうだ!なんか一つでいいから有能な情報が欲しい!」
「……手には、収まらない…けど、」
「収まらない!」
「けど!」
「……まあ、触り心地はいいんじゃない?」
「「「うわぉぉぉぉ!!」」」
ここは高校時代の部室か?と思うほど湧く俺らに当事者の研磨は呆れ顔なわりと少し羞恥心もあるようで顔を背けていた。が、思わず夜久とガッツポーズをしてリエーフとハイタッチをするほど俺らのテンションは最高潮に上がった。
「つーかこの際聞くけどみのりちゃんやっぱする時も最高にエロいのか!?」
「あー!てかすごいリードされそうっすよね、研磨さん!全部何から何までみのりちゃんがやってくれそう!」
「うわー何それ最高かよ、ハーーー」
「黒尾、拝むな拝むな」
「……好き勝手言ってるけどみのりがやってたのはグラビアでAVじゃないから。だから特別セックスが上手いとかそういうわけじゃな……何その顔」
え 何それ
つまりみのりちゃんはあんなエロいポーズしたりエロい格好したりしてたのに本番は慣れてないとかそういう…………?
あれだけ騒がしかった空気が一変して研磨以外の輩が賢者タイムに入っているのが分かる。いや、分かる。俺だって研磨には悪いけど一瞬で色々と巡ってしまった。
「黒尾さん」
「……なんだよ」
「俺、絶対グラドルと結婚します」
「………………俺も」
いやクロは無理でしょという研磨の言葉は聞かなかったことにした。
end.