「みのり!大丈夫だった!?」
「あやちゃん、ごめんね。ご心配お掛け致しました。」
「もう!本当に心配したよ!いくら連絡しても病院教えてくれないし!御見舞行きたかったよ!」
「ありがとう。ただの検査入院だったから平気だよ〜。」
「それにしても何かほっそりしちゃって心配だよ。」
「ん〜病院食って太らないから、今日から増えてっちゃうよきっと。」
「積極的に増やしていこう!」
「はーい。ふふっ。」
やっぱり学校は楽しい。私はあやちゃんから休んでいた間のノートを借りて、席に着く。もうすぐテストだし挽回しないとなあ。
「おはよ。」
「あ、月島くんおはよう!」
「元気そうじゃん。」
「うん!ありがとう。」
いつもと変わらず声をかけてくれる月島くんはやっぱり優しい。月島くんとその後部活のこととか授業が始まるまで話をした。
「今日このまま帰んの?」
「え?あ、うん。帰るよ。」
「少し体育館寄れない?」
「…部活前に邪魔じゃない?」
「みんな辻川さんのこと心配してたから来てあげれば?」
「…じゃあ、少しだけお邪魔しようかな。」
私は月島くんに誘われ、体育館に向かった。扉を開けると既に着替え終わってアップを始めてる影山くんと日向くんがいた。
「辻川さん!!大丈夫!?」
「日向くん久しぶり〜大丈夫だよ。」
「入院したって聞いたからすっげえ心配だった!」
「ごめんね。でも検査入院みたいなものだったから平気だよ〜。」
「よかった!」
「…もう学校来て平気なのか?」
「うん!何か学校で会うの久しぶりだね。」
「お、おう。」
「え、学校の外で会ってたの!?おい影山!!」
「う、うるせえ日向ボケェ!」
「あはは、あ、田中先輩!」
「みのりちゃん!!おい平気かよ!またちょっとちっさくなったなあ。今日からちゃんと食えよ?」
「はーい。あれ、ノヤ先輩も復活ですか?」
「おうみのり!久しぶり!お前入院したって聞いたぞ、大丈夫か?」
「この通り大丈夫です。ありがとうございます。」
「みのり!?」
「澤村先輩、ご心配お掛け致しました。」
気がつけばバレー部のみんなが集まって私のことを囲んだ。少し暑かったけど、ここにいると私は1人じゃないって勘違いしてしまう。でも今だけは、そう思いたかった。