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「……ん……、」

目が覚めると爆豪くんに抱き締めるような形で眠っていたようで立派な胸筋とおはようございますをした。爆豪くんはめずらしくまだ眠っているようでいつものヒールっぽい顔はそこになく凄く穏やかだった。こう見ると肌も白くて綺麗だし睫毛長いし鼻も高いし薄い唇も可愛い。モデルみたいな顔で何分見てても飽きないなぁとしみじみ見てしまう。
もぞりと体勢を変えようと少しだけ動くと腰に鈍い痛みを感じる。昨日は、恥ずかしいことをたくさんしてしまった気がする。というかプロヒーローの体力凄すぎる。一体何回したんだろう…散らばってる開封済みのゴムのパッケージを確認するのが怖かった。
でも、すごい…何度も言っちゃうけど、すっっ…………ごいかっこよかったな。

「……ん、」
「……おはよう、爆豪くん」
「……おー」
「朝寝坊しちゃったね。もう朝ご飯の時間終わっちゃった」
「……何時」
「もう10時だよ、チェックアウトまであと1時間」
「まじかよ」
「ふふ、大まじ。ん〜でも私今日どこにも動けないかも……、だから昨日言ってたお昼のカフェと買い物はやめて家帰らない?爆豪くんもまだ寝足りないでしょ?身体ゆっくり休ませないと」
「……それでいいんか?」
「え?何が?」
「お前昨日楽しみにしてただろうが、……買い物とか」
「えーだって私爆豪くんにおんぶされることになるもん。そんなの情けないし爆豪くんも大変でしょ?」
「余裕だわ」
「ふふ、でもいいの。買い物はまた今度付き合って?それともお家にいるの嫌、かな?」

爆豪くんは覇気にかける舌打ちをして唇を重ねてきた。それは甘く、昨日の続きみたいに舌が絡まる。朝だからって爆豪くんのテクは関係ないようで私は直ぐに息が苦しくなってしまうのに余裕そうに笑った後悪くねえ、と言った。また気絶しそうなくらいかっこよくて思わず布団を頭から被った。
それから少し布団の中で何回かキスをして、時間に追われながらもホテルを出るギリギリまで2人の時間は甘い時を過ごした。