かがみあわせ


気づいたら一緒にいた。
親と親がきょうだいなだけ、だけどキミとはいつも一緒。
キミとワタシは別人。でも、隣のキミを見れば、鏡を見ているようで、とても不思議な気持ちで楽しかったんだ。
心にも思っていない暴言を吐けば、鏡のキミも同じように言ってくる。それが楽しくて、いつもいつもキミと違う所を探してく。

少しずつ大きくなって、どんどんキミとは違ってくる。
いつも探していたはずの違いがくっきりと見えてくる。
ワタシの鏡だったキミはどんどんワタシと違ってくる。
それがすごく、すごく気持ち悪くて、鏡合わせになるように、キミの目玉を潰したの。
キミは黙って受け入れて、苦しそうに笑って言ったね。

「おそろいだな」

って。

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