「テレビ、見たよ。」
「…おう。」
「おめでとう。勝ったね。」
「ああ。辻川さんも、あ、そもそも俺聞いてなかった。」
「ご、ごめんね。でも絶対また影山くんと会うって思ってたから。…こんなに早く会えて嬉しい。」

そういうと影山くんから一度離れ、ゆっくりと顔を見た。ああ、影山くんだ。夢に何度も出てきた。会いたくて、会いたくて仕方なかった。

私は彼の頬に手を添えると、影山くんがその手を握りしめてきた。

「生きててくれて、ありがとう。」
「っ…う、ん。」
「俺も、また会えて嬉しい。辻川さんと離れてから、辻川さんと会うことだけ考えてた。」
「……、」
「好きだ。…もう、俺から離れようとしないでくれ。」
「っ…う、ん、影山くん、私とずっと、…ずっと、一緒にいてくださいっ、」
「当たり前だ。」



美しいきみへ、これからの私たちの未来を繋いでくれますように。

美しききみへ、これからの俺たちの未来を繋いでくれますように。